熱量の大切さと一生涯勉強の誓い
二月も早過ぎ去り三月に突入
いやぁ終わりました福村龍太展
大盛況で無事終えることができました
熱量の大切さを改めて感じる
温度があるものが情に訴えかける
どうしても熱いとうざがられたり煙たがられたりしてしまうもの
たとえ避けられようともそれでも熱は大事
ご飯だって作りたてがいつだって美味しいのであって
もちろん寝かすことによって味わいが増すものがあることは知っている
発酵と熟成
人の成長にも例えられる大事なところ
無味無臭な人よりクセが強い方が面白い
個性とか自分探しなんかとは違うんだけど
カバラの生命の樹の仕組みを知ればその人の持つ成長曲線というのも見えてくる
宗教違えど仏教でも同じことを指し示している
精神修行というのは非常に大事になってくる
その人が感じてる壁というのはもうその壁は乗り越えたよって人には壁に感じないかもしれない
メンタルブロック(精神束縛)というのは人それぞれで形成しているもの
その壁を乗り越え続けられるかどうか
色々な観点での壁があるからなぁ
健康、お金、人間関係、承認欲求、オトナの幼児願望、依存症etc
これらを一つ一つ乗り越えていく
ダークサイドに闇落ちしないように心を鍛える
何にも感じられなくなると感受性が乏しくなってしまう
それこそ感情の欠落した虚無な人への道を辿ることになってしまう
環境というのも絶対に切り離せられない
それやっちゃ駄目と抑圧し続けると歪んでしまうように
ストレスに対する耐性をつけることも必要だし
ストレスを感じないところを目指すその両方とも大事なこと
心の受け身の重要性
武道で最初に習うのは必ず受け身と聞く
というのも相手の技を受けきることができないと大怪我してしまうから
だから技を繰り出すには技を受ける力も必要なんです
でも今は苦労を避ける傾向が強い
辛抱強く粘ったりするより
もっと効率的に効果的に物事を推し進めようとするように感じる
一定の修行期間って本当に大事で
人は悔しいだったり踠き足掻きの中からだって学ぶことができるんだ
それを作品や表現に昇華することができる
捉われていると先には進まない
昔の偉人の教えや考え方を知るのがいいと思う
最近はノウハウや成功哲学なんかを教える本というのがものすごく多い
それより感情の機微を感じる力こそが大切なのだ
世の中の個人に関する大抵の悩みなんて哲学で言い尽くされたこと
そういう場合どう対処してたんだろう?と知ることができれば自分の抱えてる問題なんて大したことないかもしれない
この先前例のない世界に突入する
学校の教科書の中の世界やテレビの世界がこの世の全てだと思っている人にとっては見たくない世界かもしれない
一旦自分の信じてるものを手放せるかどうか
仏教でも原始キリスト教でも偶像崇拝は駄目と教えられてきた
でも信仰がお金になっていくとその教えはどこにいったのでしょう
奥野克巳さんという人類学者の「モノも石も死者も生きている世界の民から人類学者が教わったこと」という面白い本があって人類学の視点で世界を見ると常識なんていう縛りから解放されますよ
宗教以前の宗教であるアニミズム
見えない世界と昔の日本はうまく付き合っていたはずなのに
唯物主義であり個人主義を教える教育によって排除されてしまったんだろうなぁ
仏教のことそんなに知らないのになんで死んだら仏壇に入れられるのか?
それをしっかりと考えなくてはならない
宗派によっての違いだって教えてくれる人なんてほんと少ない
知って何になる?とよく言われるんだけど見える景色の奥行きが増す
だから一生涯勉強を掲げると面白いですよ
そんなこんなで子どもたちを起こす時間でーす
うつしきオンラインでの福村くんの作品掲載も大爆発しましたね
3月3日(水)の朝9時まで掲載しているのでご縁のある方は是非覗いてみてくださいね
今日うつしきは常設入れ替えの為おやすみですのでお間違えのないようご注意ください
さぁ今度は自分の展示が来週末に迫っている
コツコツ手を動かしていきましょう
最高な一日を