他者の頭の中を覗けないからこそ僕らは本を読む
今日もあたたかな朝
昨日も終日暑いくらいの変な天気
ちょっと風は強くて夕暮れには小雨がぱらっと
でも気温は高めという不思議
他人の頭の中って覗けない
たとえ同じ場にいたとしてもみんな違う印象や感想を持つ
吉本隆明のふたりの村上という本を読む
吉本隆明による村上春樹 村上龍論
僕はどちらの作品も意外と読んでいて
個人的には村上龍作品に若い頃ハマっていた
コインロッカー・ベイビーズ
愛と幻想のファシズム
希望の国のエクソダス
五分後の世界
ヒュウガウイルス
半島を出よ etc
一冊一冊かなりヘビー級
読了感は超重いっすよね、、
そのせいか10代後半の僕の頭は能力至上主義とか
常に能力総動員できる環境というのを求めていたりと
今思い返せば割と排他的思想の持ち主だったともいえるかもしれない、、、
反権力だったりね、、まぁ2000年前後の話っすからね
今はまんまるまるまるな考え方っす◯
村上春樹はそんなに多くないんだけど
ノルウェイの森
海辺のカフカ
ねじまき鳥のクロニクル
アフターダーク
1Q84
どちらかというと村上春樹のエッセイが好きで
職業としての小説家や、走ることについて語るときに僕が語ることなんかは村上春樹の超ストイック具合がにじみ出ている
昨日みんなで昼ごはんを食べてる時に
春樹、龍作品って何か読んだことある?と聞くと
みんな何かしら読んでいて
それぞれなんの作品が好きだったかと軽い雑談
一冊の本の思い出
感想はみんな違っていいし違うからこそ面白い
昭和、平成を語る上で外せない思想家の吉本隆明
彼は二人の出現と吉本ならではの読み切り口
そんな風に読むんだぁと感嘆する
太宰治と志賀直哉との対比なんかもその時代を知らない僕からすれば衝撃の連続
当時戦前戦後の話って文献でしか残っていないから
その辺のカルチャーの裏側を知れるのは面白い
太宰からすると志賀直哉なんて暗夜行路なんて書いてるけど暗夜の何も知らない御坊ちゃまという痛烈なdis!!
この文筆家たちの罵り合いは一読者としては壮絶なエンタメの一種ですよね(絡まれたくないけど)
当事者たちには見えないことが振り返るとあの時の出来事が今に至る道になっている
数ヶ月くらい籠って本を読み漁りたいd( ̄  ̄)
一日の動きのうちの分量を少しずつ改善する必要があるな
今は絶賛制作モードだから展示二つ終われば年末にでもその時間を存分に取ってやろう
楽しみをなかなか取っておけない体質なので我慢を覚えます
24時間は増えないっすからね
それだけは人類皆平等
それをどう使うかはその人次第なのだ
そんなこんなで子どもたちを起こす時間でーす
いやぁ毎日ほんとあっという間に過ぎていく
このブログが読み返した時の日記の代わり
今日もコツコツと手を動かしていこう
最高な一日を