何も知らないという事実を突きつけられるからこそ立ち上がれる

 

あらゆることを網羅して知りたいと思う自分がいる

 

だけど死ぬまでに全てを学ぶことは到底できない

 

知れば知るほどに学べば学ぶほどに

 

何も知らない自分を知り絶望に近い気持ちが芽生えてきたりもする

 

まっさらな空間にただ独りぼっち

 

あぁ知れば知るほどなーんも知らないんだなぁ

 

ある種の無力無気力感が襲ってくる

 

知らなければ知らないでも良いじゃんという声

 

知ることを放棄してしまう恐怖

 

アァァァァァァアぁぁぁぁぁx

 

くだらない葛藤との戦い

 

それでもなんとかもがきあがいてみる

 

こう考える経緯を書いてみると

 

本を出版するにあたって過去の文献を色々とみていく

 

今でこそZINEなどの自費出版が盛り上がっている

 

でも70年代の工作舎から出版されていた松岡正剛監修の「遊」

 

その当時今とは全然違う環境下の中であれだけの密度と熱量

 

知識量がほんと濃過ぎる

 

それを観てしまうと自分の薄っぺらさに絶望してしまいそうになる

 

全宇宙誌を今の自分と同い年の時に出版していることなんて考えると

 

情報の歴史 – 象形文字から人工知能まで – で46歳の時の出版かぁ

 

それを考えるとまじヤベェー!!今まで完全にぬるま湯に浸かってた

 

ここまで深く網羅しているのってやばいな

 

いくら本の編集やデザインが専門分野外とはいえちょっとネジを回さないと

 

遅いかも知れないけど今知れてほんと良かった

 

目指すべき指針は見えてきた

 

表現ってある種裸を見せるようなものだから

 

突き詰めて深い人を前にした時に

 

自分のたるんでる思考とか薄さとかがドバーッと押し寄せてくる

 

どれだけこの人たちやってきたんだろう

 

今の70代後半で現役バリバリの人をみるとほんと背筋が伸びる

 

松岡さん然り田中泯さん然りタモリさんも同年代

 

ほんとすごい世界だなぁ

 

同年代のライバルたちとの切磋琢磨

 

何かを作りたいという熱い想いとディスカッション

 

それが歳を重ねても変わらず緩まずに同じテンションでいられるというそれがすごい

 

毎日朝1500字を目安としたこのブログ

 

なんとか280日くらいは続いてる

 

でも質を高めるには毎日じゃ無くてもっと文字数を増やして

 

一つ一つの内容を深くさせた方が良いのでは?!という考えもどこかしらあって

 

それでも今年いっぱいは毎日のこの朝の一時間という制限の中で書けるように続けてみたい

 

定型のフォーマットはいつか飽きられる

 

でも10年続ければそれがスタイルと呼ばれるようになるから面白い

 

深みは続けていく先にしか見えてこない

 

年上で現役バリバリの人を前に自分の薄さを感じるのはむしろ良いこと

 

ここで勘違いして張り合っていくのはレベルを見誤っているともいえるだろう

 

自分の立ち位置踏まえられないくらいガキでもない

 

それでも威勢良く大物ラッパーを前にマイクジャックをしていた般若とか漢 a.k.a. GAMIってすごいな

 

ヒップホップの世界だとそれで

 

バンドの場合対バンの前座でメインを食う感じとでもいうのかな

 

まぁ虎視眈眈と狙っていこう←気づいてる方いらっしゃると思いますが内心はギラギラ系。笑

 

そんなこんなで子どもたちを起こす時間でーす

 

いやぁ生きてるって面白いですね

 

気持ちのジェットコースターが昨日は激しかったなぁ

 

でも尊敬できる人がたくさんいて良かった

 

自分も目指すはそこ

 

多くを語らず背中で示す←でも文章表現では語らないと成立しない

 

そんなこんなで今日も最高な一日を

 

 

 

yasuhide ono | 小野 泰秀

五児の父 世界放浪の際にアクセサリー制作の活動を開始 2013年福岡県宮若市に移住 2015年9月新月より福岡県宮若市にて「うつしき」というギャラリーを始動 日本の美意識、東洋的価値観、装身具の持つ”心を装う”という機能を追求する

うつしき

暮らしと道具のあいだ

©yasuhide ono