匿名という現代版魔女狩り注意報

 

 

子ども達の学校が始まり保育園への送り迎えが始まるともう一気に日常に戻れる

 

旅モードを強制リセットしてくれるのでありがたい

 

久しぶりの宮若

 

みんなとこの一週間の出来事をそれぞれ話し合う

 

シェアすることや改善点は何があるか?

 

この話し合いの積み重ねは後々すごく大事になってくる

 

人にはまだテレパシーは使えないから何を思っているかは言葉にしないと伝わらない

 

もちろん感情を音楽で表現したりといったことはあるけれど

 

根幹にあるコミュニケーション手段は言葉を用いた会話がメイン

 

なにか一緒にやっている一連の流れの先読みなんかは行動の察知力だから会話とはまた少し違うのかなぁ

 

会話はなんといっても奥が深い

 

その相手の表情や目線、仕草すらも反映してくる

 

そういった状況が常に加味されてくる

 

だからとても大切なんですよね

 

昨日は畑の畝作り

 

せっせか早い段階で土作りをしていたこともあり

 

男手三人もいれば結構すんなり仕上がる

 

前まで僕と女子チームでやってた頃を考えるとほんと一瞬の出来事のよう

 

11畝作れたから今年は力かけていきまっせ

 

制度やシステムに依存せずどれだけ自立できるのか

 

そこは常日頃から考えている

 

みんなとその家族を養えるようにと共有できるものは共有したりして

 

生きるための技術を高めていく

 

最初は何をやるにしてもみんな素人同然なわけで

 

急にプロになれるわけでもないし

 

逆に百姓のプロって何?と疑問すら出てくる

 

家の改装をお願いしている村上さんのできる何分の一すら家つくりのことなんてわかってもないし技術もない

 

できないことがあるからできる喜びもあるし

 

知らないことがたくさんあるから知る喜びもある

 

みんなそれぞれのできることをどんどん持ち寄っていく

 

料理を作るのが上手い人がいれば

 

野菜を作るのが上手い人もいるわけで

 

料理を作るのが上手でなおかつ野菜を作るのも上手っていうのはいいですよね

 

建築に対しても設計する人と実際に作る大工さんとではまた役割が変わってくる

 

一人でなんでもできる人ってやっぱすげーと思うんです

 

でも口先だけ着飾るのが上手な人というのもたくさん増えている

 

現代版魔女狩りとも言える匿名で人の誹謗中傷を書けてしまう心理

 

そこから逸脱しないと次の世界には進めない

 

仏教で説かれた六道や十界とはその人の心の状態そのものを表すとも言えるんじゃないだろうか

 

自身の今の状態を省みたときにどんな感じがするか

 

もっと欲しいもっと欲しいなのか

 

あいつ目立って羨ましいという出る杭を叩きたい欲求なのか

 

幼児願望丸出しのかまってちゃんなのか

 

状態というのはその都度の状況によっても変わってくる

 

釈迦はこの世はバーチャルと説いている

 

次の行く先を決めるのが今世をどう生きたか

 

これはキリスト教にもいえる死後の世界における天国と地獄

 

どこに行くかはその人の行いによって変わるというもの

 

大聖堂を建てる為に免罪符を出したあたりからおかしくなったのかなぁ

 

仏教美術や曼荼羅なんかを見ているとこの世界というのが少しずつ見えてくる

 

聖書にまつわる宗教美術も類推していくとこの世の成り立ちが浮かび上がっていく

 

全てを相似形として世界を読み解いていけばどうあるべきかに辿り着く

 

人体の水分量と地球上の海の面積は共に約7割

 

人体は地球の縮図であり地球は宇宙の縮図

 

創造主はなぜ宇宙を創り地球を創って人を創ったのか

 

この謎は未だ解決されていない

 

人類自身で進化のプロセスに至る以外に方法はない

 

嫉妬して足を引っ張り合っての世界だったら誰も相手にしたくないじゃないですか

 

それが学校だろうが会社だろうが国だろうがその単位はなんだっていいんですけど

 

階層というヒエラルキーから一歩出ないことには階層の中にいることすら気づけなかったりする

 

働けど働けどなんか疲れるだけで生活は何も変わらないという状態

 

そうなるとどんどん笑顔がなくなっていく

 

それで人生が磨耗してしまうのってなんか変じゃないですか?

 

まずはあらゆる構造を疑ってみる

 

するとなんか変だなぁと見えてくることもある

 

それをつぶさに観察する

 

一歩外に出れば競争の無意味さに気づける

 

まあ毎度ながら同じようなことの繰り返し

 

だけどすごく重要なことだから何度でも

 

そんなこんなで子どもたちを起こす時間でーす

 

みんなが楽しい社会への貢献は何があるだろうか

 

色々なコミュニティを観てきたけど

 

自分の周りだけ楽しいという身内ノリ状態の中に外部から人は入りにくかったりする

 

オープンとクローズドのバランスにこそセンスが必要になってくる

 

そこを模索し続けなければと日々思うのです

 

えみおわすから作品が届いてます

 

圧倒的な物量を前にどうディスプレイしようかと悩み中

 

嬉しいことに子ども服もありますよ

 

宮城県いびつでの展示も残すところあと三日

 

こちらも最後の最後まで楽しんでくださいね

 

最高な一日を

 

 

 

 

 

 

 

 

yasuhide ono | 小野 泰秀

五児の父 世界放浪の際にアクセサリー制作の活動を開始 2013年福岡県宮若市に移住 2015年9月新月より福岡県宮若市にて「うつしき」というギャラリーを始動 日本の美意識、東洋的価値観、装身具の持つ”心を装う”という機能を追求する

うつしき

暮らしと道具のあいだ

©yasuhide ono