工芸の話から令和ルネサンス

 

 

書くと整う

 

アウトプットを日頃からの前提とすると

 

眼に映るものや体験することの全ての感じ方が変わるというのは実感としてあって

 

それをどう人に伝えられるだろうか?という

 

コミュニケーションを取る前提であらゆる事柄を感知するようになる

 

気持ちの良い接客を受けた時にこの人の接客の何が良いんだろう?と考えてみたり

 

反対に気持ち悪い対応された時になんでこう感じるんだろう?と考えてみて

 

反面教師としてそうはならないようにと肝に銘じる

 

さて工芸、民藝について今日は書いてみたいと思う

 

こんな若造がしゃあしゃあと入っていける領域でないのはわかってるし

 

朝の一時間のブログで書き切れるわけでもないので

 

込み入ったところというよりも

 

もう少し今の現状をわかりやすく書けたらいいな

 

何回かに分けて書かないと今の考えの全ては書ききれないし

 

このブログだけでこいつはこうだ!!と判断してもらっても困るからね

 

うつしきでも陶芸も木工もガラスも扱っているので書くことに非常にナイーブで繊細な領域でもある

 

みんなが自分たちのテリトリーを守るために見せ方や打ち出し方で必死になっている

 

小難しい専門誌に載って小難しい単語を並べてるのを読んでて

 

僕なんかははてなマークで頭ん中がいっぱいになる

 

それでも自分なりに少しずつ解ってきたこともあって

 

当事者としての作り手の立ち位置でみるのか

 

お店をやってる身としての立ち位置でみるのか

 

それをどの角度から切り取るかによっても変わってくるのだろう

 

難しくならないように書いていきたいのだが

 

年々器を買う人や興味を持つ人が格段と増えたのは間違いないだろう

 

興味人口が増えた結果

 

作り手も増えただろうし

 

それに伴って市場が大きくなった

 

そしてお店が増えた

 

だからこそみんな自分たちのスタンスを保つために

 

人とは違うスタイルを求めた

 

そのスタイルの中にもさらに細分化された色々なスタイルができていって

 

どんどん枝葉のように分かれていく

 

でもその中にどうしても優劣(クオリティとそれに伴った値段設定)があって

 

初めたばかりの陶芸家とキャリア10年目とかの陶芸家の作品が同じ値段でも困るしね

 

でもみんな目指すところは大元の幹の部分

 

根幹にあると思っていて

 

その根幹の説明を上手にしているのが柳宗悦だったりする

 

ここでは根幹というのは歴史を遡った中での源流として捉えておこうかな

 

で、振り返った時にしか自分の立ち位置って算出しにくくて

 

いつのまにかそれが文化になってることだってあるし

 

ブームに合わせて湧いただけのタイプももちろんいるだろうし

 

ここから熟成させていくのはそれぞれな次第である

 

みんなそりゃ根幹が主流となるのであればそこが気になるのは確かであって

 

根幹を捉えていればあんた解ってるね!ということにもなるだろうし

 

逆に俺が目指すところはそこじゃねーんだ!

 

と別のところを開拓してそれがめちゃくちゃ格好良くて

 

そうなれば根幹そのものが変わる可能性だってあるのだ

 

だから音楽について話してたはずなのに

 

それがロックだブルースだパンクだクラシックだヒップホップだと

 

結局何について話してたんだっけ?となってるのが

 

今のネクスト工芸を探してるって感じなんじゃないかな?

 

ここから10年後20年後にどうなっているのか?

 

そこまで残ってられるかどうか

 

持久力がものを言うのはどの分野でもどの時代でも一緒

 

権威思想やハイもローも関係ない

 

コンテクストは大事だけどもそこを意識しすぎてるとつまらない

 

どんどん領分を超境していかないと面白いものは生まれないというのは私の持論っす

 

スタンス保持は歴史を見ていてもつまらないし廃れていく一方なのだ

 

こんなこと書いてるとまた陰口言われるんだろうな。笑

 

嫌われる勇気 by アドラー心理学を読んでてよかったぁ٩( ‘ω’ )و

 

そんなこんなで子どもたちを起こす時間でーす

 

今日はブログ消えませんように

 

僕はどの業界ももっとそれぞれを認め合ってそれいいね面白いねと

 

どんどん新しい表現が出てくるのがいいと思っている

 

令和ルネサンス

 

起こらないかなぁ

 

人任せじゃなく自分たちで面白くしなきゃ

 

最高な一日を

 

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yasuhide ono | 小野 泰秀

五児の父 世界放浪の際にアクセサリー制作の活動を開始 2013年福岡県宮若市に移住 2015年9月新月より福岡県宮若市にて「うつしき」というギャラリーを始動 日本の美意識、東洋的価値観、装身具の持つ”心を装う”という機能を追求する

うつしき

暮らしと道具のあいだ

©yasuhide ono