千里の道もまずはその一歩から

 

様々な思いや悩みや感情が錯綜するこの数日

 

生まれた瞬間から人は死が約束される

 

その呪縛からは未だ誰も逃れることはできない

 

肉体を手放した先の未来を描いてる人たちが一定数いる

 

超人間主義、ホモデウス、トランスヒューマニスト

 

考え方としてはわかるんだけど死を超越した未来には全くもって惹かれない

 

死があるからこそ生が際立つ

 

生きる意志

 

生まれた国や環境や両親や生まれてくる子どもでさえ僕らは選ぶことができない

 

貧困や紛争地域に生まれる子はなぜそこに生まれる運命だったのか

 

これを説明することはできない

 

運命や宿命

 

命は運ばれるものなのか?

 

運命とはカルマというものの考え方に近いのかもしれない

 

興味がない限り僕らは学校教育で宗教の細かな内容を教わらない

 

世界中にたくさんの信者がいるのに

 

もし前世があると仮定してみる

 

前世の行いが今世に引き継がれてるとすれば?

 

今世は前世でのやり残したことを解消するカルマの清算にあたる

 

悩みのない人間なんていない

 

大なり小なりみんな抱えている

 

ここ数日来客が続く

 

宮古島から弟子が本格的に移住して来たり

 

東京からアシスタント時代にお世話になった先輩でありアトリエをシェアしていた森部さんが遊びにやって来た

 

デザイナーであり、古着に対する造詣が深く、焼きトンを愛する格闘家

 

同じく近所に移住して来たアトリエをシェアしていた帽子作家 花月日の大ちゃん家族と久しぶりの交流会

 

作家活動で食べていくことへの不安や悩み

 

これはすべての作り手が抱えている問題だろう

 

一生それで食べていける保証なんてない

 

そこは安定のない道のりだ

 

でもやればやっただけその反応というのが直接わかる

 

でも兎に角動き出さないと見えてこないのは事実

 

腹を決めて徹底的にやる

 

この徹底的の基準値を甘くしないこと

 

自分で納得するくらいやってるかどうか

 

人から見てもこいつやってんなぁと思われるくらいやってるかどうか

 

尺度なんてそれくらいなもの

 

自分に対する甘さが言い訳を生み出す

 

でも四六時中張り詰めてろなんてことではない

 

抜くところとやるところのさじ加減や塩梅が大切なのだ

 

優しさも過剰になればお節介になって重くなる

 

やることをやる

 

目先にだけ捕らわれていては長期的な視野がなくなる

 

誰かにケツを叩いてもらって動き出すのは最初だけ

 

あとは自分で自分のケツを叩き続けられるようにならないと

 

こっちの手も痛くなる←もちろん言葉としてのメタファーっす^^

 

やる気や動機やモチベーションを自炊する

 

千里の道もまずはその一歩から

 

愚直な根性論のようなんだけどその通りなんだよな

 

だから名言として今も腐らず残っている

 

他人のせいにせず自分が納得するくらいとことんやる

 

それをひたすら続けた先に見える景色っつうもんがあるのだ

 

そんなこんなで子どもたちを起こす時間でーす

 

やり始めの最初なんて集中体力が持続しないかもしれない

 

それでも続けていけば少しずつ体力がついていく

 

順序や段取りも大事なってくる

 

そういった一つ一つの事が思考体力だったりフィジカル的な体力を養っていく

 

それが環境に適応していくということ

 

反対に堕落しようと思えばどこまでも堕落できてしまうのも人の持つ性質

 

ゆるく楽な方に楽な方に流されてしまうんですよね

 

だから厳しさを持つって大事

 

その厳しさを外に向けるのは空気をピリつかせるのであんまりオススメしないっす

 

厳しさの矢印はどこまでも内向きに

 

地道なコツコツの積み重ねを大事にする

 

毎週金曜日更新のうつしきyoutubeチャンネル更新しました

 

 

振り返ってみた時にあの時はあんな展示だったなぁと思い返せる

 

儚い展示の記憶復活装置として機能する動画

 

これも自分たちにとっては大切な資産として溜まっていく

 

それぞれのやるべきことに集中して

 

今日も手を動かしていきましょう

 

最高な一日を

 

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yasuhide ono | 小野 泰秀

五児の父 世界放浪の際にアクセサリー制作の活動を開始 2013年福岡県宮若市に移住 2015年9月新月より福岡県宮若市にて「うつしき」というギャラリーを始動 日本の美意識、東洋的価値観、装身具の持つ”心を装う”という機能を追求する

うつしき

暮らしと道具のあいだ

©yasuhide ono