忍耐力と脳は変化を嫌い身体は変化を好むという矛盾について
子育て(時間を必要とした成長を要するあらゆる教育に通づる)において一つ重要なのは忍耐力
特に自分が親や上司の立場だとかなり大事
昨日の出来事でそれを改めて思い知る
思い通りに行くことはない
その前提を4日家を開けただけで忘れてしまう。。。自分の不甲斐なさ
朝、小学生の長男坊を送り出し子ども四人をお風呂に
我が家のお風呂は休息というよりも戦場という方が正しい
僕がみんなの身体を洗って佳王理さんが着替えを用意して一人ずつ終わった順に上げていく
もうね、修行の一つよね
風呂の前にう◯ちしてる子もいたりその日その日の即興演出が繰り広げられていく
そして保育園に送り届けるまでが一勝負
だいたい9時前後に家を出れればいいなぁと思って行動してるんだけど
もう行くよー!時間だから靴履いてー!
と言ってもそれですぐに履いてくれるわけでもなく
長女の「ねぇねぇ髪結んでー。」やら、次男坊どこに消えた?と探すと庭にいたり喫茶室の方にいたりとスムーズに行った試しがない
出張後の自分には久しぶりのその現実がリバーブローのようにじわじわと効いてマジで爆発5秒前状態
ここで怒りに身を任せては駄目だ!と息をフーッと落ち着ける
伊藤一刀斎と佐々木小次郎の相対する場面
小次郎は最初怒りに身を任せて突進して行くもすぐに怒りという感情を切り離して冷静に一刀斎と対峙する
その結果「千点やろう」と一刀斎に言わしめる
話脱線したのですが、自分の思う通りに動いて欲しいというのは自分都合なんだよなぁ
相手の状況をちゃんと見てどうして欲しいかを考えないといけない
保育園の送り迎えでもよく子どもに怒り散らしているお母さんとか見かけるとその気持ちよく解りますよと思う反面、自分がそうならない為にはどうすればいいかを考えなきゃいけない
怒りの感情に支配されてる姿ってのは外から見たらなんか格好悪いからね
こういう経験も学ばせてもらっているんだという気持ちでいれば全てが学びに置き換わる
大人でも子どもでも一緒
子どもは素直に聞いてくれるからいいけど大人だと厄介っすよね
閉ざしてる人だと何を言っても響かないし届かない
開いてもらうにはその人が変わるしかないということもあったりする
どんな時でもしっかり傾聴できる姿勢を忘れたらいけないなぁと自戒するのです
今の場所で留まっていていいのなら話は別だけど階段登って上に行けば視野は拡がるというのは身体を通した経験からもわかること
思考と身体を切り離さないでどれだけいられるか
脳は変化を嫌い身体は変化を好むという矛盾を抱えている
例えで言うと脳はホメオスタシス(恒常性)が働いており変化よりルーティーンを好む傾向が強い
身体はその逆で暑いサウナの後の水風呂が最高に気持ちのいいように環境に合わせることができるので変化に強い
砂漠でも永久凍土の中でも人間は生きていけるくらい環境適応能力に優れている
でも頭の声は楽がしたいからどんどん効率を重視してしまうんですよね
この効率を重視するシステムこそが合理主義であり功利主義の生まれた背景とも言えるだろう
だから何か新しいことを始めようとする際に人は怖さを感じるのは当然のこと
それは脳の回路がある種正常に動いてるとも言えるわけで
その脳の指令を滅して行動できるかどうかがこのサバイバル時代を生き抜く生存戦略とも言えるのです
っとそんなこんなで子どもたちを起こす時間でーす
子育てから脳と身体の関係とあっちらこっちら行ったり来たり
STARDUSTでの展示は日曜まで続きますよ
今年最後の展示なので是非足を運んでみてもらえると嬉しい限りです
今日もコツコツ手を動かすぞぉ
ほんとコツコツしかないんすよ
登山を考えると山頂を目指すのにロープーウェイを使う以外地道に登り続けるしかないでしょ?
じゃあその一歩一歩が大事になってくる
最高な一日を