今回の旅を船の中で振り返る
移動続きの日もようやく終わりに近づきフェリーの中からこのブログを書いてます
金沢に立ち寄る予定だったんだけど時間の都合を配慮し一路そのまま大阪へ
9時に新潟を出発し途中ご飯休憩やトイレ休憩を挟みつつ
若干渋滞していた場所もあったりでなんやかんや大阪に着いたのは16時20分頃
目的地を国立民族学博物館に変更しての移動だったのですが
16時半を超えると建物の中に入れてもらえないらしく、ギリギリだったので駐車場に着いてからは早足で向かう
これで入れてもらえないなんてことになったらこの数時間の運転が水の泡になると本気で泣くとマジ焦り
常設展示はもちろん見る時間無く
だけど今回の目的は本や過去展示の図録の購入に的を絞っていたので時間ギリギリまで本選び
あらゆる観点からの文化人類学を学ぶことは本当の意味での国民性の違いや
郷土、民俗による習性の違いを学ぶのにはすごく為になる
古道具や古美術を学ぶ傍でその用途や歴史というのは切っても切れない
アンティークビーズ一つとってもその歴史を追い切れないくらいだし
未開の定義というのを何の基準を以って制定していたのかだって知ろうと思わなければわからないこと
歴史教育は勝者の立場で常に描かれている
中国なんかでは統治が変わるたびに焚書を繰り返している
歴史文化という奥行きを知るだけが真実という曖昧なものの輪郭を浮びあがらす
学ぶことを生涯止めないという風に決めてから面白い方向に動き出している
思いもしない仕事が舞い込んできたりと人生はわからないものだなぁ
この数年で見据えている目標へ向けてコツコツとやれることをただやるしかない
納得いく買い物ができいざフェリー乗り場へ
それでも民博から1時間の運転ともなれば流石にもぬけのから状態っす
先週の木曜日からのこの数日間で一体どれくらい運転したものか
少なく見積もっても走行距離約2500キロ
運転が苦にならない性分でよかったと心から思う
50年代のアメリカに沸き起こったビートジェネレーションを代表するジャックケルアックの「路上」だったり「ザ ダルマ バムズ」といった紀行文学
ここに影響を受けたボブディランやトムウェイツといった名だたるミュージシャン達が輩出されていく
自分のこの人生の中でやり続けたいことの一つに旅がずっとあった
色々な国や土地を周り自分なりのフィールドワークを重ねていく
切り取り方はその時の自分の興味だけなのだがそれでもどの国であれ対人の関係性に変わりはない
人間の本質は人と人のコミュニケーションにあるともいえる
そういう意味では今も昔もそんなに変わらない旅人生活を満喫してるとも言えるかな
知らないからこそ知りたい
未知との遭遇と出会いたい
でも明日のブログにはやっぱ家が一番とかいってるんだろうな笑
帰る場所があることはさすらい旅とはまた本質が違う
心の拠り所をいくつ持つか
別に一つにすることもないだろうし心が落ち着く場所を見つけるとただ単純に生きやすくなる
どこかしらに感じてしまう生きにくさからのエクソダス
そこから逃れるにもかなり体力や精神力といった胆力が必要になってきますからね
意識の矛先を変えてやるだけで目の前の景色は変わる
怒りの状態では見えてこないことがリラックスした状態だと見える景色も感じることすら大きく変わってくる
だから僕らは気分に左右される生き物なんすよね
そんなこんなで子どもたちを起こす時間でーす
さあ戻って準備して今週末にはえみおわすの展示が始まります
えみおわすも久しぶりの九州での展示とのこと
楽しみだなぁ
空間と作品に対する解像度を上げていこう
毎度帰りの車の中は荷物でパンパン
これが自分のカルマだと最近はちゃんと割り切ってます、、
今日も最高な一日を