感覚を日々アップデートすることを意識する

 

五感

 

視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚

 

第六の感覚は映画シックスセンスで有名だが

 

最近では第七感と呼ばれるような感覚の存在もちらほら耳にする

 

ほぼ毎日する瞑想やヨガをして制作する日常の中で

 

ルーティーンのような日々だが色々な気づきがある

 

ヘルステックの凄まじい進歩の中

 

この先個人の感覚を数値化することが可能になってくるだろう

 

そうなった時にそれぞれ個体差がある五感を磨くためにはどうすればいいか

 

やっぱり色々と体験、挑戦することは大事だな

 

例えば味覚

 

コンビニの弁当とオカンの作るご飯だったり

 

回転寿しと高級寿しだったり

 

ジャンクとオーガニックだったり

 

色々な比較が体の中にある人ってその味覚の振り幅も深くなるんじゃないかなと思っている

 

ただし毎日高級フレンチを食べ続けたり

 

毎日ジャンクフードを食べ続けたりすれば

 

感覚がマヒしてしまうだろう

 

ここで大事なのは偏りが生まれると

 

自分のニュートラルな状態が解らなくなってしまうということ

 

自分の適正を知るというのは生きていく上で非常に重要なことで

 

そこから自分にとっての心地よいを知ることに繋がっていく

 

意識を向けて細胞が喜ぶことを考えてみる

 

一つの感覚を閉ざすと別の感覚が開くこともある

 

昨年うつしきで瞑想お食事会を開催した時のこと

 

目を閉じてご飯をきちんと咀嚼して食べる

 

それだけのことなのだが

 

視覚を閉ざしたおかげで味覚や嗅覚に集中することによって

 

素材一つ一つの味はもちろん

 

焼く、煮る、揚げる、炒める、蒸すといった調理法の違いにも意識が向き

 

それだけで今まで感じることの出来なかった豊かさを体験することが出来た

 

これを日常でたまにやると面白いですよ

 

展示の時とか美味しいご飯をご馳走になる時もたまに眼を閉じて存分に味わって食べる

 

世の中にはこんなにも美味いものがあるんだぁってなるから

 

自分の基準は佳王理さんの作るご飯

 

彼女の作るご飯も日々レベルアップしている

 

だから自分の感覚値も日々更新されていく

 

日常生活の質を上げ続けて生きたい

 

それは確実に作品に反映されるから

 

yasuhide ono | 小野 泰秀

五児の父 世界放浪の際にアクセサリー制作の活動を開始 2013年福岡県宮若市に移住 2015年9月新月より福岡県宮若市にて「うつしき」というギャラリーを始動 日本の美意識、東洋的価値観、装身具の持つ”心を装う”という機能を追求する

うつしき

暮らしと道具のあいだ

©yasuhide ono