禅とマインドフルネス

 

禅について学ぶ日々

 

禅 マインドフルネス

 

シリコンバレーの中(主にスティーブ ジョブズきっかけ)で流行り逆輸入的に日本のビジネスパーソンの間で再燃

 

今名だたるIT系大手企業の中でも瞑想が普通に取り入れられている

 

禅は大乗仏教の一部であり

 

中国で達磨大師から慧能に引き継がれ

 

そこからいくつか間が入り鎌倉時代に道元の元で曹洞宗として日本に拡まる

 

その後中国では廃れてしまうが日本では今に到るまで残っている

 

禅思想が昔から結構好きで禅語なんか読むと今でもグッとくる言葉に出会える

 

寺も宗派によって派手なものも多々あるが

 

禅寺の寂れた感じっていうのはなんかしっくりくる

 

削ぎ落とした美とでもいうのか

 

質素や簡素を一つの美学におく

 

精進するという言葉

 

雑念を去り一心に修行すること

 

これを日々の作業の中で大事にしていること

 

でも頭の中は雑念に湧いてしまい

 

あーでもないこーでもない

 

と超せわしないのです

 

精進料理

 

出汁文化が日本の醍醐味だと今でも思っていて

 

お吸い物って美しいと感じてしまう性分

 

こってりが続いてしまうと大味好みになってしまうが

 

精進料理などで今の自分にあった味付けに調整する

 

微細な味の奥行きを感じられる感性を養う

 

その奥床しさをお吸い物に感じていたい( ´∀`)

 

それでも焼きトンや煮込みも好きなんで極端ではないですよー

 

でも内臓の調子がいいのは出汁の微細さを感じられる時

 

山岡鉄舟氏の剣禅話

 

無刀と無敵を旨とする一刀流

 

剣の世界と禅の世界を結びつけた考え方が武士道の中にも宿っている

 

バガボンドの中でも宮本武蔵や柳生一刀斎の近くに沢庵がいたのも

 

斬り合いの生と死をかけた世界の中で如何に心を沈め平常心でいられるかを説いている

 

みんな刀を脇に抱えるあの時代

 

自分の感情のみで斬りかかっていたら命がいくつあっても足りやしない

 

ここでマインドフルネスに立ち戻る

 

現在マインドフルネスと呼ばれる大半はリラックスと集中力増加を目的としたビジネス瞑想

 

瞑想をすることによって脳内にアルファ波が発生してリラックス効果を得ることができる

 

これによって集中して作業できるのが理屈だ

 

瞑想も毎日継続をして深くなればガンマ波が発生する

 

このガンマ波が生じる状態を日々目指す

 

ガンマ波は天然の抗うつ剤とも言われており

 

極度な集中力アスリートでいうゾーンやランナーズハイのような状態をさす

 

作業時にこの域に辿り着きたいと思っているのだが

 

年を重ねていく際に辿り着けたら嬉しいものだ

 

自分の思考もどんどん削ぎ落としていきたい

 

頭でっかちな思考重心よりも

 

重心を下げた行動実践を

 

余計なことばっか考えて手を動かさないよりも

 

少しでも手を動かしていたいものだ

 

そんなこんなで子どもたちを起こす時間でーす

 

禅と瞑想

 

禅の教えも頭の中だけで出した答えよりも

 

行動伴った体験にこそ価値を置いている

 

昨日のブログで書いた西洋哲学は科学の発展に繋がり

 

東洋哲学では行動の伴った実体験による心の機微を感じることに繋がっている

 

どちらがなくても今の世の中はない

 

とにかく悩んだら動き出してみよう

 

うつしきは今日はおやすみです

 

また明日水曜日にお会いしましょう

 

展示に向けてラストスパート!!

 

今日も最高な一日を過ごしましょう

 

 

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作品展のお知らせ @cite_hiroshima 8月1日(土)より広島にあるギャラリーcite'にて作品展を行います 今回は虹彩を感じる作品をメインに絶賛制作中 インドの古物と併せて楽しんで頂けると嬉しいです 滞在期間中は良さんと合宿になるんだろうなぁ笑 以下展示の詳細です ↓ yasuhide ono 個展 “weaving spectrum” 2020. 8.1(土)-10(月)

会期中無休
OPEN 12:00-19:00
在廊日 8/1-2
2年おきの風物詩、うつしきオノさんの装身具&古道具展を開催します。 今回の展示はレインボームーンストーンやラブラドライトなど虹の天然石と、 『編む』ということについて改めて注目したいと思います。 オノさんのことを考えると浮かぶ虹の現象。 そろそろ展示の準備をと思い始めた4月ごろ静まる世界でたくさんの虹を見た。 プリズムを介して顕現する分光スペクトル。 どこにでも存在している見えない周波は美しい光として身の上に現れる。 長い時間をかけて結晶化した石がその媒介となる。 編むという行為は人体や環境に組み込まれた原理に通じる祈りや瞑想のようなもの、 編まれた文様はそれらの象徴のようなもの、そんな風に感じることがある。  紀元前の中東で生まれヨーロッパへ伝わったとされるマクラメという技術。 日本の結びの文化を、DNAの螺旋構造や素粒子の動き、神聖幾何学へと結びつけて考える オノさんの作るものは、身にすると調和のための媒介物のようにも感じられる。 様々な天然石による装身具、石探しの旅先で集めるアジアの古道具、、、 その活動全体がスペクトラム=虹を編む印象と重なった。 そんなオノさんの世界、どうぞご期待ください。 *在廊時にはオーダーのご相談もお受けします。

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yasuhide ono | 小野 泰秀

五児の父 世界放浪の際にアクセサリー制作の活動を開始 2013年福岡県宮若市に移住 2015年9月新月より福岡県宮若市にて「うつしき」というギャラリーを始動 日本の美意識、東洋的価値観、装身具の持つ”心を装う”という機能を追求する

うつしき

暮らしと道具のあいだ

©yasuhide ono