セルフハンディマッピングと芸術経済論

 

刻々と過ぎる毎日

 

昨日何やったかなぁと振り返りながら

 

その日やることを考えていく

 

毎日必ずする日課というのがあって

 

大体それをする時間も決まっている

 

だけど決めすぎないというのを大事にしていて

 

その状況によって変わってくるから

 

予定を決めすぎるとそれを守れなかった時に

 

その日課のせいでストレスになることがある

 

やらなきゃという強迫観念が生まれてしまうことによって

 

場の状況に合わせた柔軟性が損なわれてしまう

 

完璧主義になってくるとここのところが大変

 

細かいしよく怒ってる印象かな

 

全体で見たときにそんな小さいところ!?

 

とこだわるポイントがずれている人もたまに見受けられますからね

 

神は細部に宿る

 

これに反対意見など何もないし心から思うところ

 

でもこれも状況に応じて変わってくるところだろう

 

適切な状況判断ができるかどうか

 

結構検討がずれてる場合というのもあるからね

 

テスト前日の勉強中や展示前日などの大一番の前に

 

なぜか無性に大掃除を始めてしまったり

 

関係のないことを始めてしまうことってありませんか?

 

僕もしょっちゅうあるんですけど

 

これは心理学ではセルフ・ハンディキャッピングといいます

 

ケガで練習がほとんどできなかったことを周囲の人に言いまくっているスポーツ選手

 

彼がその試合で負けたとしても

 

ケガによる練習不足が原因で負けてしまったと周りの人は思うので

 

その選手は激しく落ち込むことはないでしょう

 

つまり言い訳を強調することで

 

自分のプライドを守ろうとしているからなんです

 

心理学って自分にも刺さるから学んでおいて損はない

 

確かにそうだと思いそれを反面教師に行動できれば強みに変わる

 

なんでも決めつけずにそういう考え方もあるんだねと

 

思っていれば対立になんてなりやしない

 

でも中にはコントロールしたいと思う人や

 

自分の思い通りに進めたい人たちもいますからね

 

その為には手段を選ばない

 

そういう人たちによってルールメイクされてきた地球の歴史

 

じゃあ新しく作るこの先の未来はどんな世界を望みますか?

 

支配のない世界

 

それぞれが自発的に行動しそれがなおかつ人のためになること

 

活気があってみんな笑ってることだったり

 

それを作る為にはどうすればいいのか?

 

200年前ジョン ラスキンが提唱していた芸術経済論

 

芸術と経済の双方向から考える上でも非常に良書で

 

イギリスだとジョン ラスキンとウィリアム モリス

 

同年代で日本だと岡倉天心と柳宗悦

 

これがイギリスではアーツアンドクラフト運動となり

 

日本では明治の民藝運動になっていった流れ

 

この辺りを今改めて噛み砕いていきたい

 

歴史的論考の中には良い点と時代に合わせたアップデートしないといけない必要性がある

 

芸術というのを現代美術だけで切り取ってしまうとなんじゃ?となってくる

 

芸術も労働の一部であるとひとまず前提しておく

 

芸術とは人の労働における歓喜の表現である

 

ここで美術工業について一つの定義を書いておく

 

美術工業の意義は芸術的であり文化的でもあり更になによりも経済的である

 

と産業革命化のイギリスで言われていたことだ

 

美術工業品とは実用と美感満足の両目的を同時に達成するもの

 

と定義されている

 

デザインの重要性などを考えると必然であり納得ですよね

 

これはものづくりの全てにおいて関わってくる大切なこと

 

芸術というのを生きざまの表現と定義してやればわかりやすいのかな

 

自分の人生なんだから人生においてのモデルなんてないと言われても大抵の人は迷子状態だろう

 

それぞれの人生を歩む為に自分の理想の生き方と近い人を参考にすることは重要だろう

 

先人や偉人のやった功績にしかフォーカスされないが

 

普段の私生活などもう少し噛み砕いてやると見えてくることがある

 

見えないところでの努力だったり日々の積み重ねなんて近くにいる人じゃないと解らないもの

 

本来自分の敵は自分

 

これを外側の他者に向けるからおかしいことになる

 

政治のせい国のせい法律のせいと誰かのせいにするのではなく

 

自分が納得していればそれだけでいいはず

 

っとそんなこんなで子どもたちを起こす時間でーす

 

今日と明日うつしき喫茶室では高倉優仁子さんによるひとさらが開催されます

 

予約されてるみなさまお腹をぺこぺこでいらしてくださいね

 

今日八木さんの追加作品が届きますよ!

 

なんていったって僕らが一番楽しみです

 

今日明日と内臓と相談しつつ楽しみたいと思います

 

最高な一日を

 

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open 13 – 18 LIFT 八木 良介展 七日目 連日沢山の方にお越し頂きありがとうございます 今回大分から八木さんの知り合い友達が沢山来てくれています SNSなど一切やらない八木さんだからこそ一対一の対面する人たちとの関係性がこういうカタチで見受けられます 残り三日間持て余す事なく自分たちなりに伝え続けます 明日、明後日と喫茶室にて高倉優仁子さん @yuniko_takakura のひとさらが開催されます 最終日にはbaobab @catherina_1972_ @maika_24 の演奏会もあるので最後まで楽しみ尽くしです 晴天の宮若市 まんまるな一日を◯ LIFT Ryosuke Yagi exhibition 空間サーカス 展示会のタイトルを「空間サーカス」と名付けた。 僕にとって空間という言葉は常に意識し一番発する言葉かもしれない。 サーカスは僕の中で非日常で夢の中にいるような一番好きな言葉だ。 うつしきでの展示会のお話をいただいた時、 この2つの言葉が結びついた。 東京早稲田で活動していたLIFTが大分の山香へ拠点を移し 日々つくりだされる家具や造形物、以前より集め続けている古道具と 共にうつしきを舞台にLIFTの空間を展示いたします。 LIFT 八木良介 会場 うつしき 会期 9月19日(土)-9月27日(日)※期間中休みなし

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yasuhide ono | 小野 泰秀

五児の父 世界放浪の際にアクセサリー制作の活動を開始 2013年福岡県宮若市に移住 2015年9月新月より福岡県宮若市にて「うつしき」というギャラリーを始動 日本の美意識、東洋的価値観、装身具の持つ”心を装う”という機能を追求する

うつしき

暮らしと道具のあいだ

©yasuhide ono