老荘思想とスターウォーズと氣
盆地である宮若市は小高い山に囲まれているせいもあって福岡市内よりも気温も2、3度低い
その遠く見える山がほんのりと雪化粧施されているのは数日だけの褒美のような景色
雪が積もりまっさらな状態を前に息子は歩いて足跡をつけるのがもったいないと言った
その気持ちすごくわかるよ
一度足を踏み入れてしまえばあとは同じ足跡を辿りたくない
できるだけその積もった部分を一歩一歩と開拓する
朝道路が凍結していて犬のうめといつもの道を散歩している最中
何度もうめが滑ってこけてるのが犬も滑るんだなぁとなんか関心したもの
老子と荘子
老荘思想なんて一括りに呼ばれているけど
去年から老子の道徳経や荘子を読んでいる
手始めに購入した岩波文庫の訳は難しすぎてなんのこっちゃわからんと昔は思っていたんだけど
それもそのはずで学校の授業なんかでもそうだけど話のうまい先生と話のつまらない先生の授業って当たり前だけど話のうまい先生から聞きたくないですか?
今までの翻訳があまりにも人情みたいなものが希薄すぎて全然入ってこなかったんですよね
訳すことってその人の言葉のフィルター(生き様)が通る分ものすごく大事じゃないですか
加島祥造さんという今はもう亡くなられた詩人の方の翻訳本に出会ってから老子と荘子の言葉がグーっと身近になったのは個人的に大きい
漫画キングダムのブームによってなのか中国の歴史が身近になり戦術とビジネスという対比で中国思想が身近に読まれるようになった
どちらかというとビジネスなんかと相性が良いのは孔子の考え方であって
生きるとは?を追求しているのは老荘思想
道教 タオイズム
タオとは一体なんなのか?
全てのものに備わっている見えない力
とでもいえばいいのかその本質はわからない
氣
人の心がこもったご飯を食べた時にモリモリと元氣が出るように人には元来氣が備わっている
その氣の使い方が日本語で言う気遣いだし
氣が吸われるような状態や場所を氣枯れといいそれが穢れ汚れるに繋がる
病氣と言う言葉も氣が病むことをさしていて
その反対は元氣な状態ってことで元氣ってそれだけで素晴らしいこと
年末から全シリーズを観直したスターウォーズ
ここで出てくるジェダイが使う有名なフォース(理力)がある
May the Force be with you
タオ=フォース=氣
僕の中で起こった老荘思想とスターウォーズのシンクロニシティ
今年2021年の滑り出しはここに大きな意味があると踏んでいる
老子や荘子の好きなところって分離しないことにあって
何とも比べない
何にも求めないただあるがままを受け容れる
白か黒、上か下、美しい醜い、有名無名などで決して分けない
その世界は争いに発展しない
足るを知り多くを求めず目の前を大切にする
ごくごく当たり前とも言えることなんだけど日常に埋没してしまいついつい忘れてしまうんですよね
話少し脱線して戦争のルールの一つで当事者にならないという鉄則がある
世界を見渡した時にこの条件に当てはまる金融の総本山とも言える国がヨーロッパにある
永世中立国スイス
スイスの歴史と貴族と金融に追ってみるとやばいっすよ
かの有名な欧州原子核研究機構CERNがあるのもスイス
この世の全てを手に入れたいと思う人も入れば
もうこれだけで充分と言う人もいて
この地球の面白さってここにあるんじゃないかなぁ
その中で自分はどうしたいか
今更貴族になんてなれるわけでもないしなりたいとも思わない
権力者はその権力維持で必死だもん
気づかれないようにと3S政策やスマホやSNSなんかの適度な娯楽を与えて飼いならす←こう書くと嫌な気分になるな
でも抜け穴というのもまだあって
一つはそれに乗らないこと
それが一番楽だし心に優しい
終末論とかディストピア思想って重っ苦しいんですよね
でも怖いもの見たさに色々と調べてしまうのも人の性
より多くが欲しいの競争からの離脱
逃げるが勝ちは一つの作戦
そしたら争いにすら発展しない
出し抜かないみんなで回す独自の経済圏って作れると思うんですよね
理想がないとつまらない
それぞれの絵空事いっぱい描きましょう
そんなこんなで子どもたちを起こす時間でーす
個人的に老荘思想をもっともっと深めていきたい
まだまだほーんと知らないことだらけですからね
今日はお店開けられそうなのでうつしきは通常営業です
久しぶりのお店だぁ
手だけはコツコツ動かしますよ!
今日も最高な一日を