展示前日にしていること

 

 

今日からうつしきで始まる山香デザイン室 小野友寛展

 

昨日の13時過ぎに小野さんは作品と共に遥々大分よりやって参りました

 

展示をする上でまず自分たちがする事として空間を空っぽにする事

 

普段常設で置いている作品や古道具たちを一度まとめて

 

作家さんが来る前に展示の作品を飾る場所を作る事から始めます

 

そして車から作品を降ろして

 

荷物の開封をする

 

作品の全体像を把握してここからその作品が

 

一番居心地の良い場所は何処かを探っていくのです

 

それに伴って什器の移動をして空間全体を展示に合わせて作り上げていく

 

ほんと毎回引越しのようなもので

 

大きな家具の移動をスタッフ(うつしき女子)達と運んでいくのです

 

大まかな調整が出来たら細やかな調整で整えていく

 

人も作品も一緒で

 

隣に何を置くのか何の上に置くかで

 

その作品の輝きが変わるのです

 

今回小野さんはかなり沢山の作品を作り上げてきてくれたので

 

最後の最後まで楽しんでもらえると思います

 

是非日常の中取り入れてみてくださいね

 

一つの作品で空気も変わるし

 

空気が変われば日常が変わります

 

日常が変われば意識も変わりますよ

 

そして意識が変われば行動も変わる

 

作り手の作品にはそんな力があると信じて

 

今日も伝え続けるのです

 

yasuhide ono | 小野 泰秀

五児の父 世界放浪の際にアクセサリー制作の活動を開始 2013年福岡県宮若市に移住 2015年9月新月より福岡県宮若市にて「うつしき」というギャラリーを始動 日本の美意識、東洋的価値観、装身具の持つ”心を装う”という機能を追求する

うつしき

暮らしと道具のあいだ

©yasuhide ono