全体主義に抗うための学問のススメ

 

 

 

 

勉強とは自己破壊である

 

勉強の哲学という本が良書過ぎたので今日の投稿はその本の感想をベースに考える

 

お笑いの技術を勉強してネタの自由度が広がると今まで十分面白かったはずのネタがありがちなパターンに過ぎないとわかってしまい笑えなくなる

 

自己流で歌っていた時の荒削りだからこその迫力が一念発起して真面目にボーカルレッスンを受け始めたらだんだんと失われていく

 

上の例はいい意味でも悪い意味でも勉強の効用と言える

 

ここ最近、言語の存在とは何か?

 

という問いを考え続けている

 

生まれたての赤ちゃんは言葉を知らない

 

成長する環境によって言語野の発達が変わるといえるだろう

 

環境というのは国によっても違うしそれぞれの家庭によっても違う

 

アメリカの子供はリンゴをappleとして理解するし

 

フランス語ではPOMMEだし、ドイツ語ではApfel

 

日本人はりんごやリンゴ、林檎として理解する

 

でもリンゴという単語を知らない場合だと

 

赤くて丸いもの

 

匂いを嗅ぐと甘くいい匂いがする

 

でもそれだと認識として共有できないので各国の言葉でリンゴと名付けられている

 

緑のリンゴなのになんで青リンゴって呼ばれてるんだろうとかの見た目と名称の素朴な疑問はありますけどそれは置いておいて

 

物質的な現実としての言語

 

脳内に生じるもう一つの次元としての言語の世界

 

私たちは言語と現実を結びつけることによって思考し行為しています

 

ではここで赤ちゃんにもう一度戻してみる

 

赤ちゃんは言葉をまだ持たない

 

それでも泣いたり笑ったりでオッパイちょうだい!やオムツ変えて!と大人とコミュニケーションを取れる

 

興味のあるところまでハイハイしたり音のなる方向に向かってみたり

 

じゃあ本能的ともいえる先天的部分と言語というのは切り離して考えられるのかもしれない

 

というのも言語は勉強という行為によって後天的な性質としてどこまでも広がったり深まっていくと考えられる

 

言語には現実(物質界)に縛られない自由がある

 

ここで言語の他者性について考えてみる

 

言語それ自体は現実(物質界)からは分離している

 

言語それ自体は現実的に何をするかに関係ない「他の」世界に属している

 

言語の他者性は環境による洗脳と環境からの脱洗脳の両方の原理になっている

 

例えばDVがあったとして

 

当事者から見えている景色と第三者から見えている景色ってものすごく大きな隔たりがある

 

でも当事者たちは環境や状況、相手に依存してしまうからいつからかそれ自体に慣れてしまいそれが当たり前になってしまう

 

第三者はそこに別視点を持ち込めるからそのアドバイスが環境からの脱洗脳の鍵になるんですよね

 

環境依存を変えるには環境そのものを変えなくてはいけない

 

もう一度言語について戻る

 

ここで一つ仮定として

 

人間は「言語的なヴァーチャルリアリティ」を生きている

 

そしてその中での言語とはを考えると

 

言葉は人間のリモコンである

 

言語に対する意識を深くすることで世界の見え方が変わるのは事実

 

普段の散歩でもあっ!あそこにオオバコがある!あそこにはヨモギがあるよ!あそこにはスギナがあるね!と名称と効能を知った上で見える世界と名称を知らずに雑草がたーくさんだねという世界では認識が違うのがわかるだろう

 

ということは名称を知ることは世界の見方を変えることに繋がるのでは?

 

これが勉強という自己破壊の効用ともいえるのです

 

世界の見方は人それぞれ違っていい

 

感じ方も違うのは当然のこと

 

それを同じ一定の価値観に当てはめることが全体主義という

 

僕はこの全体主義に抗うために学んでいるともいえる

 

政治とマスコミが上層部で結託して都合のいいニュースしか流さないことに問題がある

 

もっと踏み込んで調査しないといけないことなのにそれをなかったことにしようとする

 

目の前の日常に娯楽を与え続け忘れさせようとする

 

儲けるためならなんでもやろうとする国民のためという嘘

 

今まで名前の付いてなかったことに名前を付けること

 

例えば精神病なんていい例ですよね

 

昔はなかったのにそれに名前をつけて病気と診断し薬を飲ませる

 

病院に繋がれた患者をたくさん生み出すために食品添加物世界第一位の日本

 

ヤバたんヤバたん激ヤバたん( ´Д`)y━・~~

 

知らぬが仏で知らなかった方が良かったぁなんてことだらけっすよ

 

ここで虚無ることだってできるけどどうやらパンクス精神が今も健在のよう

 

だからみんなで勉強していきましょうねというのが心からの本音

 

そんなこんなで子どもたちを起こす時間でーす

 

ディストピア的に世界を見ようと思えばいくらでも見れる

 

でもその先は暗いし絶望しかないっす

 

小説なんかはいろんな世界の見方を提示してくれるからいいですよ

 

少しでも明るい未来を考えたい

 

身の回りを見回して考えれば可能性しかないもん

 

今夜また笑達さんと有紗さん、そして樹里さんがやってきます

 

それぞれの表現でできることをやる

 

現実から逃げないことって大事ですね

 

なーんか文章だけでみると内容が重いんですけど実際はそんなことないんですけどね

 

軽く軽くいきましょう

 

さぁ今日もコツコツ手を動かしてやるべきことをやる

 

最高な一日を

 

あっ!笑達さんと有紗さんの作品オンラインに掲載しています

 

早速求めていただいた方々ありがとうございます!!

 

また期間中どこかで掲載できればと準備していきます

 

 

 

笑達×川井有紗 作品展

 

「たまきはる」

2021918日(土) – 926日(日)

13:00-18:00

期間中休みなし

作家在廊予定

18,19 / 25,26

 

期間中の催し

 

笑達 似顔絵会 @syotatsu_andnigaoe

919日(日)、25日(土)要予約

13:00-14:00

14:30-15:30

16:00-17:00

17:30-18:00

 

 

○millet食事会 @jurisumioka @millet_kyoto

925日(土)、26日(日)

12時半

5000円

要予約

 

川井有紗 唄の会 @kawaiarisa_ens

926日(日)

開場 18

開演 1830

金額 2000

 

各催しのご予約は営業時間中に電話もしくはメール info@utusiki.com 宛にてお受けしていますのでご気軽にご連絡ください

 

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🐃うつしきwebsite更新ごと🐃

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yasuhide ono | 小野 泰秀

五児の父 世界放浪の際にアクセサリー制作の活動を開始 2013年福岡県宮若市に移住 2015年9月新月より福岡県宮若市にて「うつしき」というギャラリーを始動 日本の美意識、東洋的価値観、装身具の持つ”心を装う”という機能を追求する

うつしき

暮らしと道具のあいだ

©yasuhide ono