大宇宙(マクロコスモス)と小宇宙(ミクロコスモス)
昨日はうつしき合気道部の稽古でした
予備動作を極力少なくすることや精度をあげて素早く動くことだったり頭で考えてからではもう遅い
瞬間瞬間に攻防が変わるのでその都度状況に応じて反応するしかない
先生に中国拳法の準備体操を教えていただいたのだがそれをやると身体についたサビが落ちていく感じ
脱力の重要性としなやかさ
力じゃない
やろうやろうとすると自然とどこかに力がかかってしまうけどそうじゃない
いかに緩ませ続けられるかどうか
武道の世界のほんの入り口を覗いただけなのにその奥は見えないくらい深すぎる
氣について
昨日のインスタにも書いたのだが最近またバガヴァットギーターやウパニシャッドを読んでいる
大宇宙(マクロコスモス)と小宇宙(ミクロコスモス)の概念
人体の中にこそ大宇宙の本性や能力が内在しており大宇宙そのものが人間の一つであるとして、お互いが影響を及ぼす動的関係
これをプラトンはティマイオスの中で生命的宇宙観と結びつけて語った
インドやギリシャなどところ変われど同じことを言われている記述がたくさん残されている
たった一粒の種からとんでもなく大きい巨木にまで成長するものもある
その一粒に組み込まれた膨大な遺伝コード
そこに人は宇宙そのものを垣間見た
ヨガや運動、瞑想や調息の重要性を図解した参考文献の中で杉浦康平氏の「宇宙を呑む」という本がある
アジアに残された宗教画を杉浦氏がデザインという観点から読み解いているので物凄くわかりやすいです
曼荼羅の絵の表す意味だったりを日常の中で知る機会なんてないっすからね
併せて「かたち誕生」もかなりオススメです
残された絵から読み解く意図
一枚の絵の見方や解像度が大幅に変わる
徹底的に深掘りしていく先人たちの偉業を前に途方もないこの道のりに絶望しながらも読み進めていく
こんな山もあるんだぞと落としてくれる存在には感謝しかない
はい全然まだ甘いよと勝手に叱られた気分になる。笑
一時的な点で見るんじゃなく人生という道で見るとその先が楽しみでしょうがない
だから今日という一日で何ができるかどうか
その一つ一つにかかっている
じゃあ毎日可能性しかないっすよね←超超単純思考
難しく考えても答えなんてない
目を見張るような圧倒的な行動量
その時代の中の知の巨人 南方熊楠の歴史と偉業を思えばもうやらなきゃなとなる
世界大博物図鑑シリーズを刊行した時の荒俣宏の伝説を思えばそこまでやらなきゃいけないんだとなる
そういう変態にこそ人は集まるし憧れもする
そんなこんなで子どもたちを起こす時間でーす
今日はもう少ししたら出張で島根の石見美術館に向かいます
明日から始まるCOSMIC WONDERへの取材を前に今行われている展示「コズミックワンダーと工藝ぱんくす舎 ノノ かみと布の原郷」を観に行きます
同時開催中のファッション イン ジャパン1945-2020-流行と社会も楽しみだなぁ
明日は美山、明後日は三重と移動続きですがいい映像とインタビューを撮れるよう動いて行きますよ
この後7時からは新月恒例のうつしきオンラインにてyasuhide onoの作品掲載です
ご縁のある方は是非覗いてみてくださいね
福岡に戻ったらすぐに いびつ 佐々木雄一展の準備だぜ
世界の終わりとハードボイルド ワンダーランド
コツコツと進めて行きましょう
今日も最高な一日を