信仰の自由と現代の民藝とはを考えてみる

 

 

 

昨日は久しぶりの日帰り東京出張

 

移動してる時間の方が長い

 

家から空港まで車で約1時間

 

福岡から東京まで飛行機で約1時間半

 

羽田から首都圏へ約3〜40分

 

これらを往復する

 

いつまでこの生活ができるんだろうか

 

反対に移動が苦じゃなければ問題ないといえる

 

さて世間的にまた流行り病の感染が拡大しているとのこと

 

いつまで続くんだ?

 

感染したらそんなに大変なことになるのか?

 

株が変異するとワクチンが効かないならなんの為に打つんだ?

 

とツッコミたいこと山々なのですが

 

テレビの報道や政治家の方針を信じてる人にはそれが全てなのだろう

 

みんな自分の信じてるものを信じているだけのこと

 

その違いをどう受け入れるかが大切なことだ

 

宗教も自分の信じてる神を信じること

 

ここに自分の信じてる神こそが一番だ!と他の神を貶すことが宗教戦争の発端になる

 

これが争いの原因の一つ

 

信仰の不一致

 

確かに自分の好きなことや信じてることを誰かに貶されるとムカつきますよね

 

それがありとあらゆる状況で見受けられる

 

正義の暴走が全体主義やファッショ化を生む

 

僕らはもっと歴史を勉強しなくてはいけないようだ

 

過去にこういうことがあったのはこういう理由からでという事例を知ること

 

それは次に同じ轍を踏まないことに繋がる

 

学ぶって詰まる所そういうことなんだと思うのです

 

今回の目当てはCOSMIC WONDERの展示でした

 

毎度ながらここ本当に青山?と思わされる空間

 

流れている時間が違う

 

今回のコレクションもまた素晴らしい

 

届くのが楽しみだ

 

COSMIC WONDERの展示ではいつも偶然色々なお店の店主と遭遇する

 

今回はOUTBOUNDの小林さんやmmbooksの服部福太郎さんとみれいさんに会えました

 

短い時間だけどその交流の時間は非常に有意義だ

 

 そして短い東京滞在のもう一つの目的

 

日本民藝館で開催中の「美の標準」展を観にいってきました

美の標準 —柳宗悦の眼による創作 - 目黒区観光・防災ポータル-The Official Tokyo Meguro ...

 

民藝館に行くのは三度目のこと

 

正直未だに民藝がわからない

 

正確にいうと今の時代の民藝というのがわからないというのが正しいだろうか

 

古き良き日本家屋がもうなくなっていく中で

 

民藝館のような設えの中でみる物と

 

それを別の場所に持ち出して観た時にどう感じるのだろうか

 

柳宗悦の「民藝四十年」から気になるところを抜粋する

 

1無事の美

2日本の眼

3密意

 

・見処をつくろうとする作者の作為が何もない。たんなる手仕事なのである。

 

・柳が蒐めた民芸品をよく見てみると、そこには倦怠というものがない。疲れない、飽きてこない、いつもの価値がそこにある。超然としてるのではなくいつも平気なのである。作為から離れている、流行を意図しない、相手の目を意識しなかった。ただ相手の手を意識した。手が手を読みあった美。反復が自由に転じ、単調が創造に移る。

 

・5つの眼「奇数の美」、「貧の美」、「自在の美」、「即刻の美」、「閑相の美」

 

2022年に考える民藝の掲げる民衆の美とは?

 

これだけ多種多様な生活様式の中でこれだ!という言葉を置くことは難しいだろう

 

古い日本家屋で徹底して暮らしている人でもなければ

 

そのモノ自体がハレーションを起こす可能性もある

 

というのも今回のポスターになってる超格好いい壺

 

それをイケアの家具をレイアウトする部屋に置いていくとする

 

モノと空間の異質と異和が際立ってしまう

 

民藝館という場所だから成立するものということになってしまう

 

すると民衆の美として興った民藝が現代において極端な存在となるような気がするのです

 

まぁこの辺はもう少し時間を置きつつ論考を深めていきたいと思います

 

そんなこんなで子どもたちを起こす時間でーす

 

今週末からうつしきで始まるchikuni展

 

もう時間が経つのはあっという間

 

やることが次から次へ押し寄せてくる

 

みんなが来るから場を整えたり

 

展示のレイアウトの構成を考えなきゃいけなかったりと盛りだくさん

 

演奏会や学びの場の食事会もそうだし

 

ʕ•ᴥ•ʔ

 

っとバグりそう

 

まぁ目の前のことを一つ一つやるだけのこと

 

自分の世界を広くするのも狭くするのも自分次第

 

心の内を宇宙くらい深く潜っていきましょう

 

さぁコツコツいきますよ

 

今日も最高な一日を♡

 

……………………………………………………

🐃うつしきwebsite更新ごと🐃

……………………………………………………

 

 

 

 

yasuhide ono | 小野 泰秀

五児の父 世界放浪の際にアクセサリー制作の活動を開始 2013年福岡県宮若市に移住 2015年9月新月より福岡県宮若市にて「うつしき」というギャラリーを始動 日本の美意識、東洋的価値観、装身具の持つ”心を装う”という機能を追求する

うつしき

暮らしと道具のあいだ

©yasuhide ono