全てに歴史ありを踏まえる

 

人に見えない歴史ありを感じた昨夜

 

昨日は八木さんと山香デザイン室の小野さんが古道具と作品を積み込んでやって来ました

 

トラックの荷台パンパンとボンゴの後ろに隙間が無いくらいの物量

 

ここからどう設営されていくのか楽しみで仕方ない

 

期待を超えるってなかなか大変で

 

僕自身人に何かを頼む時変な話あまり期待をしないようにしている

 

というのも期待し過ぎて裏切られた時の気持ちを知ってるから

 

だから反対に何かを頼まれた時の期待の具合によって

 

自分も裏切ってしまうことになりそうなので

 

お互い過度な期待に注意しないといけない

 

でもその期待を軽々と超えて来る人たちがいる

 

それに出会う回数を増やしたいからこの仕事をしているのかもしれない

 

普段人の考えなんてコミュニケーションなしには知り得ない

 

どれだけやってるか

 

どれだけやってきたか

 

それはその人にしか解らないその人の世界

 

なのに目の前のことだけで判断する人というのも多数いる事実

 

あなたに俺のなにが解る??

 

その滲み出る歴史を嗅ぎとれるかどうかだったり

 

相手の立場に立ってどれだけ考えられるかというのが

 

共感だったり思いやりだったり気配り心配りだったりする

 

経験値の高い人はこの共感覚=汲み取る力が高い

 

逆に低い人ほど目の前のことだけで判断する傾向が強い

 

そのことに対してどれだけの時間でできるのかの算出だったり

 

積み重ねてきたキャリアがあるから

 

これを作るのに相当大変だったんだろうにと

 

察することができる

 

でもそれが解らない人というのもたくさんいるわけで

 

分野の違うことってそれがわかりにくいところがある

 

一つのものができるまでに思いを巡らす

 

いっぱいのラーメンに詰まってる時間

 

それがその店主の人生でラーメンにかけてきた時間

 

カップラーメンだってあれがどうやってできているかと説明できる人なかなかいないんじゃないかな

 

だけどそれを平然と食べる僕らがいて

 

目の前に出されたものに対してそこまで関心を持てないのはなんでなのだろうか

 

ポップコーンを初めて考えた人の頭の中とかどうなってるんだろうね

 

調べてみたところ紀元前3600年前くらいからあるらしい

 

インディアンとかメキシコ先住民に伝わってたんだって

 

それが今の日本に普通にあるのがすごいっすよね

 

歴史を知ればありがたみを知れる

 

自分の身の回りにあるものってどうやってできて

 

どんな歴史があってという背景を知らないことが多い

 

缶詰がある

 

なんで缶詰にすると賞味期限が伸びるのだろうか?とか

 

素朴な疑問を放置しがちな毎日

 

それを忙しいを理由になんてできやしない

 

興味や関心は心に余裕がある状態でないと生まれにくい

 

あらゆることを同時並行に高いレベルでやる

 

それを体現してる八木さん

 

内装の仕事でクライアントの要望から

 

色々な方面の職人さんとの打ち合わせだったり

 

全部を同時に進めていかないと現場は動かない

 

衣装、舞台設営、ギャラリーの運営、内装

 

20代半ばで一日4時間以上寝ないと決めた生活

 

今は違うとはいえそう考えて実行してたのってすごい

 

睡眠時間の長さがどうこうではなくて

 

決めて実行しようと動けることだったり

 

ある種のストイックさが人を惹きつける魅力なんじゃないかなと最近思ってる

 

ふわふわほわほわだけだと辿り着けない境地

 

ふわふわほわほわを揶揄してるわけではないので悪しからず

 

普段ふわふわでもやる時めっちゃ集中してるだったりのギャップ

 

両極の振り幅が大きい人は人間的魅力がある

 

馬鹿できるんだけどやるとめっちゃやる

 

そんな人が僕は好きです

 

そんなこんなで子どもたち起こす時間です!

 

朝の送り出すまでの戦場。笑

 

起こることなく楽しんで協力してやらねば

 

あっー明日の新月のうつしきオンラインでの作品更新は

 

1時を予定しています

 

9+1+7+1=18

1+8=9

 

それでは今日も最高な一日を

 

 

 

yasuhide ono | 小野 泰秀

五児の父 世界放浪の際にアクセサリー制作の活動を開始 2013年福岡県宮若市に移住 2015年9月新月より福岡県宮若市にて「うつしき」というギャラリーを始動 日本の美意識、東洋的価値観、装身具の持つ”心を装う”という機能を追求する

うつしき

暮らしと道具のあいだ

©yasuhide ono