息を整え足元をみる

 

 

愛知県犬山市加藤家での朝

 

今日から始まる星月夜での2度目の展示

 

星月夜のギャラリースペースのかなり広い空間でどうディスプレイをするか

 

前回は古道具を持ってきて作品と古物の展示

 

今回はできるだけ削ぎ落としてシンプルに作品と鉱物で配置してみました

 

こってりカオスの中に秩序を見出すようなディスプレイを!とこの何年間か試みてきた

 

けど、シンプルに要素を減らして作品一点一点をしっかり魅せるディスプレイもやっぱり好きだなぁ

 

日本人の持つ美意識の中にある婆娑羅観と無常観

 

この二つの柱を行ったり来たりを繰り返しながら幅を持たせていく

 

得意なことを深掘りしつつ苦手にもアプローチする

 

深めながらも拡げていかねばと学びの日々です

 

昨夜、俊介さんと里奈さんが作ってくれたサムギョプサルがどえりゃぁうまかった

 

韓国から送ってもらったというマッコリも美味しかったなぁ

 

滞在先で食べる家庭料理からは学ぶことがたくさんある

 

今度家でも挑戦してみようと料理のレパートリーと生活の知恵が少しずつ増えていく

 

なんか最近感じることで心理と体感ってものすごく密接に関係しているなぁと思うことが沢山ある

 

例えば暗いところから見る明るいところはものすごく眩しい

 

明るいところに行くのには徐々に目を慣らす必要がある

 

反対に明るいところから暗いところはものすごく見えにくかったりする

 

目の構造の特性と心理の結びつき

 

ここに自分が外を見るときに他者と比較してしまい隣の芝生が青く見えるのなら自分は少し暗いところにいるのかもしれないと気づくことができる

 

反対に中庸が取れているのであればそのままを受け取れる

 

そうやって心の浮き沈みや些細な動きに注意していると面白い

 

どんな状況でも比較することなく状況を見ること

 

染み付いた偏見という色眼鏡を外すのっていつだってものすごく大変なんですよね

 

でもそれを外し続けてできるだけ無垢な眼で世界を見ないと

 

今はなんでも消費に繋がってしまう

 

誰かの恋愛や青春や夢ですら食い物のように消費される

 

焦らなくていいし人には人の歩む速度がある

 

早く走りたいなら走ればいい

 

自分に合う速度をはやく見つけること

 

個人的には長距離走者の心持ちでいつもペースを乱さぬように走っている

 

焦りはいつだって禁物だ

 

息を整え今日やるべきことをやるべし

 

そんなこんなで普段なら子どもたちを起こす時間でーす

 

 

 

 

来週土曜日24日よりうつしきにて始まる永瀬二郎展

 

取材の映像、インタビュー記事ともに更新しました

 

 

 

 

展示を前に二郎くんの作品作りに対する思いや考えを是非ご覧くださいね

 

そして完売していたうつしきオンラインでの追加作品更新のお知らせ

 

 

 

 

明日7月18日の0時に作品を11点更新します

 

7+1+8+0+1+1=18

1+8=9

 

今回は黄色の石を中心とした作品たちです

 

ご縁がある方は是非覗いてみてくださいね

 

今日はどんな一日になるのかなぁ

 

出逢い多き一日を

 

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🌜うつしき催し 永瀬 二郎 展 🌛

2021年7月24日(土)ー8月1日(日)
※期間中休みなし
作家在廊予定
24,25,26日 / 30,31,1 日

 

 

Comptoir Coin お食事会

 

 

7/24(土)満席

7/25(日)残3

12時開始
¥8,000

すべて永瀬二郎のアルミ作品で提供される8品のコース料理

 

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🐃うつしきwebsite更新ごと🐃

商品「花月日の作品を更新」
日記「好きを取り戻していく」
映像「木工家 督田 昌巳 展 ダイジェスト」
対話「- 督田 昌巳 [ 前 編 ] -」
商品「Hender Schemeの作品を更新」
映像「新緑」
対話「Millet 隅岡 樹里 」
楽学「学びの場 第二回目 [ 隅岡 樹里]」
映像「”Dear” 太田美帆」
商品「太田 美帆 アルバム『 嬉 々 』発売開始
対話「太田 美帆 」

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yasuhide ono | 小野 泰秀

五児の父 世界放浪の際にアクセサリー制作の活動を開始 2013年福岡県宮若市に移住 2015年9月新月より福岡県宮若市にて「うつしき」というギャラリーを始動 日本の美意識、東洋的価値観、装身具の持つ”心を装う”という機能を追求する

うつしき

暮らしと道具のあいだ

©yasuhide ono