子育ての考え方と絶滅危惧種 頑固おやじ
子どもの好き嫌い
長男坊は今マンガ熱が半端なくて家にあるマンガをことごとく制覇している
今は手塚治虫のブッダを読んでおり小学生でもわかる仏教のさわりとして非常にいい参考書である
学校の宿題はいまいち乗り気じゃないけど、パスツールが何した人?という大人でも咄嗟に出にくい答えをすぐ答えてくれる雑学博士になりつつあるしそれでいいと思ってる
長女は今歌うことと踊ることが大好きで自分が影響受けた音楽をyoutubeで見せるとすごく反応が良い
Sigur Rosと高木正勝さんのPVが特にお気に入り
自分が好きなものを子どもも好きといってもらえるとめちゃくちゃ嬉しい(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
身近に気の合う友達を見つけた感覚とでもいうのかなぁ
この先色々なものをみて色々なことを教えて欲しい
こんなに面白いのがあるよとか父ちゃんも好きだと思うとかそんな提案があれば嬉しいなと心から思う
子育てって子どもを育てる感覚って全然なくてむしろ一緒に学ぶ友達みたいな感じなんだよな
親歴なんてたかだか9年だ
子ども歴の方が長いから子どもの気持ちすごくわかるよ
ただできることと知ってることが子どもよりも少し多いってだけ
家の中での最低限のやるべきことルールがあるくらいで動物たちのご飯と風呂掃除はお願いとか掃除と皿洗いは俺がやっとくとかの当番制
空間をシェアする小さな共同体の仲間
押し付けと押さえつけを兎に角なくす
自然志向な考えで子どもの好きになんでもやっていいよともまた違う
礼節だけは非常に大事にしたいところ
日本語という世界の中でも稀な特殊言語
言葉にして伝える部分とあえて言葉にしない部分
以心伝心という考え方
日本の文化は一方に「言葉」を
もう一方に「所作」を重んじている
所作とは体の言葉を表していて
修行や道で必要なのはこの体の言葉の方である
お花やお茶、剣道にしろ柔道も道と呼ばれるものでは体の言葉を習う
そして修行を積み重ね最終的に完成すれば「型」になる
道の方というのは常にある立ち居振る舞い
体の所作ということであってそこに言葉は必要ない世界
たとえ言葉(頭)でわかってても全ては所作に現れる
でも今は頭でっかちが増え過ぎていてそこに警鐘を鳴らす人もあまり見受けられない
戦前の人の考え方を僕は今一度学ぶ必要があると思っていて
養老孟司さんや宮崎駿さんみたいな頑固おやじと書けば怒られそうだけど、そういう戦前生まれの人たちの自然観や考え方は学ぶ価値は大いにあるしむしろここにグローバリズムと逆行する大切な未来があるとも言える
書籍には残るとはいえ同じ時代を生きるこの7、80代から学べるギリギリの機会でもある
同調圧力に屈しない
周りは周り、自分は自分
人の目や考えを気にしてもなんの意味もない時間の無駄
それでも人の目が気になってしまうんだったら振り払うような胆力をつけるしかない
頭の声はうるさいから身体の言葉を取り戻す
代用が効かないのは脳ではなく体の方
そこを間違えてはいけない
そんなこんなで子どもたちを起こす時間でーす
今は多角的に学べるいい時代ですけどね
文武両道のどちらか一方ではなくその両方が大事
身体言語と知的言語を行ったり来たりして深めていく
身体柔らかくして思考も柔らかくありたい
あっ、一つ告知です
youtube更新しています
水
– A series of elements –
無いものに目を向けるのではなく既にあるものに目を向けてみる
今も昔も変わらず世界は美しいもので溢れている
さぁ今日もコツコツ手を動かすぞぉ
最高な一日を