今観てる世界の解像度を上げる

 

昨日のインスタでも書いたのだが知ることの意味をずっと考えている

 

そこでひとつ辿り着いた解として

 

今観てる世界の解像度を上げるというのがある

 

同じ空間で同じように体験したなにかであったとしても

 

その人の知識量や前情報によって見え方や感じ方というのが大きく変わってくるということ

 

例えば演奏会に行ったとしてその演者のパーソナルな部分や

 

曲を知ってるか知らないかによっても受け取り方というのは大きく変わってくる

 

でもね、ここで陥りやすいひとつの罠というのがあって

 

知識量 = ファン歴(対象を知ってる長さ)ではないということは間違いないで欲しい

 

ここでは長さは重要では無く、深さの方が肝なんだよってこと

 

じゃあ深さを出すにはどうすればいいのかって話なんだけど

 

専門分野以外を知ることってかなり大事で

 

専門分野は当たり前のように深まるのは深まるんだけど

 

違う分野を知ってるか知らないかで深さの質が違ってくる

 

例えばラーメン好きな人がいてラーメンばっか食べてる人のおすすめするラーメンと

 

ラーメン以外にもフレンチ、和食、イタリアンの一流の美味しい物を知ってる人の勧めるラーメンだとどっちが食べたい?ってこと

 

なんか説明が難しいな、、

 

時代的に今は好きを突き詰めて行くほうが面白いのは面白いんだけど、

 

ひとつ好きを突き詰めて深さが出た人の次の突き詰め方って

 

一度ひとつを突き詰めてるから新しく違うことを始めた時にも

 

その深さで突き詰められるから純粋にひとつを突き詰めるよりさらに深いんだよってことが言いたかった

 

もちろん演奏会とかの場合そこに居る人の体調や心の在り方によっても変わってくるからなぁ

 

自分はなにも知らないんだという謙虚な気持ちがまた違うことを学びたいと思わせてくれるのは確かだろう

 

この一生が学びです

 

ラーメン食べ続けてその出汁がなんなのか?

 

麺の成分(小麦、水、かん水、塩)の量がコシやツヤに繋がることを知れば

 

ラーメンに対する解像度は少なくても上がるでしょ?!

 

だから解像度を上げて謙虚に物事を観て知り続けたいんですよ俺は!

 

今日も学び多き一日を

 

 

 

yasuhide ono | 小野 泰秀

五児の父 世界放浪の際にアクセサリー制作の活動を開始 2013年福岡県宮若市に移住 2015年9月新月より福岡県宮若市にて「うつしき」というギャラリーを始動 日本の美意識、東洋的価値観、装身具の持つ”心を装う”という機能を追求する

うつしき

暮らしと道具のあいだ

©yasuhide ono