好奇心をずっと絶やさない

 

 

川井有紗さんの三日間におけるレコーディングが無事終わりました

 

僕らにできることは何もなく

 

ただ録り終えるのを見守るだけ

 

それでも完成した作品は最高に素晴らしく

 

ここからCDとして形になっていく

 

12月のensでの展示の時にお披露目予定です

 

昨夜の打ち上げでも話していたことなんだけど

 

数年巻き戻れば有紗さんも作家としてアクセサリーを作っていて

 

勿論今も変わらず作っているんだけど

 

その表現の幅がどんどん広がっていき

 

今では歌を唄い曲を作っている

 

人の持つ可能性ってほんと面白い

 

職業として決めている訳じゃない

 

一人の人間

 

川井有紗としての生き様が表現そのもの

 

本来、人ってみんな何かしらの表現者であって

 

それをみんなに分かりやすいように肩書きや既存の枠に当て込もうとしてしまう

 

それが結果として表現の幅を決めてしまうことになるとしたらどうだろう?

 

仕事は選ぶものではない

 

自分自身で作り出すもの

 

興味や好奇心を突き詰めていった先に

 

必ず形となって現れる

 

始める前はみんな不安だ

 

これで大丈夫かな?と悩みは尽きない

 

それでも動き出さないと始まらない

 

人の目に晒され

 

様々な評価を受ける

 

「感動しました!」

 

「すごく良いもの見させてもらいました」

 

という賞賛の声

 

反対に

 

「見た目の割に高いね」

 

「どこどこに売ってそう」

 

「私にはちょっと地味かなぁ」

 

といった具合に肯定ではない声もある

 

ほんと人の意見や感想には色々な声がある

 

その声に潰れてしまう人もいる

 

それでも人の目に晒さない限り人の評価すら受けない

 

安全地帯にいるだけでは成長はない

 

賛否の否の声ってものすごく大事

 

批判に晒されることによって向き合えることもある

 

全員に伝わる表現なんてありやしない

 

受け取り方も人それぞれなんだもん

 

反対に賞賛の声というのは麻薬に近い

 

今まで自分がやってきたことが認められる

 

「これでいいんだ!」とその声に流されてしまうんですよね

 

一度その沼に嵌ってしまうとなかなか出られない

 

表現がその人たちさえに伝われば良いとなってしまうんですよね

 

その先に新しいことって生まれにくい

 

でも合わせにいくことって感覚をどこか大衆に迎合してしまうことにも繋がる

 

大衆に合わせられない人が世の大半だからその辺のバランス感覚って超絶に難しい

 

伝わる人にだけ伝わればいいという考えもあるし

 

反対にヒットメーカーたちは売れたこともないのにサブカル風情が何を偉そうに言ってやがるというようになる

 

ここに正解はない

 

メインがあればサブが発生する

 

でもサブがメインに取って代わる風潮というのも少なからずあった

 

そこには時代や時勢も関係してくるし

 

基軸をどこに設定するか

 

それだけなんすよね

 

人は居心地の良いところに安住していたい生き物ですからね

 

ここにも脳の特性であるホメオスタシスが働いてしまう

 

脳の動きに抗い続けることにこそ活路があるんじゃないかと最近では思うくらい

 

居心地のいいところから抜け出さないと

 

それは習慣でも一緒

 

やり慣れてることだけをやるのは簡単だし

 

そこを抗うことによって違う側面が生まれてくるのだ

 

その違う側面を増やすことが人としての厚みみたいなものを増やすことに繋がる

 

とそんなこんなで子どもたちを起こす時間でーす

 

何にでも興味を持つことって大事で

 

好奇心をずっと絶やさない

 

好奇心こそが独自の視点を生み出す

 

みんなが同じ中で人とは違う視点には価値がある

 

そんな見方あるんだ!と

 

俯瞰した視点と虫のようなマクロな視点

 

いろんな視点を行き来する

 

毎週金曜日更新のうつしきyoutubeチャンネル

 

今週のテーマは「雲」

 

 

 

何気ない自然も対象物を決めてやると側面が定まる

 

その精度や解像度を高め続ける

 

さぁ展示に向けてコツコツ手を動かしていきますよ!

 

最高な一日を

 

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yasuhide ono | 小野 泰秀

五児の父 世界放浪の際にアクセサリー制作の活動を開始 2013年福岡県宮若市に移住 2015年9月新月より福岡県宮若市にて「うつしき」というギャラリーを始動 日本の美意識、東洋的価値観、装身具の持つ”心を装う”という機能を追求する

うつしき

暮らしと道具のあいだ

©yasuhide ono