平常心とプラトンの残した言葉と武士道

 

移ろいゆく季節の中

 

夜はカエルの大合唱が始まり今年もかなり賑やかです

 

またこの季節がやってきた〜と

 

人それぞれ流れている時間は違うというのはいつも思っていて

 

あくまで時計の示す時間は世界で共通認識するための記号なだけであって

 

そっちに縛られるより自分の腹や身体で感じる時間の流れというものを

 

信じていきたいと思っている

 

毎日、朝と晩のミーティング中ある武道の型を取りながら

 

みんなで5分瞑想するのだが

 

普通の瞑想5分するのとその型を維持しながら

 

する瞑想だと5分という時間が全然違くて

 

もう最後の方なんて、まだ5分経たないの〜?!とか、早く終わってくれ〜

 

となるから面白い

 

その体勢が慣れてないと普通にやるにもなかなか不安定なのに

 

そこで目を閉じるともうやばいっす

 

普段如何に視覚というものに頼りっぱなしだったか

 

目を閉じた途端ぐらんぐらんと不安定になるから面白い

 

そうすると負荷の掛かり方が全然違くてかなりキツい

 

足裏の中で自分を安定して支える一点を探る感じ

 

これを継続していくと確実に忍耐力がつくし

 

何が起きようともわりかし平常心でいられるのです

 

昴 というバレエの漫画があるのですが

 

コンテンポラリーダンスというある種の出来る技術を最大限に駆使する自由な表現と

 

バレエという張り詰めたピアノ線の上を踊るような危うさの中で感覚を保ち表現するというシーンがあり

 

主人公は後者を選んだのですが

 

ここでどっちが難しいとかの話ではなく

 

もしあなたが日常でピアノ線の上をずっと歩くイメージで生きているのと

 

何もイメージせずに生きているのでは

 

とっさな出来事への身構えが変わってくるのです

 

これが宮本武蔵が残した五輪書の中で書いてある

 

平常心の意味だと僕は解釈していて

 

今の時代アスリートや即興での表現を迫られる料理や音楽の演奏や演劇とかでもないと

 

なかなか体験したり考えたりするのは難しいかもしれない

 

表現者の場合、その場にいる観客を自分の表現に惹きつけなければならないから

 

この中で平常心をどれだけ深いところで研鑽し保ち続けていられるかどうか

 

そして観客も目が肥えてくると更にを期待されてしまう

 

その期待に応え続けられるかどうかは大事なんです

 

張り詰めすぎて重圧に負けてしまうこともあるかもしれない

 

そんな人たちのことを見てきました

 

でも負けてもいいんです

 

その深さを知ってるかどうかが次の挑戦に絶対に繋がるから

 

偉大な哲学者プラトン先生も残してくれたこの言葉

 

勝つは己に克つより大なるはなし

 

勝つことで最もたいへんなのはおのれの気持ちに勝つことである

 

ほんとその通りで言い返す言葉がないっす

 

僕は人は弱いものという前提で考えていて

 

その為にこの毎日があると思ってます

 

あらゆることが修行の場に繋がっていて

 

この時こうだったから次はこう対処してみようとか

 

改善点を模索する

 

そう考えると全部が実践の場だし失敗なんてないのです

 

失敗って言葉のイメージをポジティブに再解釈する

 

今より良くなる為の通過点

 

そう置き換えてやれば少しは挑戦しやすくなるのかな

 

僕の好きな武士道を突き進むラッパーTHA BLUE HARBの

 

ILLBOSSTINOとOLEDICKFOGGYの作った名曲

 

” 弾丸さえあれば ” という曲があるのですがそのリリックの中で

 

弾丸がなくてもやる奴はやる 夜まで待たずに朝やる
ひと山いくらに絡まず もっとこう大きなものに向けて腹立つ
お手手繋いで仲良くには関わらず 出し抜き上等かます嫌な奴
末長くはねぇって事だけは解る 長居はしねえで羽ばたく

やれるかやれないかじゃなくてさ やるしかないって事に気付けば
始められたも同然さ 弾丸が入ってねぇその玩具を捨てな

 

HIP-HOPとラスティックのコラボなので言葉の表現は強いのですが

 

僕はここをいつも大事だなぁと見ていて

 

やる奴はいつの時代もやるっていうのは

 

いつの時代も変わらないというのは不変の真理なんじゃないかな

 

まずは第一に行動してみる

 

そしてどうすれば伝わるか考える

 

また行動してみる

 

その精度が上がってくれば

 

仮説→実験→検証を繰り返し

 

それが経験値となってくるのです

 

だから現状維持して呑気にあぐら書いてる暇は無し

 

止まったら死んでしまうマグロの如く生きているyasuhide onoです←なんかかっこ悪い笑

 

どちらかというと体育会系というよりは武士道の持つ精神論が好きです

 

さて今日も子どもたちを起こす時間です

 

うつしきでの陶芸家 市川孝さんの展示は今日までです

 

オンラインは明日の午前11時までとなっておりますので

 

最後の更新の18時を楽しみにお待ちくださいね

 

展示延長したのにあっという間でした

 

僕の展示は来週土曜日より二年ぶり名古屋AUTHORさんで行います

 

新たな面白い試みをしますのでひとまずAUTHORさんのブログを読んで見てくださいね

 

今日もいろんな情報を決めつけずジャッジせず誤読せず

 

二分割情報処理からの卒業を

 

それでは最高な一日を

 

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open 13 – 18(アポイント制) 陶芸家 市川 孝 展 残り二日 @takashi_ichikawa1212 めでる いつくしむ いとおしむ 日本語って凄く奥行きがあってきれいだなぁと思うことが多々有る 風情がある 風の中に趣きや味わいを見出す そんな景色と出会うことが出来た今回の展示 普段土を触わり器を作る市川さんの手が触れる花 土から植物が生まれ土で出来た焼き物に納まる この中には自然の循環しかないのです youtube更新しました 料理家 髙倉優仁子編 @yuniko_takakura 音楽は太田美帆さん @ura.cantus 今日もオンライン、オフライン共に宜しくお願いします 雨降りな宮若市 まんまるな一日を◯ . . *5月2日(土)~10日(日) 市川孝 展 をご覧いただき有難うございます。 5月17日(日)まで延長できることになりました。 オンライン掲載は5月18日(月)11 :00までとなります。 *展示期間の18時より毎日作品を更新致します。 (店休日の12 日、13日は更新もお休みします) 何度でもご覧くださいね。 延長の為、 ⚫︎引き続きお買い物をお楽しみ後の発送 ⚫︎現在お選びのものでの発送 のご希望の方をご連絡ください。 *オンラインでの表示送料は基本料金となります。 梱包が60サイズを超える場合は、追加料金を頂戴いたします。 受注確認メールにて正式な送料をお知らせします。 複数点ご購入いただいた際は合わせて発送いたします。 何度ご注文いただいても、期間中のお買い物は送料をおまとめして一件ずつの送料はいただきませんのでご安心くださいね。 到着日にご希望がある場合はお知らせ下さい。 ※一度ご購入いただいた後に後日更新した商品との交換による変更はご遠慮下さい。 ご不明な点がございましたらinfo@utusiki.com へご連絡下さい。 写真 小田雄大 @yutaoda_fukuoka

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yasuhide ono | 小野 泰秀

五児の父 世界放浪の際にアクセサリー制作の活動を開始 2013年福岡県宮若市に移住 2015年9月新月より福岡県宮若市にて「うつしき」というギャラリーを始動 日本の美意識、東洋的価値観、装身具の持つ”心を装う”という機能を追求する

うつしき

暮らしと道具のあいだ

©yasuhide ono