道徳ポリス クレーマー体質からの改善

 

事の成り行きから山香で迎える朝

 

八木さんの家でこのブログ書いてます

 

結局昨日のメンツのほとんどが移動して山香で打ち上げてる感じ

 

宮若から場所変えて山香で飲んでるみたいなものっすもん

 

毎日飲んで話してても勉強しかないこの時間

 

経験値なんて買ってでもしなきゃいけないなと思ってる

 

これをやるにはこれくらいの時間がかかるだろうと算出していく

 

それを見誤るくらい解らないことに対して挑戦して臨めるかどうか

 

展示に対してそれを見にきた人に伝えたい裏側

 

トラックに積み込む作業なんかなかなか見る機会ないですからね

 

この量ほんとに乗るの?!という家具たちをテトリスのように

 

どんどんと積み上げていく

 

その景色を見るとめちゃくちゃ地道だし超ストイック

 

この展示期間の数日を一緒に過ごして

 

八木さんくらい経験値高くしかも超タフな人ってなかなか出会ったことがない

 

空間に対する配置だったり

 

こだわるポイントだったり

 

瞬間的な判断力だったり

 

全体の空間把握能力や野生のカンだったり

 

その人のことを知らないと全然見えてこない部分

 

知ることにより深まるし自然とリスペクトが湧くものだ

 

うわべや表層だけでは絶対に見えてこない部分

 

昨日の演奏会終わりに届いた一通の非通知メール

 

その内容にみんな色々と考えさせられる

 

子どもたちがお店の前で焚き火をしていたことに対する苦情だった

 

それが危ないし主催者側がちゃんと管理しているのか的な内容

 

こればっかりはその場にいる人にしか解らないこと

 

状況の切り取り方で大きく変わってきてしまう部分

 

焚き火が始まった経緯もライターを使わずに火を起こせるかどうかという子どもたちの挑戦

 

なんとか原始的な付け方が成功して石を積んでかまどのようにまあるく積み上げる

 

万が一のために近くに水も設置している

 

演奏会中もスタッフや知人がその焚き火の近くで見張っている

 

それでもそれが危ないという人に対して僕らは何が言えるだろうか

 

自分が正しいという子ども教育倫理観の押し付け

 

刃物が危ないから有無を言わさず取り上げる大人のような

 

本来なら危ないから気をつけて使いなさいとその方法を教えるのが教育なのに

 

危ないの一点張りだと子どもの成長には繋がらない

 

危なさに対する想像力が異常に高いのか

 

自分の想像と子どもが出来るであろう現実が乖離しているのか

 

道具の使い方を早い段階で子どもに教えてやれば

 

その子は扱い方を早く覚えるのに

 

個人の正しさの押し付けは危うい

 

ここまで考えが違うとメールの返信しようがないというのが正直なところだ

 

夜焚き火の光と星空と虫の声と音楽

 

その中で焼き芋をして子どもたちが楽しんでいる

 

その景色を奪うのが教育だったり倫理だったするのであれば

 

それを残す子育てこそ僕らは尊重したいと思う

 

考え方の違いを無理してまで埋めようとも思わないし

 

合わないならそれでもいいと思っている

 

誰にでもいい顔の八方美人には僕らは正直なれないのだ

 

なんでも使い方

 

包丁が危ないと取り上げてその使い方を知らないまま育って

 

それで人を刺してしまう可能性だってある

 

それが危ないと解っていれば使い方を誤ることも少ないだろう

 

木登りも落ちるから危ないよと言えば済むし簡単なところ

 

危ないから落ちないように気をつけて登りなさいと

 

登り方を教えるのが教育だと思っている

 

挑戦する機会がどんどん奪い上げられてるんだなと

 

そんな一通のメールから考えさせられました

 

これで主催者側の配慮が行き届いてないだったりするのであれば

 

そもそも感覚が合わないのだろう

 

自分の価値観の正当性を言いたいだけの道徳ポリスにはなりたくない

 

そんなことを思うのでした

 

これは一意見なので違うと思う人も沢山いていいと思っている

 

マスクを強制的に着けるべきだという図式とおんなじだからね

 

正義の押し付けこそがその違いから争いを生む

 

その図式にはもう乗りたくないんですよね、、

 

違くていいし合わないならそれでいいじゃん

 

そこを無理に自分の価値観に強制的に合わせるのはやめてくんろd( ̄  ̄)

 

とそんなこんなで子どもたちを起こす時間でーす

 

クレーマー体質からの改善を個々人がしないと

 

国民総ツッコミの揚げ足取り社会が出来上がってしまう

 

それだけは勘弁したいな

 

考えや意見の違いを汲み取れるよう自分たちは在りたいと思うのでした

 

まあ人それぞれですからね

 

あくまでも僕らの考えだけの話なので勘違い要注意っす

 

何はともあれ最高な一日を

 

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おやすみ LIFT 八木 良介 展 最終日八木さんが舞台演出の中のbaobab演奏会 舞台をぐるりと囲むような円形の劇場 まさに空間サーカスな時間でした baobabの演奏会もほんと今まさに必要な閉塞感をブチ破る大人も子ども笑う素晴らしい時間となりました 喫茶室での高倉優仁子さんによるひとさら みんなの満足そうな顔に見てるこっちが嬉しくなりました ほんと関わる人たちのおかげで素晴らしい時間となり感謝いっぱいです うつしきは10月2日までおやすみを頂き3日よりMITTAN展を開催します それまでおやすみとなりますのでご注意くださいね 晴天の宮若市 まんまるな一日を◯ 9/28(月)おやすみ 9/29(火)定休日 9/30(水)定休日 10/1(木)おやすみ 10/2(金)おやすみ 10/3(土)MITTAN展

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yasuhide ono | 小野 泰秀

五児の父 世界放浪の際にアクセサリー制作の活動を開始 2013年福岡県宮若市に移住 2015年9月新月より福岡県宮若市にて「うつしき」というギャラリーを始動 日本の美意識、東洋的価値観、装身具の持つ”心を装う”という機能を追求する

うつしき

暮らしと道具のあいだ

©yasuhide ono