依存体質や依存関係にならない為にもご自愛が必要
アルミ作家 永瀬二郎と展示に向けた打ち合わせ
オタク気質で思考の掘り進め方が非常に面白い二郎くん
今まで会って来た作家の中でもかなり特殊なタイプと言えるだろう
ここから展示までの約三ヶ月の期間
打ち合わせ通り進めばかなり面白い展示になることだろう
お互いが見たことのない景色を求めている
想像の中で小さく縮こまらない
脳内にいつの間にか課されたマインドセット
それを取り外してスケールアップしていかないと最終的にこじんまりとまとまってしまう
近い道標のような役割が小さな目標であり
遠くに掲げた旗が将来をかけて登る大きな山
これを早い段階で制定することで日常のボワ付きが解消される
アルミという素材と土壁という異質な組み合わせがどう反応するか
頭の中での想像の範疇を超えていきたい
最近あたたかくなってきたので畑に蒔いた種が発芽し始めた
準備をかけて米ぬかや籾殻を蒔いたり土を耕した甲斐があった
野菜なんて買えばいいじゃん!という考えも勿論わかる
わざわざ時間を費やしてやるのってどうなの?と思うこともある
でも利便性の追求のみだと真理から遠ざかる気がするんですよね
たった一粒の種が発芽し多くの実りをもたらしてくれる
そしてまた大地に戻り種が芽吹きという自然摂理の循環から学ぶことはほんと多い
この循環から外れると繋がりから切り離されてしまう
面倒くさいの先にこそ豊かさが見えるんだよなぁ
豊かさは自分自身で判断すればいいことで
人のことをとやかくいう必要なんてない
自分で自分のことを満たすことができなければ満たされないように
まずはなんでもご自愛から始まる
ご自愛=ナルシズムではないのでそこは直結して考えてはいけない
ご自愛=甘えでもない
日本の精神分析家であり東京大学名誉教授の土井健郎さんの著書で『「甘え」の構造』というのがある
これは日本人の精神構造を解き明かした代表的な日本人論を書いた一冊
少なからず日本人の自分にも当てはまる部分というのはある
自分の中の甘えとどう向き合うかは死ぬまでの命題の一つ
反対にご自愛はもっともっと気軽な感じで基本なのかもしれない
そもそもの大前提
人に満たしてもらおうという姿勢は寄生虫になりかねないので注意が必要
外的要因によって満たされた感覚というのは環境や物に対しても依存傾向が強い
そうならない為にもまずはご自愛から始めてやる
ここでいうご自愛とは依存体質や依存関係にならない為のご自愛なのだ
基本に立ち戻るのはまずはここから
僕らは誰かに褒められる為に生きてるんじゃない
他人の意見に振り回されて心を揺さぶられては落ち着く時間もなくなってしまう
そんな時間こそ勿体無い
もっと自身で満たす感覚を養うこと
小さく褒めるとかなんでもいいんですけどね
そんなこんなで子どもたちを起こす時間でーす
冒頭に戻って土を触ってる時間は満たされるんですよね
その感覚は死ぬまで大事にしていきたい
今日はうつしきオンラインにてyasuhide onoの作品を追加更新します
4月21日13時に作品を16点
4+2+1+1+3+1+6=18
1+8=9
369に纏わる宇宙の数字の持つ力
幾何学と数字には隠れた法則があるとされている
ここをもっと研究していきたいところ
今日もコツコツと手を動かしていきたいと思います
最高な一日を
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◯ いびつ 展 ◯
2021年4月17日(土)-4月24日(日)
※期間中休みなし
作家在廊日
17日(土)・18日(日)
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🐃うつしきwebsite更新ごと🐃
日記「インタビューの旅路より」
商品「いびつ 佐々木雄一展の作品を更新」
商品「福村龍太の作品を更新」
商品「督田昌巳の作品を更新」
商品「太田 美帆 アルバム『 嬉 々 』予約受付開始」
映像「いびつ展 作為と自然のあいだ」
日記「焦らず急げ」
日記「いびつ展のご案内」
対話「佐々木 雄一 [ 前 編 ] 」
対話「太田 美帆 」
商品「yasuhide ono 」
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