旅先で感じることを生活や制作に活かす
熱海での目覚め
毎日目が覚めると違う天井が映りこむ
ここはどこなんだっけ?という生活は10代後半から変わらない
青春18切符片手に色々なところに寄りながら寝床確保しながら旅してたっけなぁ
昨日は栃木から目的地である東京を目指す
東京に着いてから昼ごはんを食べようと思い
みんなに何が食べたい?と聞くとラーメンという声が多数あり
渋谷、恵比寿辺りでラーメン屋を探していたのだが
まず駐車場が全然空いてなくて
子ども四人を引き連れての移動は結構大変なので
できるだけお店から近い場所で探すも
それでも全然見つからない
それに子ども四人が座れる席のことを考えると
カウンターよりテーブル席だったり
じゃあテーブル席があるお店は?と考えると
チェーン店、もしくは郊外だったり古くからあるお店だったりする
ここで該当する店に限りが出てくることに気づいたり
お店選びもなかなか大変だという現実と直面する
自分が飲食店やってて子連れ家族6人を相手にするとなると
なかなか手強いお客にカウントされることが予想される
最終的に明治通り沿いの山頭火にたどり着いたわけなのだが
東京などの都市部だと一回の食事一つとっても大変ねという結論に僕らの中では至った
声の大きさ一つとっても田舎暮らしの子どもたちにとって
普段静かにしなさいっていう機会もそんなにないし
声のトーンを抑えるなんてこと自体ほとんどない
そもそもボリューム調整機能がそもそもついていないのかもしれない
なんとかラーメンを食べ終え
いざ今日の目的地であるはいいろオオカミ+花屋西別府商店に到着
長男坊にとっての心の師匠 西別府久幸
到着するなりモジモジとしながらも再会を嬉しそう
花の水揚げの仕方や花束の作り方、小さな作品を作らせてもらう
本当だったら夏休みに一人で東京に来る予定を立てていたのだが
それが叶わずだったので彼にとって今回の滞在は至福の時間
今日みんなでたしろのお墓まいりに行くので
そのお花を長男、長女が作り方を教えてもらいながら作らせてもらうことに
不慣れながらも二人ともその仕上がりに満足そう
天国のたしろに喜んでもらうんだぁと張り切っている
子どもの素直な気持ちっていつも純粋で優しい
短い滞在時間でもそれぞれ満足そうでよかったよかった
来年の夏休みこそは一人で東京に来て修行するんだと息巻く長男坊
うつしきでの来年の展示には西別府くんとのコラボ作品ができるかな?!とほのめかしていました
他にも寄りたいところはたくさんあるのだが
佳王理がこの連日の暑さにやられて軽い熱射病っぽくなったので
安全を第一に考え旅路を急ぐことに
少しでも目的地に近づくべく最終的に熱海での宿泊
熱海には初めて来たのだが
海沿いの観光地という感じで
少し町を車で走らせるがまさしく観光地っていう印象
この環境で自分が育ったなら?もしくは子どもを育てるなら?
という目線でその土地土地を見たり
その土地に暮らす人や働く人の印象によって
土地の印象の全てではないにしろ
輪郭というのは見えてくる
環境によってどれくらい人に作用するものなのか
それとも全ては気の持ちよう心の在り方で変わってくるのか
移動しながらその辺を深く掘っていきたいと思います
今回濃密に子どもたちと接していて思うところで
親にとって子どもはずーっと子どもであるのは変わらない
だけど、子どもにとっての一番は子ども扱いされるより
親と子という上下を取り払った一人前の一人の人間として対等に接することに
家族の関係性の理想があるのではないかなと最近思うところでもある
まあこれは家族によって違っていいと思うんだけど
親が子どもに依存している節もたまに見かけるから
うちはそうならないようにしようと反面教師で学ぶのです
っとそんなこんなで子どもたちを起こす時間です
あと今日を入れて残すところ3泊4日と旅となりました
持て余すことなく存分に感じて生きていきたいと思います
移動と発信と構成チェックなどの仕事と旅がイコールになる
今日もそれぞれの場所で最高な一日を
このツイッターのアカウントではツイートよりいいねを観て頂ければニュースには出てこない世の裏側が見えてきますよ
タイムラインをネガティブな情報で埋めたくない
少しでもポジティブにみんなが生きやすくなる世の中の空気を作りたい
周りに誰も争いを好む人なんていないでしょ?
真実を知ろう pic.twitter.com/1ZVZs9NUYe
— yasuhide ono / うつしき (@utusiki_) May 10, 2020