進化論視点と棲み分け理論から考える「大は小を制しない」
昨日は現在進行中の企画のサンプルが送られてきてテンション爆上がり
もうすぐでお披露目できそうです
少しふざけた感じなのですが中身は大真面目ですよ
子どもウケがめちゃよかったぁ♪( ´θ`)ノ
さて、今日は昨日書いた「大は小を制しない」を進化論の視点などくわえながら持論をもう少し深掘りしてみようと思います
あるもののスケールメリット(規模を大きくすることで得られる効果や利益、優位性など)というのは業種や生態系問わず共通問題として存在する
進化論の前提はすべてがスケール増大を求めるもの
そうでもしないと絶滅しちゃいますからね
「個」ではなく「種」はなるべく多くの子孫を残そうとする
生命原理はそもそもスケール拡大を目指すものだとされている
だって小さくても少なくてもいいやと選択する人が果たしてこのご時世どれだけいるのか?
家にしろ、食事にしろ、お金にしろ、今だとフォロワー数にしろ
近代の経済理論は大きい多くがいいという前提で立てられている
そういったことから「大は小を制しない」というのはある意味でダーウィニズム(進化 の研究に関わるさまざまな現象や概念)に対するアンチテーゼ(ある理論・主張を否定するために提出される反対の理論・主張)になりうる
ここで今西錦司の「棲み分け理論」が当てはまるのではないかということを考察してみたい
ざっくり参照を引くと
おおまかにみると同じ場所にすむ何種かの生物が生活要求を衝突させないような,微妙に異なる生態およびすみ場所に分れている現象を「棲み分け」という。
今西錦司は『生物社会の論理』 (1949) において,棲み分け現象を,生物界ことに動物界に広く認められる原理的なものと考えて棲み分け理論を立てた。
これによると、それぞれ近縁種の個体から成る集団,すなわちいくつかの同位の種社会は,ある場所で相補的なすみわけを行なっているものであって,生物の世界全体がこのような原理のうえに成り立っているものである。
これを身近な例で例えるとすれば地方にセレクトショップが数件あるとする
このブランドを扱いたいけどすでに扱っているお店が先にあればそのブランドは扱うことができないという暗黙のルールみたいなものが存在する
実際にそれでバチバチに揉めているお店も実は多数あるんです←業界あるある
大手だと強いとかね
これは一昔前は資本力の問題があったんですけど、今はどっちがよりイメージよく売れるかや販売力に置き換わってきたとも言える
面白い時代っすよね
これも一種の棲み分け
こういうことからも必ずしもみんながみんなこぞって大きいを目指さなくてもいいんじゃないかなぁと思ってる
そもそも資源もエネルギーも時間も無限にあるわけじゃない
それをみんながより多くを目指す競争に巻き込まれるとキリがない
数学者のガウスも墓牌に「少数なれど熟したり」と刻んでいる
うつしきも目指すはそこ
自分でやらないといけないことと自分しかできないこと
自分はやらなくていいことと人に任せた方がいいこと
その棲み分けをする
だけどその分薄まらないように全員で前提となる根幹部分をしっかりと共有しておく必要がある
大きくなると熱が薄まるという濃度や密度の問題が出てきてしまう
でも少数だとその熱のまま伝導できるというメリットがある
密度が濃ければ大きいものでも風穴を開けることができる←何を目指してる?
だから一人一人が日々のレベル上げをサボらない必要があるのです
そんなこんなで子どもたちを起こす時間でーす
まだまだ書きたいことが山のようにある、、
一時間という時間制限の中で字数を増やしつつ内容が薄まらないようにを心掛けたい
今日はうつしきは定休日です
僕は変わらずコツコツ手を動かしていきますよ
最高な一日を