資本主義と貧困とライオンとシマウマ
手を動かしながらぼんやりと物思いに耽る
「その日暮らし」の人類学 – もう一つの資本主義経済 -という本があるんですけどこれが面白くて色々と考えさせられる
タンザニアの露天商の暮らしぶりはある種資本主義経済の縮図を表していてまず第一前提でその日をどう生き延びるか
未来のことなんてみんなわからないからこそ助け合いながら生きている
仕事があるかどうかもその日にならないとわからない
だから仕事は仕事と選ばずに試しにやってみるがみんなのモットー
仕事があれば手広くとにかくなんでも手を出してみる
違うなと思ったら離してみる
そうこうしているうちにできることがどんどん増えていく
その日暮らしで貧しいからといってみんな暗いワケではなく
みんなそれぞれの今を楽しそうに生きている
貧困=暗いだったりのイメージがどうしても付いて回る
でもみんなにそれが当てはまるわけではないということも知らないといけない
切り取る側面によって光にも闇にも映るのだ
特に子どもたちの無邪気さはどの国に行っても光の存在
彼らにはお金のあるなしではなく親とのコミュニケーションやぬくもりが大切なのだ
お金を持つ=選択肢が増えるというのはあるだろうけどあくまでもエネルギーだから使い方のセンスが重要だろう
エネルギーを大量に溜め込んでもしょうがないこと
今の世の中の変なところって
シマウマがライオンに殺されているのを観て「シマウマが可哀想っ!!」とシマウマを隔離してライオンを飢え死にさせる図式というのがあらゆるシーンで当てはまる
自然の摂理を無視した弱者救済はある種の暴力にもなりかねない
それが生活保護の不正受給にも繋がっているのだ
必要な人にちゃんと届けばいいんですけどね
楽したい人ってたくさんいますから
自分の経験での正義や価値観の押し付けでしかものを見ない
それが知らず知らずに道徳ポリスと化していることへの無自覚に繋がるのだろう
選べるって国や人によってはなかなか難しいこと
日本の場合選ぶ権利というのがある
受かるか落ちるかはあるだろうけど
それでも就職という選択肢はある
働くことにやりがいや生きがいを見出す余裕とでもいうのかな
僕は会社という既存の枠の中で合わせて働けなかったから仕事を作っている
隙間でもいいから枠を作る方が楽しいし
枠を作るのが上手い人がいれば枠をたくさん作って
反対に枠作りの苦手な人がいればそこで得意なことを発揮してもらえばいい
それぞれの得意不得意を活かし補い合えばいいのだ
不平不満をいうのはめちゃ簡単で実際に行動してみる方が得るものが断然多い
それがたとえ失敗だとしてもそこから得れるものがあるのだ
同じ失敗を繰り返しちゃ学びに繋がらないから同じ轍を踏まないように気をつけましょ
そんなこんなで子どもたちを起こす時間でーす
もう少し深めて書きたいけど1時間だとどうしても内容が浅くなってしまう
制限決めずに一つの内容を突き詰めていく方がいいものか
小出しでも毎日書き続けるのがいいのかどっちがいいものなのかな
いやいや1時間で深く書けるようになるのが一番でしょ
Center for COSMIC WONDERでの展示迫ってきました
今回は刺繍作品の他に石は特に水晶を主だった作品構成でいこうと思ってます
発送準備しなくちゃとドタバタな一日となりそうです
航空券も取らなくちゃ!
コツコツ手を動かそう
今日も最高な一日を