感情の哲学とカエルの煮え湯状態からの脱却

 

 

家の改装工事が始まり村上さんや大工さんの作業ぶりにテンションが上がる

 

ようやく至る所に散らばっていた本が整理できそうです

 

今日は感情の哲学について少し書いてみたいと思います

 

人は感情で動く生き物だと言われればどう思いますか?

 

あなたの仕事が人に批判された時

 

あなたの家族をバカにされた時

 

もっと日常レベルな例で自分が推すアイドルが友達に批判された時

 

原発の是非について問われた時

 

反対意見と対面した時に人はどう動くのか?

 

ここの第一次反応というのがまず感情が優先となって反応してしまう

 

特に思い入れの深いものを否定された時に如実にその傾向が出てしまうもの

 

うっせぇうっせぇうっせぇわ

 

この曲が流行っていること自体が今の社会が感情強めってことすよね

 

正解のない人生や子育てに関することもそうだし

 

そもそも正解なんて求める必要がないのかもしれない

 

たかだか一人の人生の中で見えることなんて限られている

 

その人生の中での見聞きした経験でしか範疇にないのに人ってそれをあたかも大衆の意見として話してしまうものなんですよね

 

状況に対する改善策はあったとしても正解はないっす

 

自分の信仰するものの違いで人を殺せてしまうのが地球の民

 

違いを受け容れることができるかどうか

 

その当事者になったとして考えてみる

 

極端だけど自分の家族が殺された時にその加害者をどうしますか?

 

目には目をで捌くんですかね?

 

受け容れます

 

、、、、ほんとに???

 

じゃあその加害者がヤク中でラリって暴行を加え1歳の子どもを殺したとすればどうですか?

 

状況が詳細に加味されることによって人の心は複雑に動く

 

それでも受け容れるアーミッシュだったりと帰属意識と信仰の問題というのもある

 

正解を問わない社会だったり失敗に対する寛容さを持つ社会というのはどんなだろうか

 

いいじゃんいいじゃんという肯定だけでが成り立たないのかな?

 

批評というのが文化の成熟に重要なのはもちろんわかっている

 

でも批評とツッコミは根本が違う

 

批評の質が今かなり下がっていて揚げ足取りに成り下がっている傾向が強い

 

ワイドショーなんかを観て芸能人のゴシップなんかに口出しするのってどれだけ暇なの?ってなりません?

 

自分の人生を生きずに虚無ってる人結構見かけますからね

 

今の世の中はカエルの煮え湯状態と言われている

 

グツグツと沸騰した熱湯にカエルを入れると飛び出るけど

 

水からゆーっくり温度を上げると茹でガエルの出来上がり

 

自分が茹でガエルにならないようにいち早くその鍋から出ないと社会に抹殺されますからね

 

第二次世界大戦以降、戦争というのが直接の命のやりとりというよりも金融戦争に置き換わったと言えるだろう

 

幸福指数がお金というゼロの数で計られちゃたまったもんじゃない

 

欲に際限なんてないし欲に歯止めを効かせられるかどうかの術の方にこそ価値がある

 

そんなこと書いてる僕も所詮煩悩の塊

 

自覚してるからこそ戒めも込めて書いている

 

成長の為に適度な競争は大事だけどそれも程度と何を基準とした競争かによって変わってくる

 

昨日眼の話を書いたけど、それとは違う世間様の眼というのは邪魔でしかない

 

人と違う行動をとった時の人の眼って怖いものがありますからね

 

自分が一番正しい道徳ポリスさまのおなーりー。

 

そこから脱却しないと議論も話し合いもできやしない

 

それすら思い込みや偏見かもしれないってこともありますからね

 

環境によって思想も変わる

 

世間から逸脱した世界を生きるのって最初は大変なもの

 

そのズレが違和感でしかない

 

でもそのズレそのものを自分の中で許容できた時にようやく「これでいいのだ」と納得するもの

 

他人の採点の中で生きるより自己納得点を持った上で世界と向き合う

 

それこそ本当のひとりよがりのものさし

 

そんなこんなで子どもたちを起こす時間でーす

 

今日は初めての試みとなる”うつしき 学びの場”

 

村上さんちの子どもたちや土井さんちの子どもたちがやってくるのでかなり賑やかそう

 

夜は去年の9月ぶりとなるプライベート居酒屋 土井が開催されます

 

毎日の中に楽しみがあるって最高だな

 

その為に日中をトコトンまで頑張れる

 

人はいつ死ぬかわからない

 

だからこそ今日という日を生き抜こう

 

最高な一日を

 

 

 

 

 

 

 

 

yasuhide ono | 小野 泰秀

五児の父 世界放浪の際にアクセサリー制作の活動を開始 2013年福岡県宮若市に移住 2015年9月新月より福岡県宮若市にて「うつしき」というギャラリーを始動 日本の美意識、東洋的価値観、装身具の持つ”心を装う”という機能を追求する

うつしき

暮らしと道具のあいだ

©yasuhide ono