大枠の制定の話をしてる時にディテール説明はいらない

 

 

学び多い日々の有意義な時間

 

知らないことを知れるのはほんと面白い

 

今週末10日に堀口一子さんのお茶会で器を用意してくれる同じ宮若市の陶芸家 石原稔久さんが同じく陶芸家の安藤雅信さんを連れて来てくれました

 

シーンを牽引し続ける人たちの話というのは非常に興味深く面白いです

 

考え方だったりとどうしても文章にすると色々な見方をすることができてしまう

 

穿った見方もあれば足元を取りにいく見方もできるわけで

 

実際の本人の口から出る言葉が全てな訳であって

 

こんな若造相手に話を聞かせて頂いて嬉しいもの

 

地図の整理をする上で大きな世界地図を描こうとするときにめっちゃ細かな部分について話をされると話の根本が合わないようにそのトピックが何についてなのかをきちんと把握する必要がある

 

野次馬のチャチャにも文脈を踏まえたチャチャなら話は合うもののそこを無視した細かなディテールの話になってしまうとそこじゃないっ!と一蹴されるというのはよくわかる

 

日本人は自分たちの文化について言葉にしてこなかったというのはよく解る

 

言葉にせずとも伝わる感覚の方に重きをおいてきたというのもあるだろう

 

でもこれからはそんなことも言ってられない

 

ロジックの制定を常に迫られる

 

そしてより強固なロジックを求められるんだよなぁ

 

ロジックを作るのには文脈を知る必要があるわけで歴史を学ぶことが必須になる

 

いつだって先は長い深い言葉にならないくらい

 

だからこの仕事はずっと飽きない

 

知らないことは山のようにある

 

そことそこが結びついてるんだぁという発見

 

今また攻殻機動隊を見直していて未来を考える上でSFは外せない

 

押井守監督の考え方だったり当時の映画制作の背景だったり今をどう捉えてるかなんかは勉強になる

 

「押井守のニッポン人って誰だ!?」という書籍なんかはまさに日本人あるあるだよなぁと思うのです

 

昨日と同じように今日があり、今日と同じように明日が来る。

 

明日も変わらない今日が来ることを望むことこそが日本人のリアリティ

 

まさに格言

 

そして自分の気になる人を掘り下げていくと必ず松岡正剛さんにぶち当たる

 

ここに僕が編集工学を絶対学んでおかないといけないと思うんです

 

誰かの元で何かを学ぶって年を重ねていくと難しくなって来る

 

だからこそこの三十代半ばできちんと基礎を学びたい

 

そこで学んだ後のことを思うと可能性しかないと思うのです

 

でもそうなると寝る時間もったいない病が出てしまうから厄介なんだよなぁ

 

松岡正剛さんの師匠にあたる杉浦康平さんなんかは若いうちは無理ができるだけしておきなさいと言っていた

 

それを読むと自分もっとやらなとスイッチが入る

 

でもそれで体壊しては本末転倒なので無理がきく範囲内でのところで納めたい

 

心身の健康の範囲内で好奇心いっぱいで突き進む

 

生きてりゃ失敗もたくさんする

 

人間関係だったり言葉選びだったりのちょっとしたこともひっくるめて人生

 

うまくいってそうな人にだってその背景には何が隠れてるかなんてわかったもんじゃない

 

それでもきちんと毎日がやって来る

 

誰かのせいじゃなく自分の責任で生きていきたい

 

そこの根底は忘れてはいけないっすよね

 

そんなこんなで子どもたちを起こす時間でーす

 

あっという間だしやることたくさんだけど瞬間瞬間を噛み締めていきたい

 

うつしきは火曜と水曜は定休日です

 

なんでもバランスが重要でそのバランスは人それぞれ違う

 

そのバランスをきちんと見ながら突き進んでいこう

 

今日もコツコツ手を動かす

 

最高な一日を

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

yasuhide ono | 小野 泰秀

五児の父 世界放浪の際にアクセサリー制作の活動を開始 2013年福岡県宮若市に移住 2015年9月新月より福岡県宮若市にて「うつしき」というギャラリーを始動 日本の美意識、東洋的価値観、装身具の持つ”心を装う”という機能を追求する

うつしき

暮らしと道具のあいだ

©yasuhide ono