託すことと委ねること

 

仙台の朝

 

やっぱり都会だなぁと

 

街を車で走るとそう感じる

 

柏崎から仙台までは車で4時間ちょっと

 

福岡 – 新潟 間を走破して来た自分たちには割とあっという間に感じる距離

 

時間と距離の概念を変えてやるのだ

 

人の得意不得意って案外心の持ちようでなんとでもなるんじゃないのかな

 

苦手と決めているのも結局のところ自分なわけだし

 

どうにもならない状況に追い込まれると

 

人は必然とやらねばならないわけで

 

言い訳を考える暇なく追い込まれてしまう

 

過去を思えばこの現代は相当楽なもんで

 

食うに困る環境に陥ることが少ないと思う

 

見えない先行きの不安にどうすればいい?と悩むより

 

なにか行動を起こしそこから動き出したことから発展させる

 

人に託すことや委ねることを増やしてみるが最近のテーマ

 

うつしき映像部の小田くんには一日一本動画チャレンジと題して

 

山形ビエンナーレに向けて毎日1分尺程度の動画を一本更新する

 

少しでも多くの人に本編を観てもらう為の広告代わりでもあるし

 

それが少しでもみんなの活動が拡がればいいなという思いもある

 

アウトプットの量を増やせばスキルアップにも繋がるし

 

インプットも増やさなきゃいけないのでいいことづくめ

 

それと小田くんには体重を適正体重に戻すプロジェクトをしてみる

 

176センチ76キロ

 

ひとまず一ヶ月で70キロ台の卒業をできるのかという試み

 

これは30代を目前とした彼の健康の為と

 

今度生まれてくる小田くんの子どもの為に

 

スッキリ身体の軽いシュッとした父ちゃんでいる為に

 

毎日数値を測れば改善点が見えるからね

 

という具合で日々小田くんから映像と体重が送られてくるのです。←個人トレーナーONO笑

 

うつしき編集部の弟 義明には一日一本本の企画を考えてもらう

 

題して 小野義明の一人企画会議 vol.1

 

タイトル、概要、課題、ページ内容などを

 

具体的な案から空想率高めな案までを毎日一本出してもらう

 

なかなかこの案も自分が何に興味あるのかを意識しないと出てこないもの

 

それを毎日やることによって発想力、企画力が着実に上がる

 

この毎日やるからこそ絞り出す粘る力が身につくし

 

何十、何百という案が溜まっていったときに過去を見返すことによって

 

その案をブラッシュアップさせることができる

 

店長小西には今回ディスプレイを一から初めて全部任せてみる

 

ディスプレイは人がやってるのをみるのと自分でやるのはだいぶ違う

 

置く間隔や細部の調和から全体の調和まで

 

帰ってどんな仕上がりになってるのか自分たちも楽しみなのだ

 

みんなのできることが増えて

 

しかも技術や発想力や身体の健康まで向上すれば

 

数年後が楽しみで仕方ない

 

それをより高いレベルに持っていく為に

 

自分自身がみんなより多角的に発想力や企画力、映像に対してのアドバイスができないといけない

 

一番高いハードルを常に自分の喉元に突き続けないといけないのだ

 

その為に誰よりも学ぶのだし手を動かし続けるしかないと言い聞かせてます

 

さあ今日から仙台 水の音での展示が始まりますよ

 

ディスプレイも空間に合わせて調和させる

 

いい具合に仕上がりました

 

と言いながら答えはないので

 

信じるは己の美意識のみ

 

こればっかりは磨いていかなきゃね

 

どんな一日になるのか楽しみ楽しみ

 

今日も最高な一日を

 

 

 

 

 

yasuhide ono | 小野 泰秀

五児の父 世界放浪の際にアクセサリー制作の活動を開始 2013年福岡県宮若市に移住 2015年9月新月より福岡県宮若市にて「うつしき」というギャラリーを始動 日本の美意識、東洋的価値観、装身具の持つ”心を装う”という機能を追求する

うつしき

暮らしと道具のあいだ

©yasuhide ono