祭り(展示)のあとを振り返る
展示という祭りの後片付け
賑やかな合宿の日々からみんなを見送り
祭りの余韻に浸りながら今後について福村くんと語り合う
働き方や家族との時間
日常と制作は作り手みんなに共通する問題
展示前めちゃくちゃ根を詰めて制作するから日常をどうしても任せることになってしまう
今回福村くんは腰を痛めたり肉体的にも支障が出てきたりと改善すべき点はそこにもあるだろう
自営業だといくらでも働くことができるしいくらでも無理が効く
何を優先するのか
優先順位を考える
家族との時間なのか
制作する時間なのか
勉強する時間なのか
働き過ぎずに休むというのも大切なこと
日本人は休み下手とよく言われている
時間は有限
生まれた瞬間から寿命という砂時計がひっくり返される
その砂が落ちきるまでをどう生きるか
参考にするのは昔の偉人やアーティストたちの暮らしぶり
もし生活がある程度保証された中で何をして生きていきたいか?
どんな環境でどんなことをしてたいか?
創造性を発揮してひたすら問い続ける
一つのことに縛られる必要もないし切り離して考える必要もない
生きてる限り日常は実践の場
ご飯を作るスキルを磨くのもそうだし
そのために美味しいと呼ばれるお店で食べて
これだったら日常に活かせそうとそれが即学びに繋がる
畑で野菜を作るのも命の循環を知ることに全部繋がっている
空いた時間に楽器の練習を始めたっていいだろうし
それをコツコツ練習すればいつかみんなの前で披露することで場を盛り上げることだってできるかもしれない
可能性に蓋をしないこと
絶対無理なんてことはないんだ
古典とか名作と呼ばれる一流を見たり体験することだったり
その界隈の中のトップを知ることは活動する上で大事になってくる
なんでそんな値段するんだろう?という市場価値なんてのも考えてみると面白い
100円で買えるカップと10000円するカップ
この違いを作り手やお店も説明できないといけない
素材や生産背景にその人(ブランド)の価値も付加されていく
面白い世界っすよね
ある人はそれを高いという中である人はそれを安いという
じゃあ値段だってその人の経済力によっても変わってくる
物を作る人にとって自分の作ったものに値段をつけることは一つ大きな心理的ハードルがあるものですよね
安くしてしまうとその分数をたくさん作らないといけないという問題が出てくるし
価格競争の世界に巻き込まれてしまう
じゃあ自身の価値を高めるためにはどうすればいいか?
それを問い続けなければいけない
制作にはその時の気分というのも影響してくる
締め切りがあるかないかだったりによっても変わってくる
自分は今何を作りたいのか?
それを自問し続ける
何に興味があるのかを徹底的に探り続ける
その興味が枯渇しないように常にアンテナを貼って周りを観察する
一芸は万芸に通づると言われるように
技を磨き続けるのは死ぬまで止めない
全てを自分ごとに置き換えれば生き方働き方も見えてくる
子どもとの遊ぶ時間だって大きくなるのなんて体感でいうと一瞬だもん
こんなこと考えてるんだということだったり
いつの間にか大人びた表情をするようになってたり
同じ屋根の下に暮らしている中ですら
日々の変化がそれぞれにある
理想を掲げて追求し続けること
もう地道にコツコツやるしかないんですよね
特別な裏技なんてのもない
愚直なまでに自分のできることをやり続けること
キャリアを口にする前に技を学びな←根底にある人生哲学はbossizmっすね
そんなこんなで子どもたちを起こす時間でーす
今日はこれから日帰り京都出張
MITTANの展示に行ってきますよ
寄りたいところはあるんだけど自分の個展を控えてるから直帰になりそうっす
うつしきオンラインでの福村くんの作品掲載は明日朝9時までとなります
購入された皆さまは発送までしばしお時間をくださいね
梱包やら発送準備って想像以上に時間を要するんですよね。。
首を長くしてお待ちいただけると幸いです
それでは今日も最高な一日を