20/1/2015


福岡に引っ越して来てから、もともと納屋だったこの場所をアトリエ兼ショップにしようと約1年間の打ち合わせなどの準備期間を経ていよいよ工事が始まりました。
築80年ぐらいになるこの建物。
梁や柱を調べてもらうと状態もまだまだ大丈夫そう。
古いものが好きということと、新しい家があまり得意ではないので、
この雰囲気を出来るだけ残してもらうことにしました。
古いもの=歴史がある。
そういう歴史を大事にしたいし、
なんでもかんでも古いモノを壊して新しいモノをっていう価値観も嫌だし、
なにより周りの景観に馴染むっていうことは凄く大切である。
この馴染むっていう感覚はアクセサリー製作においても一緒だと思う。
身に着けた人に馴染む、そんな物作りをしていこうと改めて思うのでした。

yasuhide ono | 小野 泰秀

五児の父 世界放浪の際にアクセサリー制作の活動を開始 2013年福岡県宮若市に移住 2015年9月新月より福岡県宮若市にて「うつしき」というギャラリーを始動 日本の美意識、東洋的価値観、装身具の持つ”心を装う”という機能を追求する

うつしき

暮らしと道具のあいだ

©yasuhide ono