書き始めのテンションからかなり軌道修正した話

 

日の出の時間もだいぶ遅くなり

 

当然ながら日が暮れるのも早くなる

 

人間文化、文化人類学、日本文化論

 

今はこの辺りを掘り下げている

 

特に日本文化と歴史

 

日本人なのに全然知らない

 

昔オーストラリアから帰国して色々と日本を旅してたときに鹿児島の知覧にある特攻隊平和会館に行った時のこと

 

これから特攻隊として出撃する前の10代後半の子たちのポートレートを見たときに衝撃を受けた

 

もう本当に10代なの?!というような目の座り方

 

顔に刻まれた決意のようなものが見て取れる

 

死を目前にしたとき

 

まだ10代の子たちに自由という選択肢がなかった75年前

 

お国のためを思って死んでいった人たちの歴史とひとつなぎに今の自分があるとも言える

 

同じ過ちを繰り返さないようにという想いはみんな変わらない

 

だけど今のこの世界

 

かりそめの自由は与えられたが

 

だけどあの生きたくても生きられなかった人たちの分まで果たして生き切ってるだろうか?

 

そこと比べるのは違うと言われればそれまでだが

 

たまに思い考えるんだよなぁ

 

何があるかなんて全く解らない

 

死を前にした時に後悔なく本当に生きられているか?

 

ちゃんと子どもたちに余すことなく伝えられているか?

 

今の時代熱いと煙たがられてしまう

 

そういうのお腹いっぱいでいいや的な

 

その空気に流されてて本当にいいのか?

 

毎日淡々とでもいいから昨日よりも進んでるか?

 

少しでもいいから進んでるか?

 

知らないこと知れたか?

 

新しい挑戦したか?

 

やらない弱い自分ととことん向き合ってるか?

 

これくらいでいいやと妥協してないか?

 

無数の問いが日々現れる

 

でも、このマインドセットが普通の人って正直すごいと思う

 

ゆるめるところと抜くところ

 

息切れしないようにバテないように淡々と走り抜く

 

そのいい塩梅の加減を覚えたいなぁ

 

緩急をつけれた方が速い球もより速く感じられるし

 

 日常と小さな目標と大きな目標に向かった組み立て方

 

どんな時も変化を受け入れ楽しめるやつは強い

 

覚悟と決意

 

これを胸に刻んでおけば何回でも走り出せる

 

そんなこんなで子どもたちを起こす時間でーす

 

書き始めのテンションとは打って変わって

 

熱い感じの内容になってしまった

 

もう少し淡々と日本文化について書こうかなぁと思ってたんですけど

 

知覧での記憶が蘇ってその感覚に引っ張られました

 

生きていることはそれ自体奇跡みたいなもの

 

毎日をどう過ごすかだけは自分次第

 

どこの空気に合わせるか

 

できる限り楽しい笑顔の多いところに僕は合わせたいんですよね

 

あっ!ひとつ告知忘れてたっ

 

明日は新月

 

うつしきオンラインでの作品更新の日です

 

10月17日の0時に作品を更新します

 

1+1+7=9

 

3 6 9の数の持つ神秘的な力

 

調べていくと面白いですよね

 

最近糸の数や編みの目の数を3の倍数でとったりと小さな実験中

 

それで何か変わるかどうかは解らないけど

 

やってみないとそもそも解らない

 

ってことで今日も最高な一日を

 

 

 

yasuhide ono | 小野 泰秀

五児の父 世界放浪の際にアクセサリー制作の活動を開始 2013年福岡県宮若市に移住 2015年9月新月より福岡県宮若市にて「うつしき」というギャラリーを始動 日本の美意識、東洋的価値観、装身具の持つ”心を装う”という機能を追求する

うつしき

暮らしと道具のあいだ

©yasuhide ono