興味人口を増やす

 

ここ最近の自分の中でのテーマとして興味人口を増やすというのがある

 

うつしきを始めて四年と少し

 

その中で解ったことを書いてみたい

 

お店では自分のアクセサリー作品や古道具

 

作り手の作品(服や陶器の器、木工作品、紙作品などなど)を扱っている

 

これらは全て僕自身が好きなものだ

 

好きなものだからこれいいでしょ!と薦めたくなる

 

美味しいものを食べたり、格好良い場所に行ったりすると家族や友達に伝えたくなることってありませんか

 

そんな好きなものを共有したいっていう感覚で今も変わらずいます

 

でも、古道具を買ったことがある人って日本の人口のどれくらいなんだろうっていう素朴な疑問や

 

陶芸家の器に関してもそう

 

服を買ったことがない人はいないだろうけど

 

狭い物好きが集まる世界の中でああでもないこうでもないと言った専門的な知識の応酬だけじゃ興味人口はなかなか増えていかない

 

 

じゃあ、お店としてどうあるべきかを考える

 

それはもうその良さを伝え続けるしかない!

 

という結構体育会系な結論に僕の中では今落ち着いています

 

でもそうなるとその伝え方っていうのが鍵になってくる

 

古着は確実にファッションの中に浸透したし

 

古道具ももっとインテリアの中に浸透したら面白くなると思っている

 

日本のヒップホップの歴史を観ているとそれがよく解るのだが

 

ひとつのシーンが浸透して定着し文化になる

 

文化の多様からそこにさまざまな考察が入り円熟し更に深まり細分化する

 

これもそのシーンの中の人たちが声を大にして伝え続けてきたからこそ文化となったのだ

 

だからこそこれからも地道にあちこちで自分の好きを伝え続けようと思うのです

 

好きが溢れる一日を

 

 

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yasuhide ono | 小野 泰秀

五児の父 世界放浪の際にアクセサリー制作の活動を開始 2013年福岡県宮若市に移住 2015年9月新月より福岡県宮若市にて「うつしき」というギャラリーを始動 日本の美意識、東洋的価値観、装身具の持つ”心を装う”という機能を追求する

うつしき

暮らしと道具のあいだ

©yasuhide ono