一番の敵であり味方は自分自身

 

 

人は生まれた瞬間に死が約束される

 

必ず死ぬから必死になる

 

死を意識することでしか生が際立たない

 

でも今死が日常から切り離されてしまっていると多分に感じる

 

明日も今日と同じように朝を迎えるとどこかで思ってしまっている

 

当たり前に迎えると思ってしまうそのせいで日常がボワついてしまう

 

それを牽制するためにメメントモリ(死を想え)という言葉がある

 

全ての命は繋がっている

 

今というのは大いなる連鎖の循環の中の一つでしかない

 

その一つ一つを切り離して分離してしまうからおかしい方向に向かってしまうのだ

 

地球を仮宿として今世を生きる

 

不合理で不可解なこの世界を生きる

 

遠くの問題と目の前の問題を切り離して生きる

 

だからといって四六時中「貧困問題と向き合え!!」といってるのではない

 

むしろその逆で徹底的に目の前と向き合うことでしか僕らは行動することができない

 

何か大きなことを変えたいというのはあさましかったりおこがましかったりもする

 

でも、出会いの中での関係性をよりよく築いていくことはできるかもしれない

 

目の前の人が困っていたら手を差し伸べることができるかもしれない

 

そのアクションによってその人が生きやすくなるかもしれない

 

この現実というのは全部がifの世界

 

もし、〇〇をしていたら

 

or

 

もし、〇〇をしていなかったら

 

究極はその二択を選択することの連続でしかない

 

もし、アクセサリーを作っていなかったら

 

もし、お店を始めていなかったら

 

もし、ファッションを好きになってなかったら

 

もし、今日あと10分早く起きていたら

 

もし、あの時あの言葉を言わなければ

 

もし、あの時あれをしていたら

 

僕らはたらればの世界を生きているといっても過言じゃない

 

あの時あれをやっていれば、、の後悔を減らすために生きている

 

やらない後悔を少しでも減らす

 

決意や決断というのはいつからでも始められる

 

志を立てることに遅いなんてことはないのだ

 

徹底的に自己対話を繰り返す

 

他人のことが気になってるうちは自分に集中できていない証拠

 

現状に満足して胡座をかいていてはその先の成長はない

 

昨日より今日、今日よりは明日

 

生まれ変わるハードルは高く

 

追うものは追われるものに勝る

 

その相手は自分自身

 

一番の敵はどこまでいっても自分なのだ

 

ギリシャのアポロン神殿に刻まれていた言葉で

 

汝自身を知れ

 

自分が無知であることを自覚せよということ

 

「自分の分をわきまえよ」という意で解釈されていたが

 

ソクラテスが「自分自身をよく知ることが基本だ」と解釈したといわれる

 

わかっているようで一番わかってない自分という存在

 

こいつと徹底的に向き合わんといけない

 

こいつからだけは逃げられない

 

いつでも見張られているし

 

死ぬまで付き合わないといけない

 

たとえ人前で表面を取り繕ってても自分にだけはバレしまう

 

誤魔化し続けてずっと生きていて

 

本当の自分がわからなくなってる人もいますからね

 

結局やるも自分やらぬも自分

 

全て自分に返ってくる因果応報

 

その分めちゃんこシンプルなんですけどね

 

それを複雑にしてしまうのも結局のところ自分自身

 

そんなこんなで子どもたちを起こす時間でーす

 

今日、明日と余韵の姜さんによる学びの場

 

今がまさに旬な柿を使ったお菓子作り

 

学んだ知恵を持ち寄ってシェアすることってほんと豊かっすよ

 

僕も明日から編集学校の「破」コースが始まる

 

また日常に編集課題が組み込まれる

 

考え方そのものを学ぶことと人の頭の中を覗けることは多様性を知る上でも勉強になる

 

死ぬまで勉強の連続っすね

 

わかるとかわる

 

その自分の中の変化こそが面白いんですよね

 

さぁコツコツ手を動かしていきましょう

 

最高な一日を

 

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🐃うつしきwebsite更新ごと🐃

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yasuhide ono | 小野 泰秀

五児の父 世界放浪の際にアクセサリー制作の活動を開始 2013年福岡県宮若市に移住 2015年9月新月より福岡県宮若市にて「うつしき」というギャラリーを始動 日本の美意識、東洋的価値観、装身具の持つ”心を装う”という機能を追求する

うつしき

暮らしと道具のあいだ

©yasuhide ono