東京日帰り出張で見える景色
日帰り出張戻り空港まで迎えに来てくれた家族
最近ギャルのような喋り方をする娘が交通整備員の持つ赤い誘導棒を見て「あの人ライトセーバー持ってるぅ!!私も欲しい!!」との一言に大爆笑
個人的にはあの棒から連想するのはうすた京介 作 ” 武士沢ブレード ” という漫画だから物に対する原体験は人によってこうも違うんだなぁ
緊急事態宣言中とはいえ世の中の経済が止まっているわけでもないので東京は普段よりは少ないかもだけど変わらず人はたくさんいる
実際目で見て肌で感じた空気
田舎にいると現場の雰囲気というのは読み取れない
今回の出張の目的はCOSMIC WONDERの秋冬の展示会
宮若と青山
数時間前の景色とのギャップに近未来に突如ワープしたかのよう
なかなか味わえないですよね
恒例の青山ブックセンターで普段買えないような本を買い漁る
選書はもちろん品揃えって重要ですね
期待を裏切らないというのは安心感に繋がる
ん?普通本屋に期待値って上げるのかな?
本屋は自らの知識欲に基づく興味を取りに行く場所なわけで美術館や博物館とは役目が違うの当たり前で、それを僕らのような小売のお店にだと人は何に期待して来るのかな?
本屋でも古書を扱うお店なんかは店主の好みが大きく反映される
この人の好み合うなぁとお店とのシンパシーが生まれる
それが例えば青山ブックセンターやジュンク堂、紀伊国屋書店など大きな店構えで多店舗展開となると特に期待もせずになんかないかなぁと入る
ここに個人と大手に求める期待値の違いがあるんじゃないかな
個人商店が数の利で大手に勝つことは大変だけど専門性に特化していけば生き長らえる術はある
ここでしか買えないを大事にすること
じゃあ時代を生き抜くお店(人)の生存戦略として希少性というのがますます大事になってくる
そんなことをブツクサと考えながら歩く青山通り
辿り着いたCenter for COSMIC WONDER
ほんの二ヶ月前に展示をさせて頂いた場所なのでなんか不思議な心持ちでただいま〜感がある
今回のCOSMIC WONDERの秋冬の展示も欲しいものだらけで、、
もうそんな物欲ないよと思っていたんだけど、衝動的な欲しいという煩悩の火が焚き付けられる感覚とでも言いますか
こればっかりは届くのを心待ちましょう
楽しみがあるっていいっすよね
滞在時間があっという間なので足早に次の目的地に向かいます
帰りの空港までの時間を逆算するとギリギリ
目指すは鶯谷にあるサルデスカさんへ
来月うつしきである陶芸家 福村龍太展での料理会をお願いしていたのでその挨拶と打ち合わせ
そして念願のBENTOをゲットしました!!
一つ一つの丁寧な仕事が伝わってきてもう最高に旨いっす
わかりやすく作り手の経験の反映が料理には現れるからもう食べる勉強ですよね
いやぁ飲食業界のリアルな声を聴くと食べに行って応援することしかできないなとほんと痛感する
お店は業種関係なくファンや応援してくれる人、賛同者がどれだけいるかどうかがある種試されている
そこにはもう今までの関係性の紡ぎ方が如実に現れていくんだろうしこの先も同じこととも言える
打ち合わせをなんて思ってたけど飛行機までの時間が全然なく滞在時間10分未満という、、
駆け足で駅まで走ることなんて普段なかなか無い経験
帰りは浜松町からモノレールで港区、レインボーブリッヂ、お台場を横目に駆け足で空港へ向かう
そんな自分目線での日帰り東京出張な一日でした
移動がまったく苦にならない性格でよかったとつくづく思う
そんなこんなで子どもたちを起こす時間でーす
それぞれの場所でそれぞれに生活があって何に照準を当てるかで捉え方そのものが変わるんだろうな
周りの空気に流されることなく今を生きる
その為にもコツコツと手を動かそう
今日も最高な一日を