所有と共有とテクノロジーの行き着く果てはどこか?

 

一日空いてのこのブログ

 

その間僕にとっては一大事で

 

新月の日に車が遂にご臨終してしまいました

 

交差点に差しかかろうとする直前にエンジンからプッ、プッ、プスンッ、、、と音が聞こえたと思ったらエンジンが突如停止

 

あいにくその日は大雨で焦って路肩にずぶ濡れになりながら車を必死に押す

 

レッカーを待ってる間のロードサービスとのやりとりにも悲しいかな慣れたもの

 

たまたま近所だったうつしき映像部小田くんに迎えにきてもらいなんとか無事家までたどり着きました

 

ヴァナゴン短い期間ありがとう

 

故障しがちだったとはいえ車検を前に残念、、

 

よって今は代車生活

 

都会と違い田舎暮らしでは車は必需品

 

家庭によっては一人一台の割合で持っているところも普通にある

 

反対に都会ではシェアリングサービスも充実しているからわざわざ車を買う必要もなくなってきている

 

じゃあ制度としての共有というのはある程度の人数がいるから成り立つのかなぁ?

 

マイホームにマイカーという価値観は一昔前になってきている

 

この先電気自動車や自動運転システムや空飛ぶ自動車の発明を考えるとガソリン車を買うのは最後なんだろうなぁと思いつつ車を選ぶ自分がいる

 

いまどき新車で買うと車種にもよるけど平均200万くらいだとする

 

10年間乗るとして120ヶ月

 

オートローンなどの利息を入れずに1ヶ月約17000円の計算だ

 

その他に車検と自動車税なんかがかかることを考えると所有ってなんすかね

 

それでも同じお金を払うからにはデザインや用途を考えても妥協したくないし

 

割り切ってなんでもいいやともならないから面倒臭い自分がいる

 

でもせっかく最後のガソリン車なら乗りたいのに乗ろうっとクルマ選びを楽しんでいる←なんだかんだ切り替えの早いやつ

 

最近読んだ本の中でイーロンマスクの盟友ピーター ディアマンディスとスティーブン コトラーという人たちの書いた「2030年すべてが加速する世界に備えよ」という書籍

 

世界はそっちに進んでいるのは解るんだけどこの人たちの提唱する世界観にはあまり乗りたくないのは事実

 

この世界色々な人の思惑がありますよね

 

僕はテクノロジーに対して別に懐疑的でもなんでもないしその恩恵をめちゃくちゃ受けている

 

でも人類の発明って全て利便性の追求で思考と身体性の拡張以外ないんですよね

 

遠くに早く行きたいから馬車から車になり、新幹線やリニア、飛行機という進化

 

四六時中の明るさを保つための電気

 

重いものを持つ、運ぶといったことがショベルカーやトレーラーだったり

 

切ることを考えるとノコギリからチェーンソーやバンドソー

 

殺傷と自衛を考えると刀から銃、ミサイルから無人ドローンへ

 

そして究極の発明としての脳の拡張が人工知能といった具合

 

人工知能搭載の人型ロボットが出てきた時に人類はそのロボットに一体何を教えることができるのか?

 

 自動運転装置搭載の車が事故った場合その責任は誰にあるのか?

 

作ってるメーカー?それともひかれた人が悪いの?

 

ロボットの反乱で俺たちに人権持たせろー!!!という展開はSFの見過ぎだろう

 

そんなの出てから考えればいいじゃん!だとそこで思考が止まってしまう

 

スマホだって今の子達にとっては当たり前だけど、それを使ってどんな風になるかなんて少しずつわかり始めてるけどそれもエビデンスの一部と言われれば何も言えない

 

難しいっすよね

 

利便性の追求でしか世界は動いていない

 

でもそうした先の未来というのは隙間時間をスマホやデバイスに取られてしまうことになりかねないっすよ

 

たまに出張で東京行くと電車の中ではみんなスマホに夢中

 

そうなると周囲に対して無関心で自分の世界と同じ車内の景色というのを分離して捉えてしまう

 

スクリーンに自分の観たい景色の全てが置き換わってしまう

 

今でさえね

 

面倒臭いことが何より大事

 

排他的になりつつあればそっちじゃないと道を見直さないと

 

っとそんなこんなで子どもたちを起こす時間でーす

 

毎週金曜日更新のうつしきyoutubeチャンネル更新しました

 

 

 

 

COSMIC WONDER「うすはなそめ」展ダイジェスト

 

この動画を観ながらまた展示の余韻に浸りたいと思います

 

ほんと毎日の時間なんてあっという間

 

五感全開に感じきる

 

その感じ方の違いがそれぞれの違いを生み出すのだ

 

うつしきオンラインでの追加に向けて今日もコツコツ制作していきます

 

最高な一日を

 

 

 

 

 

 

 

 

yasuhide ono | 小野 泰秀

五児の父 世界放浪の際にアクセサリー制作の活動を開始 2013年福岡県宮若市に移住 2015年9月新月より福岡県宮若市にて「うつしき」というギャラリーを始動 日本の美意識、東洋的価値観、装身具の持つ”心を装う”という機能を追求する

うつしき

暮らしと道具のあいだ

©yasuhide ono