死生観から創造する死に様と生き様

 

愛知を飛び出し静岡へ

 

今回の目的であるうつしきスタッフ永久欠番である

 

たしろのお墓参りへ三島に降り立つ

 

そこからご両親に迎えに来ていただき富士霊園へ

 

ほんと身近な家族のような仲間の死によって

 

自分の人生にここまで影響を与えることになるとは思いもしなかった

 

多分たしろが亡くならなければこのブログも始めてないかもしれないし

 

色々なことを始めていない氣がする

 

死を意識出来たことによって時間の有限性を意識し

 

死を意識することによって生をどれだけ大事にしようかと真剣に考えた

 

僕らの日常に当たり前なんてことが何一つ無いということ

 

死生観

 

子を産むという生物の行為の中でもっとも喜ばしいことの一つ

 

と同時に自らの死が訪れる

 

生と死

 

どう受け入れればいいのか全く解らなかったし

 

今も解っていないのが正直なところ

 

だけど今は今まで以上に生を濃く生きようとする意志が芽生えた

 

あの時あれをやってればよかったという後悔を一切なくす

 

子を産むという創造を死を以って為す

 

ある種究極的とも言えるくらいに美しいと言える死に様なのかもしれない

 

もし死後の世界というのがあるとすれば

 

そっちの世界はどんなだろうか

 

肉体という縛りから解放された世界

 

行きたいところに飛べて

 

時間という概念からも解放される究極の自由

 

人はこの肉体がある限り制限が課されている

 

このある種の制限の中で何を出来るかが

 

生きるということに直結するのだろう

 

だからこそ毎日の時間のどこかに死を意識する時間を設けてみる

 

明日死んでも後悔ないぞというくらいに今日を生きてやるのだ

 

それが過去から未来に歴史を繋ぐ僕らの生きている役目だ

 

今を生きる

 

誰かのでは無い自分の今を

 

忘れてはいけない

 

文化も伝統も先人たちの死の積み重ねの連鎖で成り立っていることを

 

だからこそ精力的に学ぶのだ

 

新たな決意を胸に秘め死ぬまで学び続ける

 

慢心なんてこれっぽっちも無い

 

誰かになんてなれないし

 

誰かの為に生きれない

 

自分の為に生きてこそ初めて人を活かすことが出来る

 

それを忘れてはならない

 

夕方市内に移動しpanchavatiケンさんヒナさんの家にお世話になる

 

移動と外食続きの体にケンさんのご飯が染み渡る

 

静岡市内のど真ん中に在るオフグリッドな秘密基地

 

俺も格好良く年を重ねていきたい

 

死に様を意識して生き様を正す

 

硬く張らずにね( ^ω^ )

 

さあ四日ぶり宮若の賑やかな我が家に帰るぞ〜

 

今日も最高な一日を

 

 

 

yasuhide ono | 小野 泰秀

五児の父 世界放浪の際にアクセサリー制作の活動を開始 2013年福岡県宮若市に移住 2015年9月新月より福岡県宮若市にて「うつしき」というギャラリーを始動 日本の美意識、東洋的価値観、装身具の持つ”心を装う”という機能を追求する

うつしき

暮らしと道具のあいだ

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