西洋哲学と東洋哲学のアプローチ

 

西洋哲学と東洋哲学

 

そのアプローチは対極とも言えるほどに違う

 

ざっくり書くと

 

外側に真理を求めるのが西洋哲学

 

内側に真理を求めるのが東洋哲学

 

こう書けば解りやすいかな?

 

真理を求めるべく議論に議論を重ねて行き

 

無知の知の自覚から何も知らないということを知り

 

そこから深めて行く

 

このリンゴはそもそもなぜリンゴと呼ばれるのか?

 

赤いと言っても自分以外にも赤いと認識しているのか?

 

それを証明する方法とは?

 

このリンゴをどんどん細かく刻んで言ってその一粒もリンゴと言えるのだろうか?

 

などなど延々と問い続けて行きその先に一つの答えらしい輪郭を求めていくのが西洋哲学のアップデート方法

 

今は科学技術の発展により知り得なかったことがどんどん解明されている

 

見えなかったことが見えるようになり

 

理屈がロジカルに解明されるようになった

 

一種のオカルトとされてきたことでさえそれがオカルトではないと解ってきたのです

 

この草を食べるとあなたのその病気治りますよと言うと

 

時代によっては魔女扱いされて迫害されることだって

 

中世のヨーロッパでは普通にありましたからね

 

怖いもんすよね( ;∀;)

 

反対に東洋の場合だと

 

悟ったと言う覚者が弟子たちに説法を説いていくのが経典となり

 

それをベースに自分の中にこそ真理があるんだと言う風潮が東洋哲学の流れだろう

 

自己の探求

 

私は存在しない

 

全ては 空 である

 

ざっくり書くと行き着く先は何も無いと言う教え

 

神に近づこうとする西洋哲学と自分なんてない滅私な考え方の東洋哲学

 

そもそもゴールが真逆なんですよね

 

強者が歴史を作ると言う地球のルール

 

資本主義は強い強者を作り出すシステム

 

強者が生き残っていく流れができていくのです

 

ここで日本という国を考えてみる

 

戦前までは東洋哲学を発展させた神仏混淆が考え方の元にあった

 

戦後は日本の教育システムを考えることをさせない詰め込み暗記教育にさせられた歴史的背景というのがある

 

なのでそもそもまず馴染まないんですよね

 

世界は宗教(自分の求める教えこそが一番)戦争の今も真っ只中にいる

 

対立と分断

 

価値観や思想の違いを押し付け合いそこから生じる不信感

 

これを利用したのがマスコミによるプロパガンダ工作

 

反日感情を利用してみたり

 

人の感情を逆撫でる内容だったりね

 

そこにいち早く気づき脱却しないと延々とそのループにはまったままになってしまう

 

相手との違いを受け容れてやる度量を持つのが学びの本質

 

学ぶことによって無くすことのできる争いは山程ある

 

ある一部分のみをフォーカスしてその人のことをみてしまうフィルターを外すこと

 

全体性で捉えることができなければ人の本質なんて解りっこない

 

哲学を学べば生きる意味が少しは解るだろう

 

でも実践と行動をベースにしないとただの言葉酔いになってしまうのでご注意を

 

難しい言葉を知っている自分に酔ってる人もたくさんいますからね

 

そうではなくて実際に動いて残ったものだけが自分のできること

 

真理めいたことを言ってる人の私生活がボロボロだったら誰もいうこと聞きたくないでしょ?

 

来世じゃなくまず今世をどう生きるのか

 

過去の魂がどうこうではなく今の生活が肝心要なんです

 

手塚治虫先生のブッダを子どもと一緒に読み直そう( ´∀`)

 

漫画や映画などは芸術の一種

 

ここに自己投影してみて自分だったらどうするかを考えてみる

 

これを歴史的偉人だったらこの問題をどう対処するのか?

 

学ぶことは深みを出してくれる

 

身体の滞りを無くして思考柔らかく

 

こだわりや執着を無くして純粋に目の前のことと向き合う

 

なんか結局言いたいことはいつも一緒

 

少しでもみんなが生きやすい世の中になるように

 

揚げ足取り監視社会からみんなで高め合う社会への移行を

 

もうすぐその時は来るでしょう

 

さーて子どもたちを起こす時間となりました

 

今日は週の始まりですね

 

うつしきは展示中ですが7月28日(火)はおやすみですのお間違えのないように

 

今日は開いてますよ

 

8月は展示終了後まるまる夏休みをとります

 

今一度体制を整える為や今後の動きを考え直す

 

まとまった時間を休んでみて何を感じて見えるかどうか

 

と言いながらも山形ビエンナーレの撮影や

 

自分の個展が二つ入ってるしオーダーが溜まってるんで普通に仕事はしてるんですけどね

 

働きすぎな世の中だからこそ出来るだけ長ーく仕事をしていきたい

 

そんな感じで今日も最高な週の始まりを

 

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作品展のお知らせ @cite_hiroshima 8月1日(土)より広島にあるギャラリーcite'にて作品展を行います 今回は虹彩を感じる作品をメインに絶賛制作中 インドの古物と併せて楽しんで頂けると嬉しいです 滞在期間中は良さんと合宿になるんだろうなぁ笑 以下展示の詳細です ↓ yasuhide ono 個展 “weaving spectrum” 2020. 8.1(土)-10(月)

会期中無休
OPEN 12:00-19:00
在廊日 8/1-2
2年おきの風物詩、うつしきオノさんの装身具&古道具展を開催します。 今回の展示はレインボームーンストーンやラブラドライトなど虹の天然石と、 『編む』ということについて改めて注目したいと思います。 オノさんのことを考えると浮かぶ虹の現象。 そろそろ展示の準備をと思い始めた4月ごろ静まる世界でたくさんの虹を見た。 プリズムを介して顕現する分光スペクトル。 どこにでも存在している見えない周波は美しい光として身の上に現れる。 長い時間をかけて結晶化した石がその媒介となる。 編むという行為は人体や環境に組み込まれた原理に通じる祈りや瞑想のようなもの、 編まれた文様はそれらの象徴のようなもの、そんな風に感じることがある。  紀元前の中東で生まれヨーロッパへ伝わったとされるマクラメという技術。 日本の結びの文化を、DNAの螺旋構造や素粒子の動き、神聖幾何学へと結びつけて考える オノさんの作るものは、身にすると調和のための媒介物のようにも感じられる。 様々な天然石による装身具、石探しの旅先で集めるアジアの古道具、、、 その活動全体がスペクトラム=虹を編む印象と重なった。 そんなオノさんの世界、どうぞご期待ください。 *在廊時にはオーダーのご相談もお受けします。

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yasuhide ono | 小野 泰秀

五児の父 世界放浪の際にアクセサリー制作の活動を開始 2013年福岡県宮若市に移住 2015年9月新月より福岡県宮若市にて「うつしき」というギャラリーを始動 日本の美意識、東洋的価値観、装身具の持つ”心を装う”という機能を追求する

うつしき

暮らしと道具のあいだ

©yasuhide ono