遊びの重要性を遊民に学ぶ

 

 

昨日は朝5時半に出発し13時間の運転で1100キロを走破し柏崎に着いたのは18時半

 

子ども達も途中「まーだー?」と多少の文句は言うものの道中を楽しく賑やかに過ごせました

 

今回いびつでのインタビューの為一緒に同行している弟

 

作家さんのところに長距離移動をする機会は割と多い

 

だけど今回僕に一人で13時間運転されるのを目の当たりにして6時間程の距離を長いとは言えなくなってしまった←覚悟の違いを見せつけてやる笑

 

少し早く着いたと言うこともあり子どもたちを新潟の実家に預けて大人は運転の褒美に柏崎の居酒屋”さすか”へ

 

ここのお店がほんと最高で何を食べても美味しいんですよね

 

海鮮は福岡も勿論美味しいんだけど土地土地のまた違った美味しさとでも言いますか

 

久しぶりにcoil4の重野さんもお誘いしての時間だったのですが案の定飲み過ぎてしまい

 

帰りの車中ではヘベレケで早々に沈没してしまいました、、

 

今年でちょうど10周年だと言うcoil4

 

初めて柏崎に来た時にお店にいってほんと衝撃を受けた

 

こんな世界観があるんだぁと

 

そこからアンティークやヴィンテージではない古道具や骨董の世界にのめりこんでいく

 

20代前半の東京時代も世田谷ボロ市や蚤の市だったりには行ってた

 

目黒通りに立ち並ぶアンティークショップだったり

 

西荻にあるアンティークショップだったりと色々と巡っていた

 

撮影のプロップ(小道具)に使用する什器を探したりなんか当時もしていたけど

 

この仕事を始める前の僕にとってはcoil4はその当時のお店のどことも違った印象だったんですよね

 

今でこそ古道具の中でのジャンルの違いというのも確立されつつある

 

物選びだけでなく空間との親和性だったりを意識するお店もたくさん増えた

 

入り口はどこかという体験はかなり大きい

 

coil4で展示させてもらった時にあれこれ教えてもらったことは今でも大きな財産なんだよなぁ

 

昨日の重野さんの数々のぶっ飛んだ話を聞けてやっぱ改めてやばい人だなぁと思いました

 

どこの何にこだわりを持って生きているのか

 

その人の持つこだわりに触れると共感を生む

 

こだわりを持ちなおかつぶっ飛んでる人というのが今自分が思う最高な人たち

 

遊民というのが昔の日本にはあった

 

士農工商という身分というのができたその枠の中で収まらない人たちのことを指す

 

その当時この遊民たちによって芸事や芸能の流行が生まれている

 

遊びのないところには余裕もない

 

面白いことに子どもたちを見ていても遊びのうまい子の周りに人がどんどん集っていく

 

だから僕らはいつまでも精一杯遊ぶ必要がある

 

遊び知らずは面白くない

 

遊びは一芸に通じていく

 

その催された即興性の会を楽しめるかどうかはその人次第

 

BOSS THE MCもライブ観に来た同業者に向かって書いた曲の中で「あいつ俺のライブ楽しめたかな」と皮肉を込めた言い回し

 

楽しみ方というのもまた千差万別

 

こうなっていくとどんどん技の世界の話でお点前を拝見させていただくということになる

 

遊びの世界は奥が深い

 

中途半端に遊んでるのと本気で遊んでるやつの違いはここにも如実に現れる

 

引き出しの数だったりその引き出しの中が整理されてるか散らかってるかによっても違うし

 

遊びの世界侮れんす

 

そんなこんなで子どもたちを起こす時間でーす

 

今日はこれから流木を拾っていざ宮城いびつへ向かいます

 

ここから6時間

 

ほんと移動づくしっすね

 

文句を言ってても前には進まない

 

これは長距離運転の時の自分の教訓っす

 

まずは文句言う前にやろうをマインドセットに

 

どんな空間が広がってるのか今から楽しみ

 

今日も最高な一日を

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

yasuhide ono | 小野 泰秀

五児の父 世界放浪の際にアクセサリー制作の活動を開始 2013年福岡県宮若市に移住 2015年9月新月より福岡県宮若市にて「うつしき」というギャラリーを始動 日本の美意識、東洋的価値観、装身具の持つ”心を装う”という機能を追求する

うつしき

暮らしと道具のあいだ

©yasuhide ono