大人の真剣な遊びこそが創造の源であり作品だと思っている
大人の真剣な遊びこそが創造の源であり作品だと思っている
というのも自分も仕事を仕事として認識しておらず(いい意味で)
作り手としては日々淡々と実験と実務を繰り返し
お店としては関わる人の制約をどれだけ解除した上で
表現してもらえるかを考え場を整える
それは空気作りもそうだし
あるところでは口を挟むけど(こうしたらもっとよくなるんじゃないという一点)
多くの場合身を委ねている
実は昨日、一昨日と野草宙さんの野草茶ワークショップと
tsumugiさんの花のワークショップを行いました
参加される方にはしっかりと予防をしてもらい
自己責任っていうとなんか自分は責任取りませんしという
責任の押し付けみたいなカタチで自分は嫌なんだけど
しっかり自分のケツは自分で拭けるという方に限定して
参加していただきました
その両方の会がとても良くてね
身の回りの草花を野草茶にするという視点でみると
雑草なんてなくなるし
それの効能を知れば愛おしくもなる
花もそうで野に咲く花をどう活けるか
花器の形状によっても変わってくるし
深さ、浅さ、口の狭さ、広さ
色々な条件下によって活ける花も変わってくる
個人的な好みとして
これどやっ!いいやろっ!!
っていう花よりも素朴だけど味わい深く
どれか一つ欠けても成立しない花が好き
もちろん大きな作品も好きなんですけど
その大きな作品もなに一つ欠けても成立しないというのが好きの条件だな
そんな二人のワークショップから学ぶことがほーんと多いのです
ほんとはみんなに参加して欲しかったので
また次の機会を予定していますよ
会の最後に出してもらった余韵さんのローケーキがまた絶品だったのです
お菓子の詰め合わせBOXも残りわずかですがありますよー
賞味期限長めなものをお願いしたので展示期間中は全然日持ちしますよ!
夜は二日続けて髙倉優仁子さんに夜ご飯のまかないと
市川さんの器を用いた撮影を行いました
撮影の終盤のテーブルセッティングで
tsumugiさんに植物の装飾をお願いしたのですが
ここで最初に書いた大人の遊びが出てくるのです
カメラマンの小田が決めたアングルで植物の調整をしていたのですが
撮影が終わったあとある種の制約が取れたのか
ヒナさんの自由な遊び心が発動して
最終的に撮影時の何倍も伸び伸びとしたテーブルセッティングになりました
ここを撮りこぼす小田くんと ← 小田の写真めちゃいいんですけど今回はタイミングの話
ここぞとばかりにカメラを取り出す表現者たち
作り手は自分の撮って欲しいポイントを知っている
これが綺麗だよというのは予定調和からはなかなか生まれない
だからこそ揺らぎだったり
余白だったり曖昧さだったりの
目に見えない部分を表現者は追い求めるのかも知れない
この写真は後ほど今日のうつしきインスタにでも更新しようと思います
完璧な人も物も絶対無いわけで
神話の中ですら神同士がケンカしてるでしょ?!
ということを考えれば神ですら完璧じゃないんじゃないっすか??
そもそも僕ら人間に完璧を求めるのがおかしいんですよ
矛盾を内包した生き物だと思えばこの世がもっと生きやすくなる
だから他人軸や同調圧力のせいにするのはよして
人からどう思われようが関係ないと思って
自分の人生を全うしましょう
空気も読み過ぎると疲れます
歩調を合わせ過ぎるのって大変じゃないですか?
最初早く走って疲れたら休むでもいいし
ゆっくりでも走り続けるのでもいいし
最終的なゴールと言えるものがあるなら
早かれ遅かれそこに辿り着けばいいんでしょ?
と思えばやっぱり人の眼なんて関係ないんすよ
足の引っ張り合いの螺旋に乗る気は更々ない
手を貸すよっていう引き上げ合いなら勧んでやるよ
なんなら引き上げ合い競争の方が何十倍も美しいと思う
それこそが目指すべきパンクス精神だしヒップホップマナーだ
ジャズでもそうでしょ?
マイルス デイヴィスのトランペットのレベルに引き上げられて
他のメンバーのレベルも向上するのです
なんかビルエヴァンスのあの天才的なピアノが聴きたくなった
ジャズでおすすめな漫画はBLUE GIANTっす
てな具合で時間となりました
今日も市川さんは我が家におりますよー
一緒に体育して健康になって帰ってもらおうと思います笑
それでは今日も素晴らしく最高な一日を