ゆるふわ(個人の自由主義)の逆行を攻めるの巻

 

 

宮城県古川市にある生活道具と喫茶 いびつ

 

店主であり専門学校の同期である佐々木雄一こと大将

 

初めて宮若まで打ち合わせを兼ねて遊びに来てくれました

 

オーストラリアやアジアを旅したりと転換期に一緒にいることが多い

 

専門学校時代に見てたそれぞれの理想と現実のギャップ

 

海外から帰国してすぐのある種の無敵感

 

大抵数ヶ月も経たないうちに現実を突きつけられるんだけどね

 

お店を始めるまでの葛藤なんかを改めて共有する

 

人にはそれぞれタイプがあって

 

僕はどちらかというと後先考えずにまず動いてみるタイプ

 

大将はきちんと石橋を叩いて確かめて渡るタイプ

 

中にはこの橋ほんとうに大丈夫かと石橋叩き過ぎて

 

橋を割っちゃって渡れないタイプってのもいますよね

 

せっかくのチャンスを逃してしまうことになる

 

これはどのタイプがいいとかの話ではなくて

 

理想に対しての距離感の算出がきちんと取れてるかどうか

 

すごい高い理想を掲げて今の自分の技術力での現実的にできることとのギャップに苦しんでる人というのもよく見かける

 

今のできる最善を尽せばいいだけなのに

 

理想の高さゆえに落ち込んでしまう

 

理想は常に求めるんだけど

 

その瞬間瞬間の最適解を導くことのほうが優先順位が高いと思っていて

 

最適解を求め続けることが結果理想に近づいていたりする

 

高い目標というのはあるに越したことはない

 

難しければ難しいほどどうやればいいかを考えるから

 

だらけないし毎日がマンネリにならない

 

自分らしさが求められるような

 

いいんだよいいんだよ

 

好きなことだけすればいいんだよというような

 

ゆるふわ(個人の自由主義) が提唱される時代とは

 

真反対に逆行した考えだとは思うんだけど

 

ビシッと一度きりの人生を走りきりたい

 

困ったことに自分の脳内には常にTHA BLUE HARBのBOSSのリリックがリフレインしている

 

やれるかやれないかじゃなくてさ やるしかないって事に気付けば
始められたも同然さ 弾丸が入ってねぇその玩具を捨てな

 

いつの時代もストイックは煙たがられるのか

 

でも出会う人みんなとことんストイックなんですよね

 

当の本人たちはそう思ってないしそう言わない

 

当たり前だよー的な感じでその空気すら微塵も出さない

 

裏側を知れば自分もっともっとやらねばってなる

 

だから自分のやりたいようにという楽な方に流されてしまう世の風潮には合わせられないんですよね

 

比べてないけど自分の居心地の良さは断然こっちなんす

 

それぞれの居心地の良さの追求

 

書いてることが矛盾してるようなんだけど

 

ストイックが生み出す硬い空気は嫌いなんですけどね

 

重くない軽い空気作り

 

やるのが当たり前の自発力の高い組織であれば重くなる必要はない

 

それぞれがやることが解っているというのは大事

 

さじ加減を知る

 

尺度を沢山持つこと

 

ミリ、マクロ単位から

 

個人と個人の距離感だったり

 

SNS上での距離感だったり

 

組織間の距離だったり

 

地域内の距離だったり

 

この尺度を知ることこそがソーシャルディスタンスの本質だろうと思ってる

 

難しいけど人生は学びの宝庫

 

言葉にするのは難しいし状況においては野暮なんだけどね

 

体験と感覚を言語化していかないと人には伝わらないし伝えられない

 

そんなこんなで子どもたちを起こす時間でーす

 

一週間もあっという間に金曜日

 

うつしきで開催中のMITTAN展も残すところあと三日

 

昨日からオンラインでの掲載も始まり早速求めて頂いた方

 

ありがとうございマッス!!

 

今日も地道にコツコツ発信していきますよー

 

最高な一日を

 

 

 

yasuhide ono | 小野 泰秀

五児の父 世界放浪の際にアクセサリー制作の活動を開始 2013年福岡県宮若市に移住 2015年9月新月より福岡県宮若市にて「うつしき」というギャラリーを始動 日本の美意識、東洋的価値観、装身具の持つ”心を装う”という機能を追求する

うつしき

暮らしと道具のあいだ

©yasuhide ono