普通というのは自分基準の尺度かもしれない

 

 

朝なかなか布団から出られない

 

このもう少し寝てたい葛藤と二度寝してしまった時の罪悪感は朝一から精神的に悪い

 

自己肯定感と自己否定感

 

朝一からそこの鬩ぎ合いと向き合わざるをえない

 

人生とは選択の連続

 

その連続の繰り返しが習慣を生む

 

いい習慣と悪い習慣

 

いい習慣を伸ばして悪い習慣を減らすとこうやって書くのは簡単なこと

 

でも実際に行動するのは非常に難しい

 

ふとした時にスマホを見てしまったり

 

スマホ問題は作業に集中する面でかなり大きな侵害になる

 

ピロリンの音一つが集中を削いでしまう

 

作業部屋にスマホを持ち込まないなどすればいいものの

 

これに関しては向き合って考えないといけない習慣だ

 

金曜日にレコーディングを終えた有紗さん

 

12月の展示の取材のためインタビューを受ける

 

自分では普通と思っていることが人にとっては全然違うということってある

 

でも、外から見てどんなに変な人でも

 

その人自身は案外普通だと思っているものなんですよね

 

だから会話の中で感覚の擦り合わせをすることって大事なこと

 

僕の中では自分が一番普通だと思ってる

 

いや、、思っていた?

 

例えば、信号待ちの時早く道路を渡りたいから人をかき分けてでも前の方に行くという話をしたら、そこにいた全員がそれはないと言う

 

自分にとってはそれがごく自然な習慣で普通だと思ってたから

 

みんなは違うんだとその違いに自覚的になる

 

じゃあ、むしろ自分が普通と思ってるその感覚や行動って

 

実はみんな違うのかもしれないと

 

人からすると当たり前かもしれないことに気づかされる

 

どうしてもその尺度って自分の経験値によって決まってしまう

 

家庭環境や学校、社会といったコミュニティ内の習慣や価値観によって普通は形成される

 

映画「万引き家族」のように親の立場から万引きを強要されることを普通として育った子どもはそれが悪いこと知っていたとしても盗みを働く

 

そのことによって両親に褒められたり、家庭内に自分の居場所(パーソナルスペース)を築くことができる

 

世間的に見たらそれは悪いこと

 

環境変わればそれが褒められることになる

 

学校に行ったらその生徒分の家族が背景にはある

 

厳しい家庭もあれば優しい家庭もあるだろうし

 

今目の前にいる人の背景を無視することなんてできやしない

 

でも分かり合おうとすることってその見えない背景を汲み取ることにあると思っている

 

もし自分の価値観や尺度が正しいと思ってる人がいたら

 

その人の価値観からはみ出ることがあった場合受け入れることができない

 

そこに相互理解の道は閉ざされてしまう

 

価値観なんて揺らぎ続けるし

 

尺度だって伸び縮みするし変形するのだ

 

それぐらい曖昧なものとして捉えないと難しいっすよね

 

そんなこんなで子どもたちを起こす時間でーす

 

だから相手との違いを知るために人は学ぶのであって

 

そこを自分の価値観が正しいと正義の押し付けだけはほんと危うい

 

揺らいだり緩まったり

 

反対に硬くなったりと変形させる要素を持つことは大事っすね

 

うつしき撮影部隊は今朝山香デザイン室の小野さんの元へ取材に向かいました

 

一つ一つの作品ができるまでにも色々な背景がある

 

その背景を汲み取った上で作品を見るとまた違った視点が加わるから面白い

 

そんな想いで作られてるんだぁと作り手の頭の中を覗けるのです

 

さぁ、白日での展示も今週末に迫ってきました

 

残り数日をコツコツ追い込んでいこうと思います

 

目の前のやるべきことがはっきりしてる状態って楽

 

反対にボワついてしまうのって目標になるものがない時なのかもしれないっすね

 

作業しながらも頭の中はいろんな声が溢れてくる

 

一度瞑想して心を沈めなくては

 

今日も最高な一日を

 

 

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yasuhide ono | 小野 泰秀

五児の父 世界放浪の際にアクセサリー制作の活動を開始 2013年福岡県宮若市に移住 2015年9月新月より福岡県宮若市にて「うつしき」というギャラリーを始動 日本の美意識、東洋的価値観、装身具の持つ”心を装う”という機能を追求する

うつしき

暮らしと道具のあいだ

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