「ゆるさとは何か?」を考える
いびつ店主 佐々木 雄一 展 初日
展示のディスプレイもばっちりとキマる
本当に沢山の作品を作ってくれたので見応え満載です
昨日、佐々木雄一こと”たいしょう”が展示在廊の為にやってきた
佳王理も含めて知り合って18年間という月日
共有する時間が長ければ長くなるほど共通体験が増えていくこともあり話に拍車がかかる
お互いがここに至るまでの苦労だっだり
物作りに対する考え方だったり
お店を運営する上でのことだったりと抱えている問題?が割と共通しているということもある
昨日のメイントピックは「ゆるさとは何か?」を考える
それぞれみんな自分ではゆるいと思っているけど人から見たらゆるくないと思われるのはなぜか?
じゃあ、自覚している自分という認識と他者から見たあなたというのは結構乖離してるのかもしれない
人から見たら努力という言葉で片付けられてしまうことが、本人にとってはただ興味や好奇心の追求だったりするし
ゆるいって言葉の定義も難しいよね
そもそも変化するものに対して言葉で定義することは限界がある
それでも少しでも相手のことを知りたい解り合いたいから言葉にするのだ
ゆるさに対してどこか線引きしている部分というのは確実にあって
決してただゆるゆるしてるのとはまた違う
締めるところできちんと締められることだったり
バチっとスイッチを入れられるかどうか
そこは大事になってくる
抜くところと入れるところというのはその場面や状況によっても変わってきますからね
今読んでいる「戦争と読書 水木しげる出征前手記」という本
この本の内容が壮絶すぎて、、
戦時中のことや正直今まで水木しげるという人のこと漫画家ということ以外に何にも知らなかったと反省している
生きるということと向き合いながらそれでもいつ戦争が終結するのかわからない状況だったり命が常に晒されている状態を考えると想像を絶する
そんな先人偉人の屍の上に僕らは立っていると言っても過言じゃない
「画家だろうと哲学者だろうと文学者だろうと労働者だろうと、
土色一色にぬられて死場へ送られる時代だ。」
ここからも当時の状況が目に浮かぶ
だとしたら戦時下を思えば今のように恵まれた状況をどう生きるか?
常に問われるのはそこの部分
死からは誰も逃れらなれない
死の反対は生であり
生の根源は産み出すこと
人が生きる上で大切なこととして一人一人が創造人であることを思い出す
その創造物が誰かの心を動かすかもしれない
何がどう作用するかなんてわからないもの
それを伝えたり届けたりも創造の一種だし
ここにそれぞれの表現の違いがあり自由がある
僕らには抑圧や怒りでさえも作品として昇華することができるのだ
それを思えば先は明るいっすよね
そんなこんなで子どもたちを起こす時間でーす
ゆるさから戦争までとかなり幅広く飛んでしまった内容だな
あいにくの雨模様
雨の日の光はそれはそれでいいんですけどね
今日明日と在廊中のたいしょうがお店でコーヒーを振舞ってくれますよ
いびつスタイルを是非味わいに来てください
どんな一日になるのかなぁ
今日も変わらずコツコツ手を動かす
最高な一日を
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◯ いびつ 展 ◯
2021年4月17日(土)-4月24日(日)
※期間中休みなし
作家在廊日
17日(土)・18日(日)
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🐃うつしきwebsite更新ごと🐃
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