過去の成功体験に甘んじてると足元を救われるの巻
昨夜公開のうつしきオンラインでの福村龍太作品
あっという間な速さで嫁ぎ先が決まっていき
20時なってからの30分間通知が鳴り止まなかった
この反応をみると脳内の快楽物質ってこんな感じで出てくるんだと体感した身として中毒性がかなり強めっす
アクションに対するリアクション
お笑い芸人が劇場で自分たちの漫才に観客が湧く姿を見て快感を覚えるように
同様に演劇の役者さんや観られる側や仕掛ける側は自分たちの起こしたアクションに対する反応があるとものすごく嬉しくなるもの
受け容れてもらえたって感じがあるんですよね
存在意義や活動意義を肯定してもらえたという感じ
だからもっと喜んでもらいたいとなる
ちょっとヒップホップの話に脱線するんですけど、さんピンCAMPという歴史的ヒップホップイベントが1996年にあってそこからヒップホップが大きくストリートの中、特に東京に一気に浸透した
出演したラッパーたちは引く手数多で地方のイベントにも引っ張りだこ
地方では当時今みたいに情報が同時刻で入ってくるわけもないから雑誌やら人からの風の便りを聞く以外に知ることができなかったわけで、そんな爆発的なやばいイベントがあったんだってと知るのにどうしても時差が生じてしまう
東京のラッパーといっても当時20代そこそこ
急に需要と供給のバランスが変わった人たちの一部は勘違いした
俺は日本のシーンを率いるラッパーだぞ
当時の最先端だ
あながち間違っちゃいない
そんなノリなもんだから地方に行ってライブしてもオラオラしてたり肩で風を切って歩いてたりという若い成功者によくある典型的なタイプと言えるだろう
その謙虚さを失ったラッパーたちのほとんどは2021年の今残っちゃいない
あれから25年を生きながらえるほどそんなに甘い世界じゃない
飯の食い扶持を取り合うような熾烈な争い
当時に比べて圧倒的なまでにヒップホップという文化の土壌は耕された
どんどん細分化が進み、その人らしさがキャラとして成立している
みんな自分の立ち位置探し
市場開拓していた当時とは動き方が変わった
でも本質っていうのはなんら変わらない
どんなリリックを書いて、どんな韻を踏んで、どんなフローを聞かせてくれるのか
音源、ライブ、フリースタイルといったそれぞれの得意分野の技を磨き続ける
それ以外に長く食ってく為の道はない
技の研鑽を怠って自分のネームバリューに胡座を書いてるやつはどの時代も淘汰される運命
この運命論は結構な確率で当たる
芸能界もそうだった
花ざかりの君たちへというドラマやルーキーズなんかに出ていた俳優さん達の現場
できる人ほど謙虚で今も第一線にいる
反対に横柄な態度をしていた人たちは今はもう見ない
面白いっすよね
学ぶこと、そしてその学びを行動に移すこと
それをただひたすら愚直にやる以外に道はない
でもやったらやった分結果としてついてくる
面白いことに燻ってる期間が長ければ長いほど熟成されているもの
芳醇でスモーキ〜←熟成と聞けばの使い回しのネタ
その味はその辺では買えないっすからね
人によっては生まれ持った透明感というのがあって不純物ないそのまっすぐ純粋な味はそれはそれでスーッと染み入るもの
色々なタイプの人がいるよ知れば知るほど
だからこそやりたいと思える道を見つけたなら掴んだその手を離すな
ライバル達はお前以上に考えやってるんだ
そんなライバル達の動きが切磋琢磨を生みあらゆる業界のシーンを大きくしてきたんですよね
そのスカウターをきちんと拭いてもう一度見てみろ
オォッーーーーツどんどん戦闘力が上がっていく!!!
パリーン
あっっ!!スカウターが壊れた
目算が外れたようだな
目に見える数字に捉われていると足元を救われるぞ
そんなこんなで子ども達を起こす時間でーす
脳内妄想トリップがだいぶ激しくてすいません、、、
今日は週末からのお食事会の為東京からsardexkaさんがやってきます
ヒップホップ話に熱が入る
そして同じくヒップホップ好きの福村くんの展示はまだあと四日あります
引き続き楽しんでもらえますように
オンラインでの次回の掲載は日曜日を予定していますので乞うご期待
明日のうつしきyoutubeチャンネルの動画更新は珈琲 占野 編を予定していますのでぜひチェックしてみてくださね
さぁ今日も手をコツコツ動かしていきましょう!
最高な一日を