僕らは”わかりあう”ということが本当にわかっているのか?

 

九月も終わる

 

時間はあっという間に過ぎていく

 

歳を重ねるごとにその速度は加速する

 

一年前の自分と何が変わったのか

 

そして何が変わっていないのか

 

周りの環境や関わる人はどうだろうか

 

そういう一つ一つを確かめながら

 

今目の前を大切にする

 

内側に抱えるたくさんの自分

 

状況に応じて色々な感情を内包している

 

今日はこの世界の分かり合えなさについて考えてみたい

 

世界には色々な趣味趣向、政治思想、多種多様な価値観の人たちがいる

 

LGBT、ダイバーシティ、ルッキズム、ポリアモリー、パンセクシュアル、トランスジェンダー、性多様性、異常性癖、児童ポルノ、サイコパス、アナキズム、マルクス主義、新自由主義、全体主義、個人主義、お金教、右翼、左翼etc

 

そして普通を押し付けあう狂気

 

自分の立場が正しいという固定化された常識という名の偏見

 

色々な問題をみんなで協力して乗り越えるしかない

 

だけど無意識のうちに自分の考えや感じ方、価値観を無理矢理押し付けあってしまう

 

果たして僕らは”わかりあう”ということが本当にわかっているのか?

 

私たちはこの地球という星を仮の宿としているに過ぎない

 

この人生は様々な経験を積むことにある

 

そうはいうても合わない人は合わないし

 

無理に合わせようとすることがストレスになっては元も子もない

 

だから趣味趣向や価値観が近い人に出会うことって奇跡的にすごいことだと思う

 

人はすぐ意味を求める

 

それが自分にとって役に立つかどうか

 

でも、むしろわからないということの方が大事だったりするから焦らない、急がなくていい

 

その人にとってのタイミングがある

 

「様々な問題を乗り越えようとすることになんの意味があるのか?」

 

「人生においてなんの役に立つのか?」

 

そういう人達の語彙の中には今経験しつつあることの意味や価値を語る言葉がない状態ともいえる

 

今までの人生経験、価値観では価値として認知されたことのないものを伝える時に

 

自身の語彙にない言葉だからそれがなんの意味があるかや役に立つかを自分で自分に説明することができない

 

ここが一つ大きな問題点

 

無知の知への自覚

 

図書館や本屋に行ったらありえないほど知らない領域があることで無知を自覚することが手っ取り早くできる

 

知ることで世界を拡張するのかそれともそのまま閉ざすのか

 

その選択は強制でもないので自由

 

一人一人に委ねられている

 

見たい景色だけを見る自由がある

 

それでも昨日知らなかったことが一つでも知れたら単純に僕は面白いし嬉しいと思うんですけどね

 

日常の中にも平凡と刺激的なことが潜んでいる

 

刺激的なことばかり求めてしまうと常に興奮を欲する状態となってしまうため新たな刺激を求めるループにはまってしまう恐れあり

 

アドレナリンが分泌されるから中毒性があるんですよね

 

何気ない日常を大事にできたらそれが一番尊いっす

そんなこんなで子ども達を起こす時間でーす

 

うつしきは今日からまた常設に戻ります

 

笑達さんと川井有紗さんの作品は引き続き見ていただけますよ

 

陶芸家の清水志郎さんからも作品が届いていたり

 

COSMIC WONDERやMITTANからも秋冬物の衣が届いています

 

物量MAXな状態でご覧いただけますよ

 

昨日から弟子志望のジョウくんカップルが宮古島から家探しに同行

 

新しい生活の拠点を観るのは楽しいもんですね

 

うつしきの平均年齢がまたグーっと低くなる

 

新鮮な風が舞い込むことを期待したい

 

さぁやることは盛りだくさん

 

コツコツ手を動かしていきましょう

 

最高な一日を

 

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うつしき 学びの場のお知らせ

 

露が草花に降りる頃、橙色の実で満ち溢れるうつしきの庭。菓子木の王者を今年はそのまま頂いたらお菓子としても食べたい。そう思い、学びの場第3回目は余韵さんをお呼びして柿を用いたお菓子作りをします。

 

余韵さんの“好きすぎて”という言葉が好き。好奇心赴くままに菓子と向き合う姿がとても清々しい。その好きの深さと細やかさが隅々まで行き届いているお菓子は静かに心と身体に染み渡ります。深みゆく秋を目一杯感じながら余韵さんの柿にまつわる”好き”を教えて頂く愉しい時間をご一緒できましたら嬉しいです。

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プロフィール

余韵(よいん)

佐賀を拠点に
植物性菓子を作るかたわら
伝統的な韓国菓子作りや
野草好きが高じて
和の葉の餅をひろめる活動をしている

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学びの場

〈柿を愉しむお菓子作り〉

柿のコンフィチュールを用いた
マフィンと冷たいデザートスープ

 

柿の保存方法とその活用方法についてお話しをして頂きます。その後、柿のコンフィチュールを作り、マフィンとデザートスープを作ります。小麦粉のマフィンは、米粉の場合や果肉を焼き菓子に用いる際のちょっとしたコツも教えてくださいます。そして出来上がり後、柿の葉茶と一緒に皆んなで召し上がりましょう。

 

※うつしきの柿を用いる予定の為、
柿の状態により内容を変更する場合があることをご了承ください

 

※柿の状態によってスープの出来上がりが変わる可能性がある為、写真はイメージとなります

 

日 : 10/10(日) 大人5名 子ども5名 (原則大人1名につき子ども1名)
10/11(月) 大人5名
※日曜日の参加について
お子さんとご一緒に参加していただけます
大人のみの参加も可能

 

席数の関係上、大人1名につきお子さま1名の参加とさせていただきますが参加者の状況を見てお受け入れが可能な場合もありますのでご相談ください

 

時間 : 13:30 〜2時間半〜3時間程度

 

参加費 : 5000円  子ども500円
※お振込み  受付後お知らせ

 

場所 : うつしき喫茶室

 

ご用意いただくもの:筆記用具、エプロン、タッパー、包丁、はさみ

 

服装:天候、柿の状態によりますが柿もぎの体験も検討しています。汚れてもよい服装、靴でおこしください。

 

お申込み方法
参加をご希望の方はインスタグラムのDM @__kaoriono__ にて下記内容をご連絡下さい。
(1)お名前
(2)人数
(3)当日連絡の取れる電話番号
(4)参加希望日

 

※お申込みは先着順とさせていただきます。
3日以内に順次お返事致します。
キャンセル待ち可能

 

※キャンセルをされる場合は以下キャンセル料が発生しますので、あらかじめご了承ください。
キャンセル料
2日前〜当日    100%

 

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🐃うつしきwebsite更新ごと🐃

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yasuhide ono | 小野 泰秀

五児の父 世界放浪の際にアクセサリー制作の活動を開始 2013年福岡県宮若市に移住 2015年9月新月より福岡県宮若市にて「うつしき」というギャラリーを始動 日本の美意識、東洋的価値観、装身具の持つ”心を装う”という機能を追求する

うつしき

暮らしと道具のあいだ

©yasuhide ono