価値観に固執しない執着しない盲信しない

 

 

書くという行為について

 

書くことで思考を整理できる

 

書くことで残すことができる

 

書くことで伝えることができる

 

書くことは奥深い

 

思ったことが人に伝わらないもどかしさって誰しもが体験したことがあるのではないだろうか

 

伝えたいことが伝わらない

 

作者の意図と全く違う読みをすることだってありうる

 

作品一つを作者以上に深く読む人もいるかもしれない

 

一冊の同じ本を100人が読んでも

 

全く同じ感想なんてありえない

 

表層的に「よかったよね」「感動した」とかはあるかもしれないが

 

あなたの感想を1000文字以内でまとめてください

 

となれば同じ感想なんてありえない

 

それくらい僕らは同じ世界の中で同じものを読もうとも完璧に理解し合うことなんてできやしないのだ

 

その受け手の解釈の違いが本来面白いはずなのに

 

なんでわかってくれないの!?

 

となることもある

 

あなたはこうだよね

 

あなたってこういうタイプだよね

 

と決めつけてくる人

 

あなたに一体何がわかるのか

 

人を型にはめた考え

 

もちろん大局で見た時に型はあるのだが

 

それはある種の傾向であって

 

その人そのものを表すものではない

 

仏教では八万四千通りの煩悩、法門、光明などと呼ばれるように

 

それくらいにも違いがあるということ

 

相互理解ってほんと難しいですよね

 

現状を変えたいと思っている人がいるとして

 

安定した毎日を大切にする人がいる

 

どちらがいいでも悪いでもないということを考えねばいけない

 

そう書いたものの一つ厄介なことがあると思って

 

価値観を固定してしまっている人とはなかなか一緒に組んで何かをすることは難しいんですよね

 

価値観なんてところ変われば変わってしまう

 

イスラム圏に行けば一夫多妻も平然とあるし

 

ヒンドゥー教圏に行けば肉を食べないし

 

国が変われば言語が変わって法律が変わって飲酒喫煙の年齢も変わるもの

 

それくらいこの世界においても違っているというのに

 

なんでその価値観にすがっているのだろうか

 

100年前と今では常識自体が変わっているというのに

 

なぜその価値観を信じるのか?

 

ここがどうしても謎で価値観を固定している人と組めない理由でもある

 

美意識だって常に揺らぎ続けている

 

理想とする絵はあるとしても

 

あくまでも理想は理想なわけで

 

紆余曲折ありながら変貌を遂げていく

 

自己破壊の先にこそ成長がある

 

固定してしまうよりもその方が可能性は広がり続ける

 

居着くというのはどんな状況環境下でも危うい状態であって

 

真剣勝負の中でこう打つからこう避けてね

 

なんて決まり事なんかないのだ

 

能や歌舞伎などの伝統芸能の世界には決まり事はあるにしろ

 

それを破ることを禁じていない

 

型を忠実に学び

 

その型を破る

 

その破った型からも離れることで

 

新たな型が生まれる

 

こう書いたものの一つ苦言があって

 

今は答えを性急に求めすぎ

 

型も身についてないのにすぐ破ろうとする

 

それは価値観を固定する以前の話で

 

今は比較ツールが増えすぎてしまったこと

 

そのせいで周りの活躍に自分も早くやらねばと焦りが生じて

 

現状の問題を見ようとせず移り気になる

 

自身の問題と直視せずに外のことばっか気になってる状態

 

やるべきことは自身と向き合い続けることのみ

 

明日死ぬかのように生きよ

 

永遠に生きるかのように学べ

 

それしかないのだ

 

明日死ぬとわかっていてもリンゴの木を植える

 

自分の人生は終わるかもしれないが

 

その植えた木によって救われる人がいるかもしれないのだ

 

今に集中しながら先を見据える

 

成りたいものがミュージシャンだとしたら第一条件として1分でも多くその楽器を触っていることだろう

 

それ以外にもどうやったらなれるかを考えることもそうだし

 

色々な音楽を聴くこともそうだし

 

音楽以外の芸術に触れることも大事だろうし

 

いろんな人生経験を積むことによって表現の奥行きが増すだろう

 

もちろん日の目を浴びないことだってある

 

燻ってる時間にはとても大切なことがある

 

でも焦って闇雲に動いてもあまり効果はない

 

あいつには才能がある

 

あいつにはコネがあった

 

と外の眩しい方に目が行きがち

 

そこに嫉妬してなにくそ根性に転化できるかどうか

 

嫉妬をモチベーションにできるかどうか

 

嫉妬を嫉妬のままでいると湿っちゃう

 

湿り続けると火がつきにくいんすよね

 

火を着けて貰いに来てるんじゃないの?

 

せめて火が着きやすいように乾燥するなりの準備をしておかないと

 

とあっという間に時間オーバー

 

そんなこんなで子どもたちを起こす時間でーす

 

はいいろオオカミ+花屋西別府商店展

 

最終日の爆発ありがとうございます

 

このあと9時までオンラインの方では掲載していますのでご縁のある方は是非覗いてみてくださいね

 

うつしきは今日は常設入れ替えのためおやすみとなりますのでご注意くださいね

 

また木曜日から通常営業となります

 

さぁそれぞれのやるべきことに集中してコツコツやっていきましょう

 

今日も最高な一日を

 

……………………………………………………

🐃うつしきwebsite更新ごと🐃

……………………………………………………

 

 

 

 

 

 

yasuhide ono | 小野 泰秀

五児の父 世界放浪の際にアクセサリー制作の活動を開始 2013年福岡県宮若市に移住 2015年9月新月より福岡県宮若市にて「うつしき」というギャラリーを始動 日本の美意識、東洋的価値観、装身具の持つ”心を装う”という機能を追求する

うつしき

暮らしと道具のあいだ

©yasuhide ono