サバイバル時代を生き抜く処世術

 

梅雨入りを前に植物たちは勢いよく生い茂る

 

早く草刈りしなきゃ〜という気持ちと

 

制作しなきゃ〜が僕の日常の中で葛藤しているここ数日

 

人の心の動きって面白いなぁと毎日思っていて

 

自分だけでも絶えず思考しながら心の反応を内省してるんだけど

 

自分ならまだしもこれが人のことになると

 

よく見えすぎてしまうが故に口を出したくなってしまうものですよね

 

子ども、仕事仲間、友達などなど

 

良かれと思ったアドバイスもその人に聞く準備が出来ていないと

 

言葉が入っていかないものです

 

昨日カメラの小田くんが今後こういうことがやっていきたいと

 

撮影の合間に相談してくれたのですが

 

物事がうまく進むと人はもっともっとと結果を求めてしまい

 

それが焦りを生み 先急いでしまうのが人間の心理

 

それで地に足がつかないアイデアになってしまうことが多々あるのです

 

自発心としてはとても素晴らしいんだけど

 

その根源がどこからきているものなのか

 

果たして承認欲求や結果主義ではないか?を

 

群れを率いる立場としてじっくり探って見ていくのです

 

その中で的確にアドバイスをしてそれぞれの適材適所を探っていく

 

何事にも流れがあってタイミングも非常に重要

 

逆にその流れに乗るためにも

 

日々刀を研ぎ稽古に励んで技を磨く

 

そこに裏技なんてのはなくて

 

地道だし土臭く泥臭く積み重ねる以外にないと思うのです

 

個人でも会社でも目標というのが必要で

 

短期、中期、長期での目標を書き記す

 

個人の長期の場合だとまずは死生観

 

死に様から逆算した生き様

 

どんな年の重ね方をしたいか

 

その為に今何をするべきか毎日をどう生きるべきか

 

それをただひたすら問いまくる

 

精神的にも肉体的にも健康で在りたいから

 

身体も心も整えるし

 

老いたときに腰曲がってたくないなぁって思うからこそ今からそれを意識する

 

消去法でこうなりたく無いから入るのも良い

 

年取って若い子に俺の時代は自慢してる大人って格好悪いし

 

過去の栄光語るおじさんもやだしね

 

口だけ野郎も好きじゃない

 

そう考えていくと漠然と浮かび上がってくるもの

 

格好良い大人の集合体こそ目指すべきところだな

 

と思うから毎日朝礼終礼時に身体と向き合うのです

 

言葉でのステータスお化粧上手が増えている昨今

 

その人の言動を見れば一発で見抜ける

 

思考主義から行動主義へ

 

今あなたが何をやっているか

 

それが一番大事よね〜

 

野口晴哉先生の著書 人間の探求 で

 

心理処理に一番大切な問題は、人間の裡なる自然の要求に触れ、その要求を活用すること

 

言葉に酔うことなく目的の為の意志の強さと学び続けるという姿勢

 

本当の意味での教養を持つこと

 

その為に行動で示し続けることこそが人生の目的である

 

と説いている

 

このある種のサバイバル時代において唯一つの処世術

 

学び続けること

 

そう思えば簡単じゃ無いっすか?

 

学びの材料はその辺に腐る程落ちていて

 

興味の深掘りからの横展開

 

際限無いですからね

 

あとは謙虚な心持ち

 

どうしても上手くことが進み結果が伴うと

 

自尊心や自負心が芽生えてしまい

 

謙虚な心持ちがいつの間にか薄れてしまうもの

 

だからこそ自分二番感を常に持つことを忘れないのが重要なのです

 

そんなこんなでタイムアーップ

 

子どもを起こす時間となりました

 

名古屋AUTHORさんでの企画は明日からです

 

新たな試みというのは心踊るもの

 

明日朝の飛行機で向かいますよ〜

 

毎新月恒例となったうつしきオンラインでの作品更新

 

明日23日の新月0:00更新しますのでこちらもどうぞお楽しみに

 

今日も学び多き一日を

 

 

 

yasuhide ono | 小野 泰秀

五児の父 世界放浪の際にアクセサリー制作の活動を開始 2013年福岡県宮若市に移住 2015年9月新月より福岡県宮若市にて「うつしき」というギャラリーを始動 日本の美意識、東洋的価値観、装身具の持つ”心を装う”という機能を追求する

うつしき

暮らしと道具のあいだ

©yasuhide ono