表現と共感
展示初日、二日目を終え二日連続で寝坊した朝
昨夜の酒が残るぼーっとした頭をゆすり何書こう、、、
楽しい夜の反動っすね
書きたいことは山のようにある
文章を書くってほんと大変だしみんなすごいと思う
ルールが存在せずに制約が無制限なのがブログの醍醐味の一つ
ここに文字数の制限がある場合
以下の言葉を要約してください
「精神内部で違った方向に進む力と力がぶつかり合う状態」
正解は
「葛 藤」
反対にこの葛藤を長くする際に自分の言葉でうまく説明できるかどうかがその人の持つ語彙力ともいえる
よし、今日書きたいことが見えてきた
本を読むことによって得た「共感」という感覚について探ってみる
共感って作り手にとってものすごく繊細で難しい問題だといつも思っている
伝えたい意図がちゃんと伝わるって物凄く嬉しいし
けど逆に相手に自分の作品が共感されるとどこか麻薬のようでもあり冷静な判断ができないような強い依存を生み出すこともある
この共感に依存して飲み込まれた人もたくさん知っている
圧倒的で再起不能なくらいの攻撃力を持ってるんですよね
自尊心が高く疑わない人に多い傾向があります
でもこの共感問題ってかなり複雑でいい方にも悪い方にも取れてしまうことにある
例えばセンス至上主義の表現とポップで大衆を意識した表現
この辺って非常に難しい表現を考える上での命題ともいえる
両方をいい塩梅に取り入れるとバランス型として捉えられてしまう
センス至上主義をいなす例として
「やろうと思ったら誰にも媚びないものなんかできる」←じゃあ初めからやれよとなるのでダサい
「やろうと思ったらできるけどそれでは世に出られないからみんながわかる言葉でやっている」←軽いしダサい
センス至上主義の場合もっともっと尖っている
迎合する感じがないっていうのか
他者の評価に委ねずに自分の表現にその人が納得しているかどうかで判断している
でもその人たちにも生活がある
好きなことだけやって食っているのはそれだけで幸せだろう
時代とのマッチングから個人へのマッチングの時代
当たれば一発屋という時代は大衆が同じものに興味があった前時代のものと言える
だから表現者にとって今はいい時代でもあるが目的を数に制定すると難しいとも言えるんですけどね
表現者に言っておきたいことがある
散々好きな表現だけやっておいてそれで「売れない」とか言わないで欲しい
一番気持ちいいことをしてるんだから「売りたい」というなら最善を尽くして欲しい
作品を作って終わりじゃない
届け伝えてこそなんぼのもん
それでも矛盾承知の上でいう
誰にもわからなくていい表現を追求をし続けて欲しい
それは表現という性癖暴露大会で自分だけ興奮してる状態かもしれない
それを究極にまで突き詰めることを止めない
その結果作り手が一番興奮する表現を見せることに繋がる
そこから先は超コアな世界
ジャンル問わない異業種の人たちの支えになる存在となる
言葉にもポジティブとネガティブな側面の両方がある
普段からなんとなく感じている細かい感覚や自分の中で曖昧模糊としていた感情を文章で的確に表現された時、初めて自分の感覚として「共 感」するんすよね
対感覚というアンビバレント性
人間って非常に矛盾した生き物だから面白い
その対の極と極を探し続けるのが毎日の生活っすね
そんなこんなで子どもたちを起こす時間でーす
今日も祝日なんすね
展示の盛況ありがとうございます
笑達さんと有紗さんは作り手が一番興奮する表現を見せ続けている存在だしほんと尊敬する
毎日いい景色を見れて最高です
今日はどんな一日になるのだろうか
コツコツ手を動かしていきましょう
最高な一日を
笑達×川井有紗 作品展
「たまきはる」
2021年9月18日(土) – 9月26日(日)
13:00-18:00
※期間中休みなし
作家在廊予定
18,19日 / 25,26日
期間中の催し
○笑達 似顔絵会 @syotatsu_andnigaoe
9月19日(日)、25日(土)要予約
13:00-14:00
14:30-15:30
16:00-17:00
17:30-18:00
○millet食事会 @jurisumioka @millet_kyoto
9月25日(土)、26日(日)
12時半
5000円
要予約
○川井有紗 唄の会 @kawaiarisa_ens
9月26日(日)
開場 18時
開演 18時30分
金額 2000円
各催しのご予約は営業時間中に電話もしくはメール info@utusiki.com 宛にてお受けしていますのでご気軽にご連絡ください
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