一匹狼の群れ理論

 

 

 

今朝は静岡での目覚め

 

自分たちにとっての静岡といえば

 

panchavatiケンさんヒナさん宅でお世話になる

 

昨日はお墓まいりを終えた後そのまま静岡市内へ移動する

 

このタイミングで一旦四人から三人になる

 

子どもの成長と変化の早さ

 

心の中がどう変わっているかなんて誰にも解らない

 

でも響いてるんだなぁというのは面白いくらいに伝わってくる

 

今まで全然と言ってもいいほど手が掛からなかったマイペースな次男坊

 

この旅で自分の主張が面白いくらい強く出て来た

 

ようやくイヤイヤ期への突入か?!

 

適度な距離と放任する姿勢を持つ

 

突出した何かを持ちその突出した部分を伸ばし続けることを良いとした教育

 

これがいわゆる欠点を有り余る長所で埋める図式

 

スティーブジョブズやウォズニアックなどはこのタイプだろう

 

でもジョブズと一緒に宇宙船に乗りたいかというとちょっとやだよね

 

宇宙飛行士って長い期間をチームで狭い空間で過ごすから

 

すごく心理学などにも長けていないといけないし

 

時と場合によっては一つの選択が死に直結することにもなるから

 

個性云々ではなく高いレベルでのバランスを求められる

 

個性を大事にだけの教育だと自分というパズルのピースが

 

その場所場所で形を変容させながら場に合わせて対応する力が育たない

 

  対応力や変化を受け入れる力というのは

 

チームで動く場合かなり必要になってくる

 

個性を尊重しつつチーム力も養うことも忘れてはいけない

 

だからこそ自分自身受け容れる心の土壌がどれだけあるかが大事になる

 

昨日のケンさんとの会話で世代間の違いからの立ち位置の現状把握の話が面白くて

 

ケンさんと僕は22歳離れている

 

父ちゃん的な立ち位置でもあり兄貴?的な立ち位置の年齢差だ

 

日本の中の面白い文化になる前の流行りの波に乗り続けている人でもある

 

ヒッピームーブメントからサーフカルチャーから自然との暮らしや精神世界などなど

 

様々な分野をクロスロードしながらも今を大切に生きる

 

僕らはある種ケンさんヒナさんたち世代から垂れている紐みたいなものを辿っていて

 

それを更に今の空気を取り入れながら自分たちで解釈咀嚼し

 

暮らしに応用している

 

当時の空気と今の空気でも社会の圧力なども違うだろう

 

 先人がその圧力を物ともせずに切り開いてこなければ

 

今の時代の僕らが感じている場や文化がなかったかもしれない

 

だから一つの行動からみての今があり過去があるとするならば

 

自分たち一人一人の動きが未来を変えている可能性があるということ

 

面白いなぁ人生って

 

ある種の型にハマってたまるかぁという反骨心というのも大事ですね

 

だから型に合わせられる対応力は必要だけど

 

社会や国が作った人を統制しやすいという理由の枠組みにはハマりたくない

 

そういう反骨心は持ち続けたい

 

だからこそ同調圧力な空気を突っぱねる胆力を一人一人が持たないといけないのだ

 

そしてこの枠の中になら入ってもいいよという枠を自分たちが作り上げていく

 

家族という枠から会社という枠からコミュニティという枠

 

枠からはみ出たオオカミ

 

周りを見渡すと同じように枠から出ているオオカミがちらほらと

 

その一匹オオカミが利害一致のため群れになる

 

この一匹狼の群れ理論は至るところで見受けられるから面白い

 

業界があるところには必ずと言ってもいいほどにこれがある

 

古道具や工芸、美術、ファッション、音楽、建築、インテリア、グラフィックetc

 

僕は各分野のそんなオオカミさんたちが大好きです

 

動物占いでオオカミなyasuhide ono ← ちゃんとオチがついた笑

 

そんなこんなで子どもたちを起こす時間となりましたー

 

これから準備をして今日は京都を目指します

 

12月のSTARDUSTでの展示の打ち合わせ

 

MITTANの春夏の展示へ行きますよ

 

うつしきキャラバンの仕事旅はまだもう少し続く

 

今日も最高な一日を

 

 

yasuhide ono | 小野 泰秀

五児の父 世界放浪の際にアクセサリー制作の活動を開始 2013年福岡県宮若市に移住 2015年9月新月より福岡県宮若市にて「うつしき」というギャラリーを始動 日本の美意識、東洋的価値観、装身具の持つ”心を装う”という機能を追求する

うつしき

暮らしと道具のあいだ

©yasuhide ono